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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

長谷川、陥落

2011年04月11日 16時29分38秒 | 日本ボクシング
先週8日金曜日、神戸ワールド記念ホールで行われた試合結果です。
WBCフェザー級戦:
挑戦者ジョニー ゴンザレス(メキシコ)TKO4回58秒 王者長谷川 穂積(真正)

*昨年11月、2階級階級を上げて世界2階級制覇を果たした長谷川。3回終了時(3対0:29-28x2、30-27)まではリードをしていたものの、4回にゴンザレスの右をまともに食らいダウン。そのままTKO負けを宣告されています。

2年続けて4月に、4ラウンドで黒星を喫した長谷川。ボクシングがバラバラでした。バンタム級からの減量苦からは開放されたとはいえ、まだフェザー級の体、ボクシングは出来ていません。今現在、本人が認めるように一つ下のスーパーバンタム級がベストではないでしょうか。

今のボクシングでは、もしゴンザレスに勝っていたとしても王座は安泰ではなかったでしょう。

3度目の挑戦で、悲願の2階級制覇を果たしたゴンザレス。リカルド ロペス(メキシコ/元ミニマム級、ライトフライ級王者ですでに殿堂入り)のスタイルはまだしっくりとはまっていませんが、フェザー級の体格で試合に臨んでいました。

この試合、ゴンザレスがよかったというより長谷川が悪すぎました。

試合からのダメージは感じられなかった長谷川。今はまず生気を養いながら休養に励んで貰いたいです。
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衝撃デビュー、石田

2011年04月11日 04時15分39秒 | 世界ボクシング
先日9日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
ミドル級8回戦:
元WBAスーパーウェルター級暫定王者石田 順裕(日本)TKO初回1分52秒 ジャームス カークランド(米)

*昨年10月、メキシコで不運の判定負けを喫し保持していた暫定王座を手放した石田。
海外2戦目の試合でボクシング界を驚かせています。

今回石田が対戦してのは元世界1位で、これまで27戦全勝(24KO)勝利という怪物的な戦績を誇っていたカークランド。
石田はこの評価の非常に高い選手を2分弱で3度倒し、TKO勝利を収めています。

最初の2度のダウンは右、左の逆ワン・ツー。最後のダウンはワン・ツーで。3度とも2発目のパンチでダウンを奪っています。

石田の右は構えたところからストンと出るため、特にこの試合では非常に有効でした。

場所はボクシングのメッカ ラスベガス。階級は世界的にレベルが高いミドル級(両選手の主戦場は一つしたのスーパーウェルター級)。今後どのような路線が石田の前にひかれていくのか。非常に楽しみです。
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大毅、久々のKO勝利

2011年04月10日 08時39分40秒 | 世界ボクシング
今月2日、沖縄県立武道館で行われた試合結果です。
バンタム級10回戦:
亀田 大毅(亀田)KO4回37秒 ヘスス マルチネス(メキシコ)

*新年早々に保持していたWBAフライ級王座を返上していた大毅。今回が転級後初の試合。格下相手とはいえ、それなりのコンディションで試合に臨めたようです。

今回のKO勝利は大毅にとり2009年8月以来のものになります。今夏にもう一戦はさみ年末には世界2階級制覇挑戦を目論む亀田家次兄。個人的には日本の各地を転戦(特に北関東や東北地方で)しながら、じっくりと地盤固めに臨んでほしいです。
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今週末の試合予定

2011年04月09日 01時33分38秒 | 世界ボクシング
2011年4月第2週末の試合予定です。

9日 土曜日
後楽園ホール
日本スーパーフライ級戦:
王者佐藤 洋太(協栄)対 挑戦者河野 公平(ワタナベ)

日本スーパーバンタム級暫定王座決定戦:
瀬藤 幹人(協栄)対 玉越 強平(千里馬神戸)

ドイツ
WBOスーパーミドル級戦:
王者ロベルト ステイグリッツ 対 挑戦者コーレン ゲボア(共に独)

米国ネバダ州ラスベガス
WBAスーパーライト級暫定王座決定戦:
マルコス マイダナ(亜)対 エリック モラレス(メキシコ)

WBA+WBOライト級暫定王座決定戦:
ロバート ゲレロ(米)対 マイケル カツディス(豪)

スーパーウェルター級8回戦:
ジャームス カークランド(米)対 石田 順裕(日本)

米国ニュージャージー州
ヘビー級12回戦:
トーマス アダメク(ポーランド)対 ケビン マクブライド(アイルランド)


11日 月曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)+日本ウェルター級戦:
王者井上 庸(ヤマグチ土浦)対 挑戦者渡部 あきのり(協栄)

OPBF(東洋太平洋)スーパーミドル級戦:
王者清田 祐三(フラッシュ赤羽)対 ジョセフィ クワジョ(フィジー)


15日 金曜日
アルゼンチン
WBOスーパーフライ級戦:
王者オマール ナルバエス(亜)対セサール セダ(プエルトリコ)
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ウロダルチェク、フック、ヌジカム

2011年04月08日 04時00分31秒 | 世界ボクシング
先週末2日土曜日、ポーランドで行われた試合結果です。
WBCクルーザー級戦:
王者クリストフ ウロダルチェク(ポーランド)判定2対1(116-113、118-112、113-115)挑戦者フランシスコ パラシオス(プエルトリコ)

同日、ドイツで行われた試合結果です。
WBOクルーザー級戦:
王者マルコ フック(独)判定3対0(118-110x2、116-112)挑戦者ラン ナカシュ(イスラエル)

*最近活発に世界戦が行われているクルーザー級戦線。WBCで2度目の王座を獲得したウロダルチェクは指名挑戦者に競り勝ち辛くも防衛に成功。2度目の防衛に成功しています。

クルーザー級の活性化の第一貢献者のフック。代役を相手に、一昨年夏に獲得した王座の6度目の防衛に成功しています。


最後にフランスで行われた試合結果です。
WBA暫定ミドル級戦:
王者ハッサン ヌダム ヌジカム(カメルーン)判定3対0(119-109、119-110、116-110)挑戦者ジョバンニ ロレンゾ(ドミニカ)

*5回にダウンを喫したヌジカム。しかしそ例外は王者が圧倒していた模様です。王者はこれが初防衛戦。挑戦者は3度目の世界挑戦も失敗に終わっています。
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コンセプシオン、陥落

2011年04月07日 03時57分33秒 | 世界ボクシング
先週末2日土曜日、パナマで行われた試合結果です。
WBAフライ級戦:
挑戦者ハーマン マルケス(メキシコ)TKO11回開始 ルイス コンセプシオン(パナマ)

*試合はコンセプシオンの負傷のため、11回開始早々にレフェリーストップ。マルケスが敵地で番狂わせを演じています。

計4度のダウンが見られたこの試合。試合内容も大激戦そのものでした。まず攻勢に出たのが王者。いつも通り相手を飲み込むように初回早々にダウンを奪っています。しかし同じ回、マルケスがサウスポーからの左ストレートをストンと合わせお返しのダウン。この回ですでにコンセプシオンの防御の悪さが眼につくようになります。

続く2回、マルケスは左ストレートに続き右フックを合わせ始めます。試合全体を通じて眼についたことなのですが、パナマ人が少々むきに打ち合いにいき、不用意なダメージを重ねていくことになります。

この試合、3度目のダウンは3回に起きます。マルケスが左アッパーから右フックを返しコンセプシオンを倒します。その後の挑戦者の追撃も凄く、レフェリーによってはこの回で試合を止めていたでしょう。ダウンは1度でしたが、私(Corleone)は10対7でマルケスにこのラウンドを与えています。

マルケスは攻撃の的をボディーにも広げています。5回にはボディー攻撃でコンセプシオンの動きを止めています。コンセプシオンも必死に打ち返すのですが、前半のダメージを引きずっているため足に力が入らない状態。逆にマルケスはガードを固めながら上体を振り、回を重ねるごとに調子をあげ、ポイントを広げていきました。

4度目のダウンは10回。意地になって前に出てきたコンセプシオンに右アッパーを当てダウンを追加。結局はこれが駄目押しとなっています。

私の10回終了時までの採点は98対89で挑戦者。コンセプシオンのパンチ力を考えると逆転の可能性も無くは無いと思いますが、非常に少ないものだったでしょう。

意外な形で王座と決別したコンセプシオン。4度目の王座の防衛に失敗しています。2度目の世界挑戦で王座奪取を果たしたマルケス。日本での防衛戦もあるかもしれません。

凄い試合でした。
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八重樫、細野、岡田

2011年04月06日 03時49分33秒 | 日本ボクシング
先週末2日土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者八重樫 東(大橋)判定3対0(100-91、99-91、99-92)挑戦者田中 教仁(ドリーム)

日本フェザー級戦:
王者細野 悟(大橋)TKO3回1分25秒 挑戦者安田和芳(ナックルスポーツ)

日本スーパーフェザー級戦:
王者岡田 誠一(大橋)TKO9回11秒 挑戦者阪東ヒーロー(フォーラム)

*後楽園ホールに、大橋ジムの誇る3名の日本王者が登場。スーパーフェザー級戦は接戦。最軽量級、スーパーフェザー級は王者がほぼワンサイドで勝利を収めています。

11ヶ月ぶりの実戦を行った八重樫は3度目の防衛。昨年11月に王座を獲得した細野はすでに2度目の防衛。そして今年1月に王座を獲得したばかりの岡田は初防衛に成功しています。
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色々(04‐05‐11)

2011年04月05日 04時02分15秒 | 世界ボクシング
最近(2011年4月5日ごろ)のニュースです。

1)昨年師走、WBOクルーザー級王者マルコ フック(独)を王座転落寸前まで陥れたデニス レベデフ(露)。5月22日にロシアのモスクワでビックネームと対戦します。この日レベデフと対戦するのはかつてのスーパーマン、ロイ ジョーンズ(米)。

2)先月25日、WBCフライ級王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)が今年3度目の無冠戦に登場。インドネシアのモハマド ヌーフェイド(Nurfawaid)に5回TKO勝利を収めています。

3)そのポンサックに標準を合わせているのが元WBCライトフライ級王者のエドガル ソーサ(メキシコ)。先週土曜日堀川 謙一(SFマキ)を8回TKOで破り、保持するWBCフライ級のインターナショナル王座の2度目の防衛に成功しています。

4)WBCライトフライ級王者ヒルベルト ケブバース(メキシコ)の2度目の防衛戦が決定しています。ケブバースは今月30日、同国人のエイドリアン ヘルナンデスとメキシコ国内で対戦します。

5)IBFでスーパーフライ級の王座に返り咲いているクリスチャン ミハレス(メキシコ)。来月14日、マリク ブージアン(仏)を相手に初防衛戦を行う予定です。

6)当初、今週土曜日9日にWBA王者ディミトリ サルティソン(独)との王座統一戦を予定していたWBOスーパーミドル級王者のロベルト ステイグリッツ(独)。その試合はサルティソンの負傷のために中止になっています。ステイグリッツは同日、コーレン ゲボア(独)を相手に、保持するWBO王座の防衛戦を行います。

7)今月2日、世界挑戦を見据えて保持していた日本フライ級王座を返上した清水 智信(金子)が無冠戦を行っています。清水はタイのペットエーク シットゴーポンカーンピムに4回TKO勝利を収め勝利を収めています。
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セグラ、圧勝

2011年04月04日 03時15分57秒 | 世界ボクシング
先日2日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBOライトフライ級戦:
王者ジョバンニ セグラ(プエルトリコ)KO3回1分39秒 挑戦者イバン カルデロン(プエルトリコ)

*昨年8月以来の両雄による対戦。前回以上に一方的な試合展開でセグラが勝利を収めています。

試合開始早々からボディーに攻撃を集中したセグラ。これまでなら対戦者を持ち前のスピードと技術でさばいていったカルデロン。しかしこの試合ではセグラに飲み込まれてしまいました。

変則的なボクシングをするセグラですが、防御技術とスピードでカルデロンに劣らず、リーチとパンチ力では勝っていました。最後はボディーへの連打でストップ勝ち。初戦で手に入れたWBO王座の初防衛に成功しています。スーパー王座に昇格していたWBA王座はすでに放棄。今後はフライ級に主戦場を移していく見込みです。その変則さに強さと巧さを加えたセグラ。今後の更なる活躍が期待できそうです。
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大橋が王座に復帰

2011年04月03日 09時23分21秒 | 日本ボクシング
先月27日日曜日、愛知県刈谷市あいおいホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級王座決定戦:
大橋 弘政(HEIWA)判定2対1(117-111、115-113、114-115)ジュンリエル ラモナル(比)

*ちょうど1年前、現WBA王者下田 昭文(帝拳)に同王座を奪われた大橋。比国の新鋭に苦戦するも僅差の判定をものにし、王座返り咲きに成功しています。

現在のスーパーバンタム級はWBA下田、WBC西岡 利晃と帝拳勢が王座を牛耳っています。この2王者との距離をどれだけ縮める事ができるか。それが2011年の大橋の課題でしょう。
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