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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

オコリー、指名挑戦者を一蹴(WBOクルーザー級)

2021年10月03日 05時57分23秒 | 世界ボクシング

先月25日、英国で行われた試合結果です。
WBOクルーザー級戦:
王者ローレンス オコリー(英)KO3回1分57秒 挑戦者ディラン プラソビッチ(モンテネグロ)

*全勝、そして共に高いKO率を誇る選手同士の対戦となった一番。オコリーが16勝(13KO)なら、プラソビッチのそれは15勝(12KO)。二人合わせると31戦全勝(25KO)と全く持って素晴らしい数字です。

強打者同士の一戦は、予想通りそれほど決着までに時間を要しませんでした。両者共に好コンディションを思わせた初回。挑戦者は2回、サウスポー(左構え)へのスイッチを繰り返しながら王者に対抗していきます。しかしその器用さが裏目に出てしまい、英国人のオーバーハンドライトを貰ってしまい脆くもダウン。その回は何とか生き延びたものの、3回にオコリーの振り回すような左をボディーに貰いあえなくKO負け。王者に初防衛を献上すると共に、自身初の黒星を喫してしまいました。

オコリーが怪物的な強打の持ち主なのか、それともプラソビッチが打たれ脆かったのかは分かりません。しかし万年地味な階級の同級にとり、オコリーはありがたい存在と言って良いでしょう。

 

下記は2021年10月3日現在の、クルーザー級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏/防衛回数2)
WBA(レギュラー):リャド メルウィー(コートジボワール/ベルギー/1)
WBC:イルンガ マカブ(コンゴ/1)
IBF:マイリス ブリエディス(ラトビア/0)
WBO:ローレンス オコリー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):ジェイ オペタイア(豪/0)
WBOアジア太平洋:カムシベク クンカバエフ(カザフスタン/0)

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