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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

7月30日の学習記録 ー Inception -

2010年07月31日 02時39分00秒 | 通訳案内士 学習記録

7 月30日の学習記録。

通勤の往きの電車の中で、『Pass 単』 のリスニング。
帰りの電車の中で、『日本的事象 英文説明300選』
のリスニング。今日は眠りこけました。

『TIME』 9ページ。まだ一週間遅れの記事を読んでいます。今週号にはたどりついていない。が、今日読んだ記事の中で、映画のInception が非常に素晴らしいと書かれてあった。TIME は辛口の記事が多く、滅多に褒めないので、本当に面白いのだと思います。いわく、

" Inceptioin may or may not be a hit, but it is certainly caviar for film lovers. Even more than Nine, this is truly a movie about moviemaking."

ヒットするかどうかはわからないが、映画好きには、確かにキャビアだ。『ナイン』さえ超えて、真の映画メイキングだ、と、あります。僕は『ナイン』を観ていないので、よく分かりませんが、『Inception』は見に行こっと。

また、

"For this fantasy world has three levels of increasing power and danger : the dream, the dream-within-a-dream and the dream-within-a-dream-within-a-dream."

とあります。

そんなに、マトリョーシカのようにドリーム(幻想?)が何重構造にもなっているのでしょうか?観てみたいですね。

『Pass 単』5周目の覚えていない単語を単語帳に書き出し。昨日から、part 2 です。 Part 2になると、4周目に覚えた単語をほとんどすっかり忘れていて、半分以上が書き出しです。Inception (始まり)のように、頭に入り込んでくれませんかね。

あと、『英語通訳ガイド試験 必須単語集』の日本語の『か』で始まる単語をちょっと音読しました。

明日は、TOEICの文法問題 (Part 5)の練習をやってみます。

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7月29日の学習記録

2010年07月30日 00時43分39秒 | 通訳案内士 学習記録

7 月29日の学習記録。

通勤の往きの電車の中で、『Pass 単』 のリスニング。
帰りの電車の中で、『日本的事象 英文説明300選』
のリスニング。今日は眠りこけなかった。昨夜は思ったほど熱帯夜ではなかったので、ぐっすり眠れたので、電車の中でも眠くならなかった。

『TIME』 9ページ。まだ一週間遅れの記事を読んでいます。今週号にはたどりついていない。

『Pass 単』5周目の覚えていない単語を単語帳に書き出し。やっと今日から、part 2 です。4周目に覚えた単語をほとんどすっかり忘れていて、書き出しが多いこと!

今日はここまででダウンです。
明日があるさ。

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7月28日の学習記録

2010年07月29日 00時24分35秒 | 通訳案内士 学習記録

また、たんたんと7 月28 日の学習記録。

通勤の往きの電車の中で、『Pass 単』 のリスニング。
帰りの電車の中で、『日本的事象 英文説明300選』
のリスニング。今日も帰りの電車の中では、半分以上眠りこけてしまった。酷暑で、睡眠が浅くなっていますからね。
帰りの電車の中は、心地よい睡眠時間です。

『TIME』 7ページ。一週間遅れの記事を読んでいます。今週号は、どうも日本のことを取り上げた記事で、カバーのタイトルも Japan's Tough Climb と、なんか意味ありげですが、先週号を読み終わっていないので、まだたどりついていません。

『Pass 単』5周目の覚えていない単語を単語帳に書き出し。やっと今日、part 1 の書き出しが終了しました。Pass 単のpart 1 は、735 語。その中で単語帳に書き出したのは、269語。3つに1つは5周目でも覚えていません。。。

あと、『英語通訳ガイド試験 必須単語集』の日本語の『お』で始まる単語を音読。
『お』で始まる面白い単語は、

オバタリアン・・・ pushy middle-aged woman (なんか、光景がモロですね。) 
obnoxious middle-aged woman とも言うらしい。obnoxious は最近 Pass 単で見かけた気がします。

オヤジギャグ・・・worn-out joke (なるほど。。)

折りたたみ自転車・・・collapsible bicycle (これも、なんかモロですね。)

温室効果・・・greenhouse effect (これは、定番ですね。)

ちょっとアカデミックなところで
温泉療法・・・balneotherapy (・・・therapy が付けば、~療法ですね。)
ついでに
温熱療法・・・thermotherapy (これは、時々聞きますが、サーモ(発音、しかも苦手なthとr 入り)とthermo の綴りが大幅に違うので、がなかなか覚えられない。『テルモ』なら近いのですが。 テルモという医療機器メーカーがありますね。ここからきているのでしょうか?)

結構使う可能性があるのが
温帯性低気圧・・・extratropical cyclone (cyclone でなければ、ダメでしょうか?)

今夜も熱帯夜 (tropical night) 。 明日の酷暑に備えて、もう寝ます。。

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海外経験者が陥る罠 -完結編ー

2010年07月28日 00時55分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

ー 昨日の記事からの続きー

さて、1998年に豪州シドニーから帰国して、日本での英語の試験はずっと受けずにあっと言う間に10年経過。。。 その間、昨日書きましたように、本当は大した実力もついていなかったのに、自分は”ペラペラ”だと過信というか、誤解して、しかもそこそこ仕事で英語が使えているものだから、これも誤解の材料で、『TIME』をちょこっと読む以外ほとんど何もせず、時は2008年。

この頃になると、TOEICが、日本のビジネス界にも幅を利かすようになり、多少海外ビジネスに関係しているビジネス・パーソンならば、受けておいてあたりまえ、という雰囲気になってきました。

ブームに弱く、しかも見栄っ張りの僕は、ちょっといいカッコしたいという不純な動機から、『よ~し。TOEICでも受けてやるか。まあ、満点狙いだね。』とかなんとか公言し、2008年11月に、IPではなく、わざわざ外部で、TOEIC を受けました。

受けた感触は悪くなく、時間も余ったし、帰国後結婚した女房にも 『まあ、ちょっと文法問題で解らないところがあったけど、950点ぐらいかな。』と感想を語ったりしていました。

・・・ 1か月ほどして、結果が郵送されてきました。封筒を開くと、760点!『えっ~。ウソだろ。。 960点の印刷ミスじゃないの?』と目を疑いました。 が、セクションごとの得点(%)から推定しても、どこからどうみても 760点。

世間的に見て、760点が高いか低いかは別にして、思い出して頂きたいのですが、海外経験者の陥る罠 ーその1-で書いたように、1993年に豪州駐在前に受けたTOEICが730点。
5年も豪州に居たのに、ほとんど変わっていないことになります。強固な覚悟からではないにせよ、起きてから寝るまでずっと英語の環境だったにも関わらず、ほとんど変わっていない。

・・・実はこの後に及んで、元海外在住経験者には、往生際が悪いというか、まだ開き直る人も沢山います。『TOEICの
得点は大したことないが、こんなテストでは自分の本当の実力は分からない。正確に生の英語力測定なんて出来ていないんだ!』と一回きりで2度と受けない人も結構います。他者を貶めることによってかろうじて自分の自尊心を守るといいますか。。。でも昨日書いたように、元海外在住経験者でも、ほとんどは”本当の実力”はリスニングがちょっと出来るぐらいで、大したことなく、ましてや生の(自然な)英語などは、海外から帰国直後でも実は身についていないのです。(その中でも大したことある人もいますが、それは後で書きます。)僕の体験では、そういう人の英語より、TOEIC や英検の英語の方が、よほど生に近い英語です。

僕の知っている範囲では、元海外在住経験者で、日本に帰ってから、英語の試験を受ける人は、半数たらず、1 回受けて上記の理由でやめる人が半数のうち約8割。従って、元海外在住者の1 割程度しか、複数回以上はチャレンジしていません。

しかし、僕の場合は、いくらノー天気でも、さすがに、『こりゃ、やばい。』と自覚、猛反省しました。

そこから、少しは真剣に英語の学習を始めて今日まで約2年。4回ほどTOEICを受けてようやく900点を少し超えるようになってきましたが、”ペラペラ”だと勘違いしていて、天狗になっていた空白の10年間のブランクを埋めるのは、なかなか容易ではありません。

ずっと日本にいて時間をかけてTOEIC 950点以上とか、英検1級を獲得した人は、僕のような外部環境からではなく、主体的、自主的に取り組まれてきた方が多く (海外経験があるなしにかかわらず、そうしないと英語は絶対に伸びないと思う。)その労力から、ちょっとやらないと、どんどん落ちていくであろうことが経験で分かっているので、試験にパスしても、天狗になって学習をパッタリやめたりしないで継続していくと思います。”黒船”と同じで、外圧からのものは、また外部環境が変わると、すぐ変わりますし、モロいものですが、外部環境に頼らず、自主的、主体的に続けておられる方は、非常に強い。
ですから、海外に長期住んだことがないとか、にもかかわらず、とか気にする必要は全くないですし、そういう枕言葉は全く不要で、むしろ強みです。
僕のつたない体験で書いたように、元駐在員の実力は、ちょっとリスニングが出来ることと、ガイジン相手の度胸があるぐらいで、その程度、あるいはそれ以上の環境は、これだけネットや情報機器やメディアが発達した今の日本では十分作れます。


因果なもので、日本人にとって英語とは、坂道に置かれたビー玉のようなもの。あるいは坂道を登る自転車のようなもの。自ら回転し続けないと、すぐコロコロと坂を転がり落ちていきます。(他の、たとえば”ゴルフ”や”ピアノ”や“テニス”もそうでしょうが、こと英語に関しては、日本語と言語的にも思考的にもまったく異質なので、回転を止めると、転がり落ちるスピードも速いと思います。)

また、坂道を登る”途上者”としては、5級も1級も、E級も特A級も、300点も990点も、同じ道を登る”途上者”、同志です。関係ありません。僕は今では、中学生と(時には小学生と思われる人と)、机を並べて英語の試験を受けるのに、なんの苦痛もありません。今自分が出来ていないものは、出来ないのが、生きた言語というものです。

ブログも、英語学習でなければ、おそらく3日坊主で終わったと思いますが、回転を続けなければいけないせいか、飽きっぽい僕
にしては、お読み頂いている方々の応援もあり、続いています。

最後に、元海外在住経験者の中で、”大したことある人”について書いてみます。

1、海外で現地社員として、現地資本の会社で長く働いてきた人。日本の会社からの駐在ですと、僕の体験にもありますように、相手が合わせてくれることもありますが、現地採用ですと、もちろん合わせてくれません。もしコミュニケーション出来ないと、仕事にならないので、ボスから、Pack your luggage. (すなわちグビ)といわれてしまいます。

2、英語圏の学校や大学にもピンからキリまでありますが、必死でアルバイトなどをして学費を貯めて、厳しいレベルの高い、しかも日本人のあまりいないような大学で、ドミトリーも日本人が多いところにはあえて入らず、ガンバッて大学院まで卒業したような人。
この場合、大学の教官は、日本人に合わせてゆっくり授業してくれるわけではないので、かなりレベルの高い語彙の、しかも自然な英語が身に付きます。また、海外の大学では、ディスカッションの時間が多く、また大量の書物を読まされ、毎日のようにレポートやエッセイを提出させられますので(義務ではありませんが、出さないと落第するだけです。)スピーキング、
リーディングや、ライティングの力が相当つきます。”国費”や”社費”の留学では、僕の知る限り、どうしても甘えがでてしまい、不退転の覚悟までにはなりにくいので、それほど伸びないようです。かつては留学生のトップ組はほとんど日本人が占めましたが、日本も中途半端に豊かになってしまい、今はトップ組は、韓国人、インド人、中国人です。ハングリーさが違うのかもしれません。(もちろん留学の目的は”最新の経営学”や”最新の量子力学”が学びたい、などであり、英語そのものではありませんが、結果として英語の実力も相当つきます。)

1、2、とも相当の覚悟としんどさをともないますね。海外在住経験者のうち、僕のような日本からの海外駐在員が一番甘く、楽だと思います。が、これから海外に飛雄せんと思っている方は、これらの1、2、の要素もちょっと頭の片隅に置いておいて下さい。

長い、つたない文章を最後までお読み頂き、有難うございました。

次回から、また、たんたんと英語学習記録に戻ります。

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海外経験者が陥る罠 その3

2010年07月27日 00時59分41秒 | 日記・エッセイ・コラム

ー 昨日からの記事の続き ー

さて、期せずして、起きている間はずっと『英語漬け』の毎日となりました。
こういう生活が続くと、バカでも僕でも、2年目からは相手(オージー)の言うこともかなり解るようになり、4年目からは、自分の考えていることもかなり話せるようになりました。なにせ、『英語漬け』の毎日ですから、いやでもそうなります。
ここらへんに罠がありました。。。

シドニー在住4年目から5年目に差しかかろうとしていたころ、”帰国命令”がでました。オーストラリアはいいところで、もっと居たかったのですが、しょうがありません。

駐在期間には、独身のせいもあり、オーストラリア中、さらにはニュージーランドまで仕事や休暇の旅行で飛び回り、面白い話、失敗談や武勇伝は沢山あるのですが、機会があれば、またの機会に書かせて頂きます。

さて、駐在約5年経った時点の僕の英語力を、今、冷静に振り返ってみますと、

●リスニング・・・これは駐在前に比べ、相当伸びている。ニュースのアナウンサーやキャスターの言っていることはほぼ全部解る。(しかし、ニュースのアナウンサーは、『伝えること』が仕事で、それなりに発声の訓練もされ、口角もはっきりし、スピードも極端に早くはない。むしろ、加工された特殊な場面での英語。実は映画の英語(加工なしの自然な英語)は半分も解っていない。
映画では、当たり前の穏やかなシーンを繰り返しても、ドラマにならないので、怒りや、感動や、愛憎や、いさかいのシーンが多いが、そういうシーンでは、当然アナウンサーのようには喋らないので、ほとんど解らない。解るのは普通の日常のシーン(全体の30%~40%ぐらい)だけ。

●スピーキング・・・ 自己主張が強いネイティブの中で、負けじと、恥も外聞もなく、時制の間違いや三単現のSの落ちはおろか、単語をずらっと並べたような英語でも、喋っているうちに、5年もたてば、3分ぐらいは自分の考えを途切れることなく、しゃべれるようになり、『英語がペラペラになった。』と勘違いしている。(これが罠ですね。。)

リスニングについては、実は、昨日の記事に書いた僕がそうであったように、彼ら、彼女らからみれば、黒い瞳、黒い髪の日本人は、ぱっと見、外国人(非英語ネイティブ)であることがすぐ解るので、話しかける時は、ゆっくり、丁寧に、しかもやさしい語彙を選んで話してくれているから聞き取れるだけです。

また、スピーキングについても、聞いている彼ら、彼女らからしてみれば、珍妙な不自然な英語ですが、基本的に彼ら、彼女らは、自分と異質な、価値観が違うであろう人にも、興味を持ち、話を聞いてみようという姿勢があるので、相当無理をして聞いてくれているだけです。(話す内容がつまらないことが解ると、昔日本に住んで、親切にされたことがある、などのよっぽどの親日家でもない限り、無理してまで聞いてくれなくなる。) 

しかし、自分では彼ら、彼女らの話していることが解り、(実はゆっくり、丁寧に話してくれている。実は彼ら、彼女らの中では相当のフラストレーションがある。)自分の言いたいことが言えるので(実は彼ら、彼女らは相当無理して、聞く努力をしてくれている。実は彼ら、彼女らの中には相当のフラストレーションがある。)”ペラペラになった”と勘違いしている。

●リーディング・・・社内、社外文書は全て英語なので、属するビジネス関係(業界)の英語のリーディングはかなり早くなる。しかし、属する“業界”で使われる英語は、英語全体のほんのわずかの部分ですので、自分で自主的、主体的に英語を読まない限りは、文学作品や論評などはほとんど読めない。僕は仕事(と豪州でも購読していたTIMEをちょこっと)で読んでいることで安心してほとんどそれ以外では自主的にはやらなかったので、実は、業界のビジネス英語以外、リーディングもほとんど伸びていない。

●ライティング・・・これもリーディングと状況は同じ。“業界”内のビジネス文書や社内文書はそこそこ書けるようになりますが、広い社会問題や深い問題について、考察や課題提起、提案など書けません。

・・・ということで、リスニング(しかも限定的)以外は、駐在前と後では5年も経っているのに、実はたいして変わっていません。(起きている間はずっと英語でもこの程度です。)

せいぜい向上したのは、ガイジンと話すときでも、ビビらない度胸というか、場数だけですね。(話はそれますが、やはりガイジンは身体もでかく、腕力もありそうだし、声もでかくて、やはり最初はビビりますね。僕も駐在当初は、5人のオージーに囲まれて議論された時には、言っていることが解らないより前に、相手が吠えているようで、ビビりました。通常オージーの男性は、オージー・ビーフばかり食べているので、体重が100 kg 以上あり、背も190 cm ぐらいある。でかい。これでも同じ人類かと思った。『象部隊』のハンニバルに攻め込まれて象を生まれて初めて見たローマ人が、『なんじゃこりゃ。』とビビったのと同じですね。 特に島で育った日本人は、異種なものに弱い。でも現地に長くいると、その身体と声のデカさにもだんだん慣れてきます。)

しかも、これが罠ですが、自分は”ペラペラ”だと大きな感違いをしたまま、気付かないんですね。また、日本の社会は、海外と国内は、物理的にも、心理的にも隔たりがあり、外国とはまだまだ垣根がありますので、”海外経験組”はなぜか結構ちやほやされたり、特別視されたりし、ますます天狗になります。まず、こういう経験をした人の大半は、本当は限定的リスニング力以外は、大して英語力もついていないのに、日本で行われている英語の試験をバカにして受けようともしません。いわく、『現地の生の英語は、日本での限られた時間のテストなんかとは全然ちがうよ。こんなテストじゃ、生の英語力の測定なんて出来ないよ。』とかなんとか。。。
(本当は生の英語力など、身についていないにも関わらず。。。)

僕もご多分にもれず、しかも、帰国後もそこそこ英語を使う部署に戻り、悪いことに仕事上はなんの支障もなかったので、(実はネイティブの彼ら、彼女らの内面では相当フラストレーションがあったのでしょうが、それにも気づかずに)『何の問題もないじゃん~。』と1998年に帰国してから、2008年まで、なんと10年も日本の英語の試験は、全然受けなかった。。。。

ーまた長くなってしまいましたので、続きは次回。次回は”完結編”にする(予定)です。ー


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海外経験者が陥る罠 その2

2010年07月25日 15時11分12秒 | 日記・エッセイ・コラム

ー昨日の記事からの続きー

さて、『日本人が1人も住んでいない地域』にどうしても住もう、という確固たる覚悟ではなく、結果的にそうなってしまいましたが、住み始めたその日から、大変です。

電力会社に電話して、電気を引かなければいけない、ガスも引かなければならない。
電話会社にも電話して、電話も通じるようにしなければならない。(もちろん英語で、です。しかもかなりアクセントの強い豪州英語)で何を言っているのか、ほとんど解らない。 

冷蔵庫も洗濯機もないので、まず電気店に行って余ったトラベラーズ・チェックをはたいて注文して、持ってきてもらわなければならない。 (開発途上国は別にして、ある程度の先進国では、まず生きていく上で必要なのは冷蔵庫だと思います。これさえあれば、スーパーで買ってきた食料をぶち込んでおけば、当面は生きていけます。)

・・・半日ぐらいして、電気店が、でかい豪州製の冷蔵庫と洗濯機をトラックで持ってきてくれたのですが、固い木枠の梱包のまま、ポンとコンドミニアムの1階の入り口付近に置いていくだけです。(まあ、その日のうちに来てくれただけでも、今にして思えば大サービスですが。)
『えっ!据え付けてくれないの・・・』という間もなく、『チャオ!』とかなんとか言って、トラックは走り去っていきます。(日本では、据え付けまでやるのが常識ですが。。)

まず、梱包されたでかい、重い冷蔵庫と洗濯機を2階の自分の部屋まで、1人で抱えたり、ずらしたりしながら、階段を上り、自分の部屋まで運び入れて、堅い梱包を手や唯一手元にあったライターの火で炙ったりして、やっと取り外し、据え付けまでして、スイッチ・オンしてもまだ電気が来ていない。。。また電力会社に電話して、言葉が通じたかどうかわからないが、とにかく通電してほしい、と言い、ようやく冷蔵庫が冷えるようになって来ました。(まあ、電気があるだけ、いい国といえるのですが。)

その後は、当面の食糧の買出しです。こうして、シドニー初日は、景色を楽しむ余裕もなく、暮れていきました。

ライフ・ラインを確保した翌日から出社(シドニーの現地法人)したら、自己紹介もそこそこに、いきなりオージー(豪州人の愛称。蔑称ではない。)ばかりの会議です。彼ら、彼女らは (欧米でもそうですが)『会議で発言しないのは、存在していないのと同じこと。お前はすでに死んでいる。』 という、自分と他者は考えが違って当たり前、そのために議論を尽くす、というメンタリティの持ち主ばかりで、しかも毎日1kgぐらいの肉を食べている肉食系ですので、アグレッシブで、早口で喋るわ、喋るわ、全く何を言っているのか、解りません。

日本の『根回し』や『鶴の一声』の会議とは、かなり様相が違っています。会議の進行状況も全然掴めなかったのですが、ある瞬間、『あんたはどう思う?』と話が振られ、『う~ん。。。どう思うとか言うより前に、会議の目的は、お互い議論を尽くして解り合うことにあると思う。しかし、見て解るように、僕は日本語が母国語の外国人で、来たばかりで英語(豪語)はまだよくわからない。あんたたちは母国語で話しているのでいいかもしれないが、母国語でない僕には多少ハンディ・キャップをくれるのが、フェアというものだろう。(フェアとかアン・フェアとかいう言葉は西洋人およびその子孫には結構『殺し文句』であることを、後で発見しましたが) あんたたちが言っていることをよく理解したいので、もう少し、ゆっくり話して頂けないか?
』と、通じたかどうか解りませんが、言い放ちました。

彼ら、彼女らは、自分たちが論理的に納得すれば、実行します。中には、『英語圏で仕事をするのだから、英語(実際は豪語)ぐらい身に付けて来るのがあたりまえだろう。』というもっともな意見をつぶやく人もありましたが、大部分は『それもそうだな。』ということで、僕が入ったミーティングや、僕に話しかける時には、かなりゆっくりと、しかも標準イギリス英語(実際は標準イギリス英語なるものは存在しませんが)に近い英語で、話してくれるようになりました。

" I ... think .... it ... is.... correct.  ,,,,, The.... reason....why...... " と話してくれる人もありましたので、『ありがとう。でもそこまでゆっくりでなくても解るよ。』といった修正をしながら、コミュニケーション・ルートを徐々に確立していったのです。

会社(シドニー現地法人)には日本からも駐在員が数名いましたが、オフィスのフロアーが違うので、1日中顔を合わさない日も多く、勤務時間中はすべて英語(というか僕が解るように、加工された英語)でした。

家に帰ってからは、当時(1993年)は、ネット環境も何もなく、パラポラアンテナを付ければ、かろうじてNHK の日本語の国際放送は数時間観ることができましたが、『せっかく外国に来てまで、NHK はないだろう。』と思っていましたので、2週間後に手に入れたテレビでは、もっぱらオーストラリアの番組ばかりみていました。

そんなこんなで、期せずして、寝ているとき以外、起きているときは『すべて英語』という、英語的には理想的な環境となってしまいました。

ーまたまた長くなってしまいましたので、続きは次回。ー

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海外経験者が陥る罠 その1

2010年07月24日 15時09分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は会社が休みで、ちょっと時間があるので、前から書きたいと思っていた、長期海外経験者のことについて書いていきます。ちょっと長くなりそうですが、お急ぎでない方はお付き合い下さい。

皆さんの中で、自分は海外留学や駐在の経験がないので、英語に自信がない、ひけめがある、あるいは自分の英語が海外でも通用するのか、と考えている方もおられるのではないでしょうか?

僕の考えでは(このブログでは、全て僕の個人的考えであることをご了承下さい。)長期海外在住経験者でもその英語は大したことはありません。(大したことある人もいますが、数%だと思います。)

もちろん、その国で生まれ育った2世、3世、4世はすでにネイティブですので、このテーマの外で、言語形成期(2歳~15歳位か)に海外で育った“帰国子女”もほぼネイディブなので、このテーマの範疇ではありません。(ちなみに帰国子女で、その後日本で暮らすようになった人のご苦労は大変なもので、日本語のコロケーションは、英語のそれよりずっと繊細で暗喩的なので、自然な日本語を身につけるのに、僕たちが英語を学ぶより数倍、数十倍のご苦労をされています。また滝川クリステルさんも書いていましたが、自我の確立する青年期になると、『自分は何国人なの?』『私とは何者なの?』とアイデンティティに悩まれる人もおられる、と聞きます。)

話がそれていまいました。
ここでいう長期海外在住経験者とは、(高校を卒業するぐらいの)大人になって初めて海外に長期(2年以上)留学、駐在して日本に帰国した人を言います。


これから留学、駐在される方の、あるいは帰国された人の少しはご参考までにと思い、恥を忍んで自分の経験から書きます。

僕がオーストラリアのシドニーに駐在したのは1993年~1998年です。(豪州は色々な意味で、日本とは対極の面白い国ですが、それはまたの機会に書きます。)
駐在前にも、今ほど盛んではありませんでしたが、TOEIC はあり、その時の時の得点は、たしか、730点。いいか悪いかは別にして、今にして思えば、これで現地のネイティブをマネージ出来るわけがありません。
また、当時は、僕は独身でしたので、“所帯持ち”以外は駐在に出さない、という不文律があり、また当時の駐在地というのは、商社以外は、比較的大都市が多かったですね。(今はそんなことは言っておられず、独身であろうが、BRICS 諸国であろうが、どんどん駐在に出ていますが。)

駐在に出るとは思っていなかったのですが、そこは会社の色々な思惑、都合で、1993年にシドニーに駐在することになってしまいました。

せっかく、駐在、しかも一応英語圏に駐在することになったのだから、これを機に英語を徹底的に身に付けてやろう、と思いまいた。独身、ということと大都市(当時のシドニーは400万都市)がキーです。所帯持ちですと、自分(旦那)は会社の命令で来ていて昼間はずっと働いているのだから、面白くていいだろうが、私(奥さん)はなにも好き好んでこんな異国の地に来たわけではない、昼間はずっと家や家の周辺にいる、しかも子供がいる場合には、(大都市にはたいてい『日本人学校』がありますので)日本人学校に通わせなければならない。

結果として、非常に治安のいい、日本人学校の通学に便利のいい(日本人学校のスクールバスの停車場などもある)地域に住むことになります。言い換えれば、日本人だけのコミュニティが形成されます。
(これは、当時ロンドンでもロスでも同じようなものだった、と思います。また、日本人だけでなく、韓国人や中国人やイタリア人などもアイデンティティが強いので、コミュニティを作っています。また、日本人学校のPTAなるもの、あるいは、外務省が後ろで糸を引いている、日本人会なるものもあります。)

僕は、独身でしたので、日本人学校の通学ルートも、PTA会も、さらには日本人会のコミュニティも関係ありませんでしたので、『とにかく、日本人の1人もいない場所に住んでやろう。』と思いました。商売するにしても、他のビジネスでも、まずその土地の言葉を覚え、その土地と人が好きにならなければなりませんからね。
(しかし、実はそんな大それた“覚悟”があったわけではなく、シドニーの不動産屋に幾つか部屋を見せてもらって、海の見える、一番景色のいい部屋にしたら、たまたま日本人コミュニティから外れた、日本人が一人もいない場所だった、というだけです。)

ー長くなりましたので、続きはまた次回に書きます。-

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7月23日の学習記録 - わび、さび -

2010年07月24日 03時14分34秒 | 通訳案内士 学習記録

7月23日の学習記録。

通勤の往きの電車の中で、『Pass 単』のリスニング。
帰りの電車の中で、『日本的事象 英文説明 300選』のリスニング。
今日は”わび”とか”さび”とか出てきて、ふ~ん、こんな言い方もあるんだ、とちょっと感動しました。わび、さび、を英語で言え、といわれてもすぐには説明できませんね。(日本語でも難しいです。)”相撲”ぐらいは説明できるのですが。。。

ちなみに300選によると、

Wabi refers to an aesthetic of refined rusticity, and sabi refers to the elegant serenity of desolation. Wabi and sabi are among the highest of aesthetic qualities valued in traditional Japanese arts, paticularly the tea ceremony and haiku.

難しそうな単語が並んでいて、これだけではなんのこっちゃ、よく解りませんが、aesthetic(この単語は時々みかける。美的、美意識)、rusticity(この単語は難度が高い。その地方で(田舎で)典型的、という意味もありますが(rural の類語と思いますが)、素
朴、質素、程度のイメージでしょう) desolation  (この単語も易しくないですね。哀れさ、寂しさ)あたりがキー・ワードでしょう。こういう単語はなかなかすぐには使えませんね。
この文は覚えてどこかで使わせてもらおっと。
でも、そうすると、質問大好き、好奇心旺盛なネイティブは必ず tea ceremony とはなんだ、haiku とはどういうものかと訊いてきますので、これらも説明できないといけません。。。
300選もなかなか奥が深いです。

『TIME』 6ページ。
TIME のWPM (1分間に読める語数)は中々上がりません。TIMEは1ページあたり約500語あるのですが、今は6ページ読むのに、約30分かかります。
WPM は100語しかない。ネイティブの最低レベルは、200語で、(いわゆるインテリ層は1.000語も読む)
その70%が当面の目標ですので、140語が目標ライン。まだまだ先は長いです。
やはりTIME は、rusticity クラスの単語がバンバン登場し、そこで『うっ!』と詰まってしまうので、流れるようには読めません。まして、ロングマン英英辞典を引いたりしていたら(ちなみにロングマン英英辞典には、rusticity は載っていなかった。)すぐ2~3分は経ってしまいます。結局英語は(コロケーションも含めた)語彙力か、と思ったりもしています。

『Pass 単』 5周目でも覚えていない単語を単語帳に書き出し。

『英語通訳ガイド試験 必須単語集』の日本語の『え』で始まる単語を音読。
『え』で始まる単語はあまりおもしろいものはありませんが、

遠距離恋愛・・・ long-distance romance (ほんまかいな?)

僕は典型的な夜行性(nocturnal、と言うとなんかロマンチックですが) フクロウ人間ですので、夜が遅いのはへっちゃらですが、さすがに猛暑の折、少々バテており、もう寝ます。



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7月22日の学習記録

2010年07月23日 01時16分26秒 | 通訳案内士 学習記録

7 月22 日の学習記録。

今日は久し振りに会社の人間と飲んで午前1時に帰宅したので、大した学習はしていません。

通勤の往きの電車の中で、『Pass 単』 のリスニング。
帰りの電車の中で、『日本的事象 英文説明300選』
のリスニング。しかし帰りは半分酔っ払って眠りこけて寝過したので、半分も聞いていない。おやじサラリーマンならではです。

昼休みの時間にパスタをすすりながら、『TIME』 4ページ。

今日はこれだけです。風呂に入って寝ます。

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7月21日の学習記録

2010年07月22日 00時53分52秒 | 通訳案内士 学習記録

7 月21 日の学習記録。

通勤の往きの電車の中で、『Pass 単』 のリスニング。
帰りの電車の中で、『TOEIC 公式問題集』 のリスニング。

『Pass 単』の5周目でも覚えていない単語を単語帳に書き出し。
気のせいか、1周目で覚えていない単語より5周目の方が増えている感じです。
今日は eligible という結構基本的な形容詞を忘れていたので、ショックを受けました。・・・というのはウソで、こんなことはしょっちゅうあります。人間の記憶はあてにならないというか、つい1か月半前の英検1級の試験前に 、better than nothing だと思い、“悪あがき”して覚えた単語もすっかり忘却の彼方に行ってしまっています。

実用運用語彙数は、日々増えたり、減ったりしています。安定するにはどれだけ繰り返さなければならないのでしょうか。。

高校時代に得意で、好きだったのは 『現代国語』です。理由は簡単で、漢字は暗記の要素がありますが、その他の大部分は、暗記が全く必要ないからです。”ゲンコク” は逆に暗記ではどうにもならない科目でしたので。。
高校英語は(高校英語でなくてもそうですが)暗記が主体で、大の苦手でした。今も暗記は好きとは言えませんが、“中長期期目標”達成のためには、避けて通れませんね。


『TIME』 6ページ

『英語通訳ガイド試験 必須単語集』の日本語の『う』ではじまる単語を音読。
『あ』だけで終わっていないのが奇跡です。昔、豆単 (すでに死語か?)
では『A』で始まる単語(たとえば、abbey) はやたら詳しかったものですが。

日本語の『う』で始まる単語の面白いものは、

内弁慶・・・ a lion at home, and a mouse abroad (ほんとうかな? BENKEI at home ではダメか。。)

雨天中止・・・ これはご存じの人も多いと思います。rainout

海の幸・・・ ただの seafood  ちょっとひねってmarine products とも言うそうです。

裏口入学・・・backdoor admission to a school  これは他の言い方もありそうです。

定番で、
うるう年・・・ leap year

などなど。

それから、『日本的事象 英文説明300選』のCDをネットで注文していたのですが、今日着きましたので、さっそくウオークマンに入力しました。
明日の通勤の帰りに、『TOEIC 過去問題集』のリスニングはちょっと飽きてきたので、これを聞きます。

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