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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一翔はボディー、宮崎は左フックで初防衛

2013年05月15日 23時45分51秒 | 世界ボクシング
一週間前の8日、大阪ボディーメーカーコロシアムで行われた試合結果です。
WBAライトフライ級戦:
王者井岡 一翔(井岡)対 挑戦者ウィサヌ ゴーキャットジム(タイ)

*相手はこの試合を含めプロ54戦のキャリアを持つウィサヌ。しかも構えは叔父の弘樹氏が大の苦手としていたサウスポー。そんな曲者を相手にプロ12戦目の一翔は、普段どおりの落ち着いたボクシングを展開し、試合開始から主導権を握っていきます。3回には試合のペースを完全にものにした一翔。上下左右、様々なパンチで挑戦者にダメージを与えていきます。最後は9回、右ボディーで止めを刺し試合終了。フィニッシュはこの一発のためではなく、これまでのダメージの蓄積によるものになります。

8回終了時までの採点は当然の如く3対0(80-72x2、77-75)で一翔。私(Corleone)はフルマークの80対72で一翔としています。

相変わらずの冷静さ、バランスのよさを見せつけた一翔。8月ごろに次戦を予定しています。




WBAミニマム級戦:
王者宮崎 亮(井岡)TKO5回2分22秒 挑戦者カルロス ベラルデ(メキシコ)

*初防衛戦のプレッシャーもなく、試合開始時から打ち合いを臨んでいった宮崎。私の目にはあえて相手の土俵で戦っていっているように見えました。ハンドスピードで上回った王者と、角度のいいパンチで対抗していった挑戦者。5回のフィニッシュ・ブローとなった左フックの相打ち時までは五分五分の試合内容でした。3人のジャッジも4回終了時までの採点は3者揃って38対38のイーブン。

印象度では 一翔を上回った宮崎。この試合を最後にミニマム級を卒業する可能性は十分にあるようです。

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