西瓜チャーハン

昨日から名古屋へ来ている。二年前までは毎週2.3日は名古屋に勤務していたので、当時はこの暑さを我が物としていたが久し振りだと身に染みる。

今週は月曜日しか横浜に居ないので昼飯を何にするか迷ったが、井桁でチラシを喰った。
照り返しの強い馬車道を歩き、関内駅前のセルテ４Fの芳林堂で涼をとりながら本を物色し、出久根達郎「西瓜チャーハン」潮出版を買った。

出久根さんの本は他に新刊の単行本が二冊棚に並んでいた。今が脂が乗り切った盛期なのか、あるいは枯れる前の狂い咲きであるのか、余り熱心な読者でないから知らないが、この「西瓜チャーハン」というタイトルは素敵だ。

果たして「西瓜チャーハン」とは西瓜で作ったチャーハンのことを云うのか、西瓜とチャーハンをいっぺんに食っただけなのか、その答えを知りたくて、ここの所だけを読んでみた。
答えは西瓜の種入りチャーハンで、ご飯がスエタチャーハン。
暑い時は西瓜が美味い。そんな日は、ご飯をお櫃に移したら梅干を入れるのを忘れずに。