今月1日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級戦:
挑戦者波田 大和(帝拳)TKO3回2分32秒 王者坂 晃典(仲里)
*14勝(13KO)2敗(1KO)負けの波田と、23勝(20KO)7敗(5KO負け)の坂という、勝っても負けてもほとんどがKO/TKO決着という選手同士による一戦。タイトル戦(日本ユース戦は除く)初登場となった挑戦者が、冷静に王者の攻撃を対処。3回に右フックでダウンを奪った波田が、その後の連打で一気にケリをつけてしまいました。
初の8回戦以上の試合で、タイトル奪取を果たした波田。2020年2月に、現世界ランカーである力石 政法(緑)にTKO勝利を収めた星が光ります。
地域王座で王座交代劇が起こったスーパーフェザー級。下記は2024年6月9日現在の、同級の王者たちとなります。
WBA:ラモント ローチ(米/防衛回数0)
WBC:オシャキー フォースター(米/2)
IBF:アンソニー カカーチェ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
WBO(暫定):オスカル バルデス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):波田 大和(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/0)
WBOアジア太平洋フェザー級戦:
王者藤田 健児(帝拳)判定3対0(116-111、115-112、114-113)挑戦者ロデックス ピアラ(比)
*今年の1月に、僅か6戦目でタイトルを獲得している藤田。10戦全勝(1KO)というKO率10パーセントのピアラを迎え初防衛戦を行いました。王者の快勝劇も予想されていましたが、お互いに偶然のバッティングでダウンをしたり、負傷したりと、少々荒れた展開に。最後まで、両者のボクシングが噛み合わず試合終了のゴングを聞くことに。藤田が僅差の判定で、王座を死守しました。
下記はこの試合が終わった時点(2024年6月1日)での、フェザー級のタイトルホルダーたちとなります。
WBA:レイモンド フォード(米/0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/3)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/2)