DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2022年09月10日 05時14分42秒 | 世界ボクシング

2022年9月第二週末の主な試合予定です(2022年9月10日から9月16日まで)。

10日 土曜日
三重県四日市市総合体育館
フライ級戦(10回戦):
前WBCライトフライ王者矢吹 正道(緑)対 タノンサック
 シムシー(タイ)

13日 火曜日
後楽園ホール
WBOアジア太平洋スーパーライト級戦:
王者アンディ 平岡(大橋)対 挑戦者アルビン ラグンバイ(比)

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あの試合から30年(WBAジュニアウェルター級)

2022年09月09日 05時31分10秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の1992年9月9日、日本武道館で行われた試合結果です。
WBAジュニアウェルター級戦(現スーパーライト級):
挑戦者モーリス イースト(比)TKO11回1分47秒 王者平仲 明信(沖縄)

この年の4月に、メキシコで同王座を獲得した平仲。それは日本人としては、1981年11月に三原 正(三迫)がWBAジュニアミドル級王座を米国で獲得して以来となる快挙でした。偉業を達成した平仲の初防衛戦に選ばれたのは、OPBF(東洋太平洋)タイトル保持者だったイースト。15勝(9KO)2敗の戦績が表すように、同級の世界ランカーとしては平凡な選手。一言でいえば、平仲の初防衛成功に選ばれた安全パイでした。案の定、試合は平仲が攻め続け、リードを保ちながら終盤戦に突入。しかし、気負い過ぎた平仲は明らかにオーバーペース。不用意なパンチを貰い続け、最後は比国人の一発に沈んでしまいました。

(伏兵イーストに、まさかの敗戦を喫した平仲。)

ダウン後、カウント内に立ち上がった平仲でしたが、足元が定まらなかったためレフィリーは試合をストップ。本場米国でのビックマッチ出場も期待されていた平仲だけに、あまりにも残念な敗戦でした。試合後、軽度ながらも脳内出血が発見された平仲は、イースト戦後を最後に現役からの引退しました。

イースト戦後は、元王者で、平仲の世界初挑戦を退けたファン マルチン コッジ(亜)との防衛戦/再戦が予定されていた平仲。その後は、当時のボクシング界の頂上に君臨していたフリオ セサール チャベス(メキシコ)との一戦に駒を進められるのでは!?との壮大な夢もありましたが実現せず。同級で世界に通じる日本人選手というのは稀なだけに、30年経った今でも、「残念」「もったいない」「悔しい」という言葉が頭を過ぎってしまいます。

(この姿をもっと長く見ていたかった...。)

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加納、地域王座の2階級制覇に成功(WBOアジア太平洋フライ級)

2022年09月08日 05時35分10秒 | 世界ボクシング

先週末3日・土曜日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋フライ級戦(王座決定戦):
加納 陸(大成)判定3対0(116-112、115-113x2)
井上 夕雅(真正)

*この春、前タイトル保持者山内 涼太(角海老宝石)が中谷 潤人(MT)の持つ世界王座に挑戦するため、保持していた同王座を返上。減量苦のために同級に転校してきた加納に、早速同級でのタイトル獲得のチャンスが訪れました。

両者の実績と、KO率(加納は40%、井上は約10%)の差から、加納の圧勝が予想されていました。しかし井上が、予想外の粘りを見せ試合は大接戦に。若きベテラン加納が僅差の判定勝利を収め、同タイトルの2階級制覇に成功。戦績を20勝(10KO)4敗(2KO負け)1引き分けにしています。

2022年9月8日現在の、フライ級のタイトル保持者は下記のようになります。

WBA(レギュラー):アルテム ダラキアン(ウクライナ/防衛回数5)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/3)
WBC(暫定):マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ/0)
IBF:サニー エドワーズ(英/2)
WBO:中谷 潤人(MT/2)
OPBF(東洋太平洋):ジーメル マグラモ(比/0)
WBOアジア太平洋:加納 陸(大成/0)
日本:ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安/3)

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木村、2つ目のベルトを獲得(WBOアジア太平洋スーパーフェザー級)

2022年09月07日 05時46分32秒 | 世界ボクシング

先月30日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーフェザー級戦(王座決定戦):
木村 吉光(志成)TKO12回2分29秒 
中川 兼玄(角海老宝石)

*本来なら今年のゴールデンウィーク中にフランスに乗り込み、世界ランカーのサミル ジアニ(仏)と対戦する筈だった木村。その試合のために、昨年の師走に獲得したOPBF(東洋太平洋)王座を返上していました。しかしジアニとの注目の一戦は、試合直前に突如としてキャンセルに。予定外の形で王座を失い(返上)、おまけにブランクまで作ってしまいました。

その鬱憤を晴らすというのでしょうか、木村は持ち前の強打で、攻める姿勢を止めない中川から5回、9回、そして最終12回にダウンを奪いゲームセット。自身2つ目の王座獲得に成功しています。

前IBF王者尾川 堅一(帝拳)が再起を表明するなど、好選手が揃っている現在の日本スーパーフェザー級戦線。今後、新王者木村とどのように絡んでいくかに注目です。

2022年9月7日現在のスーパーフェザー級王者のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:シャクール スティーブンソン(米/0)
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:シャクール スティーブンソン(米/2)
OPBF(東洋太平洋):力石 政法(緑/1)
WBOアジア太平洋:木村 吉光(志成/0)
日本:坂 晃典(仲里/1)

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やはりタイは鬼門(WBCミニマム級)

2022年09月06日 05時54分46秒 | 世界ボクシング

先月31日、タイで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
王者パヤン プラダブスリ(タイ)判定3対0(119-109、118-110、116-112)挑戦者田中 教仁(三迫)

*試合前から王者の防衛が予想されていた一戦。挑戦者は、その前評判を覆そうと初回から積極的に攻撃を仕掛けていきます。しかし、中盤以降は徐々に、徐々にと地力の差が出始め、パヤンがリードを保ったまま最終回のゴングを聞くことに。内容以上に開いた採点の結果、パヤンが3度目の防衛に成功しています。

田中の敗戦により、日本ボクシングコミッション(JBC)が公認したタイでの日本人選手が出場した世界戦の戦績は25敗1分に更新されることに。唯一の引き分けは、2011年の師走に向井 寛史(六島)が当時のWBCフライ級王者ポンサクレック ウォンジョンカム(タイ)に挑み、偶然のバッティングで初回負傷引き分けというもの。

2013年の夏に、江藤 光喜(白井・具志堅スポーツ)がコンパヤック ポープラムック(タイ)に判定勝利を収めWBAフライ級王座を獲得しましたが、暫定王座だったため世界戦としては数えられず。30年近く前にあたる1993年の春休み、WBCフライ級王者だったユーリ アルバチャコフ(協栄/露)が、圧倒的な強さを見せつけ前王者ムアンチャイ キティカセム(タイ)を撃退しますが、日本人ではないとして数に数えられていないようです。

江藤の件は、WBAの暫定王座増大の阻止の一役として賛同出来ます。しかし、ムアンチャイとの再戦以外、すべての試合を日本のリングで行った日本のジム所属だったユーリの勝利を数に入れないとは、理解に苦しみます。島国根性丸出しですね。

 

下記は2022年9月6日時点の最軽量級王者たちの顔ぶれです。

WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:パヤン プラダブスリ(タイ/3)
IBF:ダニエル バジャダレス(メキシコ/0)
WBO:谷口 将隆(ワタナベ/1)
OPBF(東洋太平洋):メルビン ジェルサレム(比/0)
WBOアジア太平洋:重岡 優大(ワタナベ/1)
日本:空位

*すでに日本王座を返上した重岡 銀次郎(ワタナベ)が、タイに乗り込み王座奪取!という大ニュースを近い将来聞きたいです!

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武居、期待外れの王座奪取(OPBFスーパーバンタム級)

2022年09月05日 05時12分44秒 | 世界ボクシング

先月26日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級戦:
挑戦者武居 由樹(大橋)TKO5回2分7秒 王者ピート アポリナル(比)

*昨年3月にプロデビューを果たしている元K1王者の武居。5戦目で迎えた初のタイトル戦で、ボクシングキャリアが4倍近くあるアポリナルを3度を奪うなどして終始圧倒。自身最長の戦いとなりましたが、まずは無難にタイトル奪取に成功しています。

現時点での戦力は、アジア圏の地域王者としては十分。将来性はそれなりにあると思うのですが、現状のボクシングでどこまで上に行けるかどうか。別の格闘技での経験があるため、勝負度胸はそれなりにあるようですが、まだまだボクサーとしては駆け出し状態ですね。基本能力が高いためか、教える側も基本を教え込んでいないように見受けられます。プロ5戦目でも、もっとしっかりとしたボクシングをする選手はザラにいます。

今回の試合のみを振り返ると、期待外れ、といった感じです。ロイ ジョーンズ(米)の真似だか何だか分かりませんが、ダンスをしている暇があるなら、そのパンチ力と体力を活かし、もっと手を出すべきでしょう。

少々厳しいコメントを書きましたが、武居が面白い存在であることは間違いありません。亀田 和毅(Try Box平成西山)や岩佐 亮介(セレス)等、日本国内の強豪選手たちの対戦が待たれます。

下記は2022年9月5日現在の、スーパーバンタム級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/防衛回数3)
WBC:スティーブン フルトン(米/1)
IBF:ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/3)
WBO:スティーブン フルトン(米/2)
OPBF(東洋太平洋):武居 由樹(大橋/0)
WBOアジア太平洋:井上 拓真(大橋/1)
日本:井上 拓真(大橋/0)

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WBO王座の昇格等など(色々:09‐04‐22)

2022年09月04日 05時44分44秒 | 世界ボクシング

最近(2022年9月4日ごろ)のニュースです。

1)今月24日に英国で予定されているヘビー級戦、ジョー ジョイス(英)対ジョセフ パーカー(ニュージーランド)の一戦は、WBOの暫定王座決定戦に昇格になりました。

2)デメトリアス アンドラーデ(米)が返上したWBOミドル級王座には、暫定王者ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン)がそのまま「暫定」の2文字を返上することになっています。

3)6月に尾川 賢一(帝拳)からIBFスーパーフェザー級王座を奪取したジョー コルディナ(英)。11月5日、アラブ首長国連邦のリングで、指名挑戦者シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン)を迎え保持する王座の初防衛戦を行います。

4)IBFスーパーフェザー級戦が組み込まれている興行のメインを張るのがWBAライトヘビー級王者ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)と、指名挑戦者ヒルベルト ラミレス(メキシコ)の一戦になります。ラミレスはスーパーミドル級から上がってきた選手なのですが、ビボルと比べてもその体格の大きさが顕著です。ガタイの良さで勝負が決まるわけではありませんが、ラミレスの巨体はビボルにとり厄介なものになるでしょう。

5)あと2週間を切ったサウル アルバレス(メキシコ)とゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)による注目の第3戦。私(Corleone)はゴロフキンの勝利を予想します。

6)先月末27日に行われた注目の元世界王者対決、ホセ ペドラサ(プエルトリコ)対 リチャード コミー(ガーナ)の一戦は、戦線の末10回引き分けとなっています。

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今週末の試合予定

2022年09月03日 05時33分37秒 | 世界ボクシング

2022年9月第一週末の主な試合予定です(2022年9月3日から9月9日まで)。

3日 土曜日
エディオンアリーナ大阪
WBOアジア太平洋フライ級戦(王座決定戦):
加納 陸(大成)対 
井上 夕雅(真正)

メキシコ
スーパーフライ級戦(12回戦):
ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)対 アルジ
 コルテス(メキシコ)

IBFライトフライ級戦(王座決定戦):
シベナティ ノンティンガ(南ア)対 エクトール フローレス(メキシコ)

4日 日曜日
米国カリフォルニア州
ヘビー級戦(12回戦):
元3団体統一王者アンディー ルイス(米)対 元WBA暫定王者ルイス
 オルティス(キューバ)

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プエジョがテーラーの後釜に(WBAスーパーライト級ほか)

2022年09月02日 05時12分44秒 | 世界ボクシング

今月20日、米国カリフォルニア州(上記とは別会場)で行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級戦(王座決定戦):
アルベルト プエジョ(ドミニカ)判定2対1(117-111x2、113-115)バティル アフメドフ(ウクライナ)

*つい最近まで同級の4つのベルトを保持していたジョシュ テーラー(英)。戦わずしてあっという間に3つのベルトを手放しています。英国人が保持していたWBA王座に就いたのは、同暫定王座を2度防衛してきたプエジョ。アフメドフより2倍以上あるキャリアを活かし、僅差ながらも明白な判定勝利。自身21戦目にして、念願の正規王座獲得に成功しています。

 

WBCスーパーライト級挑戦者決定戦:
セルゲイ リピネッツ(カザフスタン)TKO8回終了 オマール フィゲロア(米)

*本来ならこの日、元4階級制覇王者エイドリアン ブローナ(米)と対戦する筈だったフィゲロア。しかし試合直前に、ブローナーが不安定な精神面を暴露し出場を辞退。代わって同じ興行に出場を予定していたリピネッツと、WBC王座挑戦への出場権を賭け戦うことになりました。

直前の対戦相手変更の影響からか、2回にダウンを奪われるなどして全く元気のなかったフィゲロア。リピネッツの軍門にあっさりと下ると同時に、試合後、現役からの引退を表明を表明してしまいました。

フィゲロアとは対照的に、一攫千金のチャンスをものにすると同時に、約3年ぶりの勝利を収めた元IBFスーパーライト級王者。今後もベテランの奮闘から目が離せないでしょう。

 

下記は新WBA王者が誕生した、2022年9月2日現在のスーパーライト級の王者たちとなります。

WBA:アルベルト プエジョ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:空位
IBF:空位
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):近藤 明広(一力/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/2)
日本:平岡 アンディ(大橋/2)

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意見番(09‐01‐22)

2022年09月01日 05時12分44秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*やはり寂しいですね、一冊だけというのは...。

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