125.3 The Japanese are coming into...
For many people, one’s words and actual intentions do not always agree; in these situations in Japan, one’s superficial words are called tatemae, while one’s actual intentions are called honne. Although this distinction is not only found in Japan but is also prevalent in most other countries, (2)the Japanese people make use of it extensively, taking honne and tatemae for ( イ ) in daily life because it is considered a virtue not to directly express one’s real feelings and intentions. In intercultural affairs, however, this dichotomy can be a serious obstacle to communication because it creates confusion and misunderstandings.
[設問2] 下線部(2)で述べられていることの理由を答えなさい。
[設問6] 文中の空欄( ア )~( オ )に入る適切な一語をそれぞれ答えなさい。
[正答へのアプロウチ]
[設問2]
・because 以下に記されてゐる箇所が解答になります。「形式主語-眞主語(不定詞)の構文」と「分離不定詞」「不定詞の否定」を正しく讀み取ることが必要です。
[設問6]
・take ~ for granted 「~を當然のことと思ふ」
[解答(例)]
[設問2]
・自分の本當の感情や意嚮を直に表はさないことが美徳だと考へられてゐるから
[設問6]
・granted
[語句・構文等]
3.2 make use of ~ ~を使用する / ~を利用する [ju:s]
3.2 take ~ for granted ~を當然のことと思ふ
[意味把握チェック]
多くの人にとつてはことばと實際の意嚮とが常に一致するとは限らない。日本ではかうした状況ではうはべの(/表面的な)ことばが建前と呼ばれ、一方で實際の意嚮が本音と呼ばれる。この相違は日本だけでなく他のほとんどの國々でみつかるものであるが、日本人は日々の暮しで本音と建前と(の使ひ分け)を當然のことと思つて廣汎に使つてゐる。何故なら自分の本當の感情や意嚮を直に表はさないことが美徳だと考へられてゐるからである。しかしながら文化間のこと(がら)となると、この(本音と建前の)二分が混亂と誤解を生み出すため、意思疏通の重大な障碍となる可能性がある。
(※本文の解説は2013年1月14日付の拙稿を參照してください)