DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ジョーさんvsレイシー ラウンドごとに感想

2006年03月05日 16時21分31秒 | 強いぞジョーさん
現地時間、深夜2時にゴング。ジミー・レノン・ジュニアがリングアナ。
ジョーさんは自信満々の表情でリングイン。レイシーも不敵な面構えだが容赦ないブーイングを浴びせかけられる。
ジャッジはアメリカ、イギリス、そしてプエルトリコから3氏。

1R:立ち上がりレイシーが踏み込んで攻めに行くが、ラウンド中盤からジョーさん攻勢に。レイシーも落ち着いてディフェンスするがジョーさんのコンビネーション良し。終盤にも連打を浴びせかけて場内一気にヒートアップ。

2R:ジョーさんの連打が冴える、笑顔。レイシーも落ち着いているが手数が欲しい。

3R:レイシーがロープ際に追い込むも有効打ではジョーさん。パワーではレイシーが勝る。ジョーさん巧みな動きとジャブで間合いを取る。

4R:このラウンドもジョーさんのコンビネーションが冴える。特にアッパーが有効。レイシーも打っているが有効打与えられないので疲れるだろう。レイシー目をカットした。

5R:あまり目立った見せ場は無いが、やはり手数と動きでジョーさん。プッシュして注意も受けた。レイシー、目のチェック受ける。

6R:レイシー、出て行ったところを打たれるのが辛い。ジョーさんはゲームプラン通りか。ゴング間際にバチバチと小気味良い音を響かせて、6-7本の連打を打ったジョーさんのラウンド。

前半戦、確かにここまで完全にジョーさんペース。

7R:レイシーがインサイドに入ってきてもジョーさん連打で突き放す。これでは何もすることがない。終盤、コーナーに追い込んでジョーさんが猛攻、良い左をもらってにレイシーがふらつく。危うし。ここまで大差が付くのはやはり意外。

8R:あまり動きが無いラウンドだが、やはり終了間際のポイント稼ぎでジョーさんかな。レイシーそろそろ危ない。また止血を受ける、かなりやられた感じ。

9R:手打ちパンチのジョーさんだがそれでも観衆は沸く。午前3時で皆ハイになっているか。またロープに追い込む。これはレイシーやってて悔しいだろうな。

10R:大量リードしていても、終盤に入っても手数を忘れないジョーさんは立派。 両者レフリーの指示を受ける。レイシーがバランスを崩すが問題なし。

11R:ジョーさんがレイシーを突き飛ばす、ノーダウン。レイシーの流血が止まらない。なんか悲惨だ。ジョーさんの右グローブのテープが取れて一時中断。ジョーさんのスタミナにも驚き。諦めないレイシーも凄いが...ジョーさん終盤に反則を取られて1点減点。

12R:いよいよ最終ラウンド。左右の連打でレイシーふらつく、場内総立ち。遂にダウンを奪われた。立ち上がるも戦闘能力喪失。これがプロ初ダウンらしいね。貪欲にKOを狙うジョーさん。結局試合終了のゴングを聞いたが、勝敗は既に決していた。文句の付けようが無い完勝。観衆の惜しみない拍手と歓声にこたえる千両役者のジョーさん。

私の採点でも119-107でした。
SPAさんやCorleoneさんが予想したとおり、ボクサーとしての根本的な能力はそんなに差があるとは思えないけど、やはり作戦通りに動けたジョーさんの完勝であることは否めませんでした。サイズに勝り、手数で勝り機動力でも上回るのだからこれは文句のつけようが無い。
勝負は時の運ではあるけれど、少なくとも「オーバーレイテッドではないか」という一部の評価だけは完全に払拭できたでしょう。

対照的に、何時までもがっくりとコーナーに座り込んだままだったレイシーがちょっと痛々しい。

ダイスポ拝
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ジョーさん、王座防衛&獲得

2006年03月05日 13時07分41秒 | 強いぞジョーさん
マンチェスターのMENアリーナで行われたWBO・IBF世界スーパーミドル級統一タイトルマッチですが、ジョーさんことジョー・カルザゲ(ウェールズ)が3-0の判定で、ジェフ・レイシーを下しました。
判定は119-107、119-107、119-105。
ジョーさんはこれで二冠王です。

しかし、せっかく米国のプライムタイムに合わせてのゴングだったのに、スカーリ忘れて飲みに行ってましたorz。あとで試合を見ます。
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