最近(2024年1月19日ごろ)のニュースです。
1)本来なら昨年の3月にタイで対戦する筈だったエリック ロサ(ドミニカ)とノックアウト CP フラッシュマート(タイ)。ロサはタイまで飛んだのですが入国できず。当然の如く試合は中止となりました。その後再三両者によるWBAミニマム級内での王座統一戦に向けての交渉がありましたが、結局は試合実現まで至らず。業を煮やした(?)ロサは、ついに保持していたWBAレギュラー王座を返上。今後はライトフライ級やフライ級での世界王座獲得を目指していく方針です。
伸び盛りの23歳のロサにとり、これ以上実戦から遠ざかるのはよろしくないかと。減量からも解放されるため、今後の上の階級での活躍を期待しましょう。
2)暫定王者時代から含めると、15連続防衛に成功しているフレッシュマート。最後に試合を行ったのは、2022年7月まで遡ります。ロサは昨年8月に無冠戦を行っており、その試合は8回終了TKO勝利を収めています。
王者同士の対決が無いまま解決してしまったWBA最軽量級内での並立王者体制。一応は一件落着と言っていいでしょう。これを機に、ただでさえ選手層の薄いミニマム級が無くなり、ライトフライ級に統合されれば良いと思うのですが、いかがなものでしょうか。
3)その最軽量級のWBO王座を保持しているオスカル コラーソ(プエルトリコ)が今月末27日、米国アリゾナ州のリングに登場。ニカラグアのレイネリス グティエレスを相手に、保持する王座の2度目の防衛戦を行います。
4)ジョナサン ゴンサレスとレネ サンチャゴのプエルトリコ人同士によるWBOライトフライ級内での王座統一戦が3月2日、当然の如くプエルトリコで行われます。
5)引退したと思われていたIBFバンタム級王者エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)が指名挑戦者西田 凌佑(六島)との防衛戦に向け動き出しています。日本での開催の可能性が高いとされる一戦ですが、西田の日本国内での一般的知名度というのは如何ほどのものなのでしょうかね?
6)197センチとスーパーウェルター級では超長身のセバスチャン フンドラ(米)。今春にもセルヒイ ボハチュク(ウクライナ)を相手に、2度目のWBC暫定王座を賭け対戦する見通しです。