常にボクシング界をリードしている選手たちが頂点の一角に君臨しているウェルター級。2019年9月26日現在の同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA:マニー パッキャオ(比/防衛回数2)
WBC:ショーン ポーター(米/1)
IBF:エロール スペンス(米/3)
WBO:テレンス クロフォード(米/2)
OPBF(東洋太平洋):ベン サバ(豪/1)
日本:永野 祐樹(帝拳/1)
*WBAゴールド、WBCダイヤモンドは除外しています。
*しかしまあ、世界王者たちの顔ぶれが何とも凄いこと。この中でまずは今週末28日、ポーターとスペンスがそれぞれの王座を賭けて王座統一戦を行います。スペンス有利が予想されますが、その勝ち方次第では、彼がスーパースターの座を射止める可能性もあります。
今回の統一戦終了後、同級はどのような動きが見られるのでしょうか。現在ウェルター級最強と謳われるクロフォードは年内に防衛戦を予定。アジアの英雄パッキャオは、7月に行われたキース サーマン(米)戦以来音沙汰がありません。次にウェルター級が大きく動くのは来春になりそうです。
6年4ヶ月前になりますが、前回お届けした、2013年6月4日当時のウェルター級王者たちの顔ぶれは次のようになります。防衛回数は当時のものとなります。
WBA:ポール マリナッジ(米/防衛回数1)
WBA(暫定):ディエゴ チャべス(亜/1)
WBC:フロイド メイウェザー(米/1)
IBF:デボン アレキサンダー(米/0)
WBO:ティモシー ブラッドリー(米/1)
OPBF(東洋太平洋):渡部 あきのり(協栄/5)
日本:高山 樹延(角海老宝石/1)
*当時同級のOPBF王者だった渡部。現在は一階級上のスーパーウェルター級で同団体の王者として奮戦中です!
下記は11年前、2008年10月3日時点でのウェルター級王者たちとなります。
WBAスーパー:アントニオ マルガリート(メキシコ)
WBA:ユーリ ヌズネンコ(ウクライナ)
WBC:アンドレ バート(米)
IBF:ジョシュア クロッティー(ガーナ)
WBO:ポール ウィリアムス(米)
OPBF:佐々木 基樹(帝拳)
日本:沼田 康司(トクホン真闘)
*常にスター選手が君臨していると思われたウェルター級戦線。当時の王者の顔ぶれを見てみるとわかるのですが、比較的地味なクラスだった時期もあったんですね。