DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ジャーメル チャーロが4冠王に(4団体スーパーウェルター級)

2022年05月20日 05時21分53秒 | 世界ボクシング

先週末14日・土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
4団体スーパーウェルター級戦(王座統一戦):
3団体統一王者ジャーメル チャーロ(米)TKO10回2分33秒 WBO王者ブライアン カスターニョ(亜

*昨年7月に大激戦を演じ、痛み分けの結果を残した両雄。10ヶ月のインターバルを経て、再び大接戦を演じてくれました。ファン、そしてボクシングファンを再び大熱狂させたチャーロとカスターニョ。一進一退の攻防は、米国人がより駆け引きが効くボクシングを展開し、徐々に、徐々にとライバルにダメージを与えていきました。前に出続けたカスターニョですが、最後はチャーロのショートフックとボディーで立て続けにダウンを喫し沈没。チャーロが4つの王座の統一に成功すると共に、ライバル戦に蹴りをつけました。

 

2022年5月20日現在のチャーロと、その他のスーパーウェルター級王者たちの顔ぶれは、下記のようになります。

WBA(唯一):ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):セバスチャン フンドラ(米/0)
IBF:ジャモール チャーロ(米/2)
WBO:ジャーメル チャーロ(米/0

OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ティム チュー(豪/0)
日本:川崎 真琴(RK蒲田/0)

*各団体のチャーロへの最短挑戦権を持つ選手は、WBCは暫定王者のフンドラ、IBFバカラン ムルタザリエフ(露)、そしてWBOはティム チュー(豪)となります。WBAは1位のイズライル マドリモフ(ウズベキスタン)と2位のミシェル ソロ(仏)に両者による再戦/指名挑戦者決定戦を行うことを命じています。スピードとスタミナがあるチャーロですが、パンチの当て感はそれほど優れておらず、また、タフネスにも少々問題があります。どの選手と対戦しても好試合/接戦となるでしょう。

コメント
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