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今年もやってるやってる~

ガルシアの代役が2階級制覇(WBCライト級:暫定王座)

2021年07月20日 05時50分07秒 | 世界ボクシング

今月9日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCライト級王座決定戦(暫定王座):
ジョセフ ディアス(米)判定3対0(117-110、116-111、115-112)ハビエル フォルツナ(ドミニカ)

*本来ならこの日、今年1月に同王座を獲得していたライアン ガルシア(米)にフォルツナが挑む予定でした。しかしガルシアがうつ病のために戦線離脱。ガルシアに代わってディアスがフォルツナと対戦する事になりました。

一進一退の攻防が繰り広げられた一戦。パンチの的確性で上回ったディアスが判定勝利を収め、IBFスーパーフェザー級王座に続いて2階級制覇に成功しています。

暫定ながらも2つ目の世界王座を獲得したディアス。この選手はこれまでに、フェザー級、そしてスーパーフェザー級の世界戦でそれぞれ一度ずつ前日計量に失敗した経験があるプロ資格のない選手です。しかも秤の上で失ったIBFスーパーフェザー級戦が行われたのは今年の2月。まだ半年も経っていません。そんな選手をこれまで戦ったことのないライト級の初戦で世界戦に出場させるとは。酷い団体もあったものですね。

 

下記は新WBC暫定王者を含めた、2021年7月20日現在のライト級の王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):テオフィモ ロペス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/1)
WBA(暫定)ローランド ロメロ(米/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/3)
WBC(暫定):ジョセフ ディアス(米/0)
IBF:テオフィモ ロペス(米/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/6)


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