【所謂】割り切って思い切りシンプルにしたんだなぁ……【デュアルリコイルシステムやな】

上下二段式に近い形の油圧か空気圧式（軽量化ってなると窒素ガスとかの空気圧式かもしらん）復座機で衝撃吸収してるんだねぇ……

世界最軽量の榴弾砲【毎分10発！撤収まで3分！】ハンビー105mm自走砲ホークアイ/アメリカ陸軍


本邦でも、軽量戦闘車両システムの研究の一環でデュアルリコイル式砲塔（たびん、105mm戦車砲搭載の無人砲塔でパカパカ撃ちまくる奴）なんて開発してた気がするけど、アメリカはものすごく割り切ったの作ってますねぇ。

ハンヴィーのラダーフレーム前側にアウトリガを付け、（みたとこ、防護強化型だから軽量化も含め？）後部キャビンを取っ払ってフレームだけにした上で蓋したような構造の後部に引っ掛けるように取り付けているのでしょう。
でもって、衝撃そのものは折りたたみ式の底板みたいな構造を展開した部分で受け止める迫撃砲に近い形……じゃなきゃ、HMMWVのフレームだってテスト段階で折れちゃいそうな気がするゾ。

M1114で自重が倍増している事を考えると、キャビン部分とか大幅に削って105mの軽量榴弾砲乗っけて6トンあたりってことは、後部キャビンをまるごと捨てるとどんだけ軽くなってるのか何て考えるとシステム一式で3トンくらいで収まっているのかも知らんネ。


M119 105mm榴弾砲 砲撃訓練 (M119A3 & M119A2) - M119 105mm Howitzer Live Fire (M119A3 & M119A2)


L118のアメリカ採用モデルなんだが、ここからさらに色々と差っ引いていてマズルブレーキも見えないよなぁ……そのあたりも割り切るか、マズルブレーキでの性能低下も排除したのかも知らんね比較して考えると。