キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

次男の誕生日に

2020年11月09日 | Weblog
次男の誕生日だったので、昼にイタリアンで祝ったが、本人はダイエットを気にしてワインも赤白一口で、もっぱら妻が燥いで飲んだ。
妻は魚と肉のあるコースを選んで、しかもチーズとハムを追加して頼んだから、物凄い量の料理とワインを胃の腑に流し込んだ筈なのに、まだ足りなくて次男を先に帰し、山小屋に寄りピザとシャブリを頼んだ。
多分次男の誕生祝はかこつけで自分が大いに飲み食いしたかったんだな。
イタリアンでは、サルディニアのベルメンティーノとカンパーニャのアリアニコを飲んだので、レベルを合わせてついシャアブリを頼んでしまったので、酷く高い昼飯になってしまった。
妻は結婚前にピアノを教えておカネを稼いだことがあるらしいが、結婚後は専業主婦のためおカネを使うことに専業し、しかもあまりに見事に使うので、元来無駄使いの傾向が強かった僕の浪費傾向が収まったくらいだ。
趣味嗜好が全く合わないのに、飲み食いとカネ使いの傾向だけは似たもの夫婦で、早期離婚に至らなかったのはこのせいだと分析している。

山小屋は僕が払ったが、レジに行くと近くのカウンターに座っていたご老人に声を掛けられた。
知り合いかと思ったがそうではなく、妻とディープステイトについて話をしていたのを聴いて、「私も先日ある女性の本を買ったらディープステイトというのが出てきて、あなたたちの話を興味を持って聴いていました。ディープステイトの存在を初めて知ってビックリしましたが、それを知っている人が居たのでさらにビックリして、つい嬉しくなってお声を掛けました」とのこと、僕の方こそ嬉しかったな。
数日前に、地上波TV専門のお年寄りとネット系で情報を取得しているお年寄りとの情報格差が激しくなったと書いたが、このかたは読書好きでしかも好奇心旺盛、初めての著者の本を読んでディープステイトにめぐり逢い新たな知見に驚き、その知見を共有する人を無意識に求めていて、実際に直面し驚きと共感安心を得たんでしょうねえ、紙系読書も捨てたもんじゃないねえ。

家に帰ってソファーに座ったら眠ってしまい、6時前に起きて慌てて相撲を観たが、内容は全く覚えておらず、北の富士の声が聞こえたことだけを記憶している。
結局8時過ぎにはっきりと目が覚めて、もちろん頭は重く身体は怠くNHKのコロナ関係の論文を富岳が解析した番組を観たが、コロナヴィルスの受容体は肺にあるだけではなく、体中に存在するので100以上の症状が現れているらしい。
予防には40~60%の湿度の状態が良く、喉や鼻の異物を外へ追いやる繊毛運動が活発になるとのこと、ヴィルスが乾燥で流行すると言われているが、乾燥により活発化するんじゃなく、ここにその理由があったんだ。
となるとマスクは鼻と喉の湿度を高く保つのに効果があるって訳か。

頭がボーッとっしたままだったので、大黒摩季のCDを妻が娘に買ったKenwoodのコンパクトステレオで聴いた。
今年買ったJBLとSonyのBluetoothスピーカーは、低音がドンドン響くが、10年以上前のトレンドはクリーンな伸びる音だったのかも知れない。
廉価な小型スピーカーで低音を出すには新しい技術の必要があったのかも知れないが、消費者の音の好みの変化と居住空間への対応があったのだろう。
ちなみに防水になっているので、風呂や台所でも音楽を愉しむことが出来るし、携帯可能だから海や山でも聴け、野天酒のお供になる。
音に関しては不案内だから間違ってる可能性大、裏付けに乏しい個人的な感想ですよ。
ともあれ摩季ちゃんの渾身のロックを聴いたら少し頭が冴えた。

この日、午前中は大磯プリンスホテルまで散歩に出かけ、葛川で白コサギ3羽、アオサギ1羽を観察した。
堰でじっと立って小魚を狙っていることが多いが、今年は小魚のスクールが少ないので、餌不足になっているんじゃないかとチョット心配している。
大型のサギは飛翔している姿がダイナミックで素晴らしい。
帰りに大磯落語茶屋で珈琲を飲み、直ちゃんんと小一時間あれこれ話をした。

我がイナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます



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