DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(スーパーミドル級)

2008年02月24日 23時16分34秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2008年2月24日現在のスーパーミドル級王者たちです。

WBAスーパー:ジョー カルザゲ(ウェールズ)
WBAレギュラー:アンソニー マンディン(豪)
WBC:カルザゲ
IBF:ルシアン ビューテ(カナダ/ルーマニア)
WBO:カルザゲ
OPBF(東洋太平洋):ウェイン パーカー(豪)
OPBF暫定:クレイジー キム(ヨネクラ)

残念なのは、4月に行われる「カルザゲ対ホプキンス」戦にカルザゲのスーパーミドル級王座が賭けられていないないこと。昨年7月のロナルド ライト(米)戦では、スーパーミドル強2ポンドの体重でリングに上がったホプキンス。スーパーミドル級でも十分力が発揮出来ると思うのですが。この試合、ジョーさんの有利だとは思いますが、試合後、両者がどんな路線を歩んで行くかにも大変興味がわきます。
今週中に2つの世界戦が予定されている同級。まず水曜日に、マンディンが同国人ネイダー ハムダンと防衛戦。そして金曜日には、カルザゲの後継者NO1候補のビューテが、元ミドル級王者ウィリアム ジョッピー(米)の挑戦を受けます。現在のビューテに必要なものはなによりも知名度アップ。
年内に引退と明言している名王者カルザゲ。カルザゲの継者争いの準備も整いつつあるようです。一番の目玉は、来月15日に行われるWBCインターナショナル+WBC王座挑戦者決定戦デニス インキン(露)対カール フロッチ(英)。ロシアの強打者インキンは32戦全勝(24KO)の戦績の持ち主。対するフロッチは22戦全勝(18KO)とこちらも中々。
WBAとWBOの1位に位置するのがドイツのユルゲン ブルーマー。ブルーマーも30勝1敗(24KO)と素晴らしい戦績の持ち主です。今後も同級は、欧州中心に回っていきそうな感じです。
アジアを代表するのが、暫定王座ながらOPBF王座の3階級制覇を達成したキム(27勝4敗23KO)。キムも上の3選手に対抗出来る力を持っている筈です。少なくとも7勝1敗(2KO)のパーカーより実力は上でしょう。
前王者ながら、まだ新鋭と呼んでもいいのがミッケル ケスラー(デンマーク)。唯一の敗北を喫した昨年のカルザゲ戦も、内容自体は非常に競ったものでした。敗れたとはいえ、ケスラー株は落ちていない筈です。すでにマンディンはケスラーの軍門に下っています。来年の今ごろは、ケスラー中心に同級が動いているかもしれません。
ケスラー登場以前に、デンマーク出身のボクサーとして注目を集めたのマッズ ラーセン。日本の専門紙にもよく名前が挙げられていました。昨年、約3年半ぶりにリングに復帰したラーセン。4連勝(と言っても8回戦4判定勝利)と実戦の感を取り戻しつつあるようです。ケスラー同様、ラーセンの今後の動向にも注目です。

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