DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

モレル、順当に防衛回数と白星を更新(WBAスーパーミドル級:レギュラー王座)

2024年01月03日 05時42分43秒 | 世界ボクシング

先月16日、米国ミネソタ州で行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦(レギュラー王座):
王者デビット モレル(キューバ)TKO2回1分43秒 挑戦者セナ アグべコ(ガーナ)

*コロナ禍の真っただ中だった2020年8月に、プロ僅か3戦目で暫定ながらも世界のベルトを獲得したモレル。その後、戦わずしてレギュラー王者に昇格し、2流、3流選手たちを相手にしながら順当に白星と防衛回数を伸ばしてきました。

今回迎えたアグベコは、28勝(22KO)2敗(1KO負け)という素晴らしい戦績の持ち主ですが、実力はこれまでのモレルの対戦相手たちと同様のレベル。そんな選手をモレルは、本拠地であるミネソタであっという間に仕留めてしまいました。

初回からキビキビとしたボクシングで挑戦者を圧倒したモレル。2回中盤、見事なコンビネーションブローで一気にレフィリーストップを呼び込み事に成功。現在のボクシング界のスーパースターであるサウル アルバレス(メキシコ)の陰に隠れた存在とはいえ、WBA第2の王座の6度目の防衛に成功。戦績も10戦全勝(9KO)としています。

新年2024年はどこまでカネロ(アルバレスのニックネーム。スペイン語でシナモンという意味で、彼の赤茶の髪の毛の色を表しています)の対抗馬としての存在を高めていけるのでしょうか。

下記は2024年1月3日現在の、スーパーミドル級の世界と日本関連のタイトルホルダーたちとなります。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数7)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/6)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/6)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/2)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/3)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/4)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ユン デオクノ(韓国/0)
日本:帝尊 康輝(一力/0)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする