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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

ワラビーズ対オールブラックスがついに実現!

2015年10月27日 21時13分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

朝晩はずいぶん涼しくなってきましたが、日中は暖かい一日でした。

ワールドカップラグビーでは、昨日ワラビーズがアルゼンチンを破ったので、すでに南アフリカを下していたオールブラックスと11月1日に優勝をかけて戦うことになりました。

前々回の記事で、、オーストラリア人の女性弁護士で、旦那さんがニュージーランド人でもしワラビーズとオールブラックスがあたれば、どちらを応援していいかわからないので困っている、ということを書きましたが、まさか強豪ひしめく中、この2チームが本当に決勝まで勝ち上がって対戦するとは正直思っていませんでした。事実両チームともギリギリで勝った試合もありました。

11月1日は世界ランキング1位と2位の文字通り頂上決戦です。

今から楽しみにしています。

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アカデミー賞授賞式と横田基地

2015年10月24日 21時29分59秒 | 一般的英語学習

 昨日までは肌寒い日が続いていましたが、今日はまた一転暖かい一日でした。
ただ、夜に入ると北風が強くなってきました。気候の変化が激しいですね。 

今日は久し振りに午前中時間があったので、今更ですが、ユーチューブで『 第87回 アカデミー賞 授賞式』を観ました。 

ここ数年は忙しくて映画を観る機会はぐっと減ってしまいましたが、元々映画フリークですし、アカデミー賞の授賞式は、各賞の錚々たるプレゼンテーターのユーモアとウイットに富んだ紹介と受賞者のスピーチを聴くのが好きで、またショウとして観てもたいへんおもしろく、毎年観ていました。が、今年は2月の下旬に行われた授賞式を8か月後の今日観る羽目になってしまった。

しかし、これから日本で公開される作品もあるし、このタイムラグはそれほどひどいものではないのかもしれない。

授賞式の冒頭から、司会のニール・パトリック・ハリスが、緊張からか、"Tonight, we honor Hollywood the brightest." というべきところを、"Tonight, we honor Hollywood the whitest." と言い間違える場面もありましたが、プレゼンテーターは二コール・キッドマンあり、シャーリー・マックレーンあり、イディナ・メンゼルとジョン・トラボルタの掛け合いあり、ケイト・ブランシェットあり、で楽しめました。(なお、ニール・パトリック・ハリスは授賞式のさなかにパンツ一丁で“熱演”する場面もあったということですが、放送版ではそのシーンはカットされています。)

また、作曲賞は、『 サウンド・オブ・ミュージック 』の製作から50周年ということで、名場面のショートカットが写されたあと、レディ・ガガが腕のタットウも露わに、『サウンド・オブ・ミュージック 』の中の数曲を熱唱し、そのあとのプレゼンテーターとしてジュリー・アンドリュースガ登場しました。彼女は1935年10月1日生まれのはずですから、授賞式当時は79歳、現在は80歳の筈です。が、英語は今でもキレイです。

作品賞は『バードマン』でしたが、個人的には『ブダペスト・ホテル』か『博士と彼女のセオリー(原題は The theory of Everything)』の方が好きですが。

次回(第88回)のアカデミー賞授賞式はもっと早い時期に見ようと思います。


さて、今を遡る16年ほど前、しんどいことや勉強が嫌いな僕でも、オーストラリアの駐在から帰国した当初は、日本では英語で話す機会がほとんどなくなってしまい、日に日に英語がしゃべれなくなっていく自分に気付いたため、僕としては殊勝にもなんとか在日のネイティブ・スピーカーと定期的に話す機会を持ちたい、と考えていました。ただし英語学校ではマン・ツー・マンではないし、費用も当時はべらぼうに高かったので、通ったことはありません。

今は日本を訪れる外国人も爆発的に増え、東京駅に立っているだけで、100人に上のネイティブ・スピーカーを見かけますが、当時は在日あるいは、来日外国人の数は極めて少なく、またユーチューブやスカイプなど影も形もなく、漸くインターネットが一部のフリークの間で使われ始めた程度。もちろんスマホなどもありません。(いまは少なくともリスニングについてはユーチューブなどをかけ流して一日中英語を聴ける環境を簡単に作れるので、隔世の感があります。)

そこで目を付けたのが、西東京地域に広大な場所を占める米軍『横田基地』。


『横田基地』については詳しいことはここでは書きませんが、一旦ゲートを抜けて基地内に入ると、そこは住所もアメリカ合衆国。中には軍人、軍属のための住居、小学校から高校まであり、ショッピングセンター、数ホールのゴルフ場、 字幕を作る手間がいらないので、最新作を上映している映画館、フィットネスセンターや50mプールまであり、まさに自己完結した『リトル・アメリカ』(日本からみれば治外法権)です。

今でもあると思いますが、当時は『アーミー・イングリッシュスクール』というところが、基地内のネイティブとの仲介をしていて、お互い会って話してウマがあえばその人と値段など取り決めて個人レッスンを続けるというシステムでした。

横田基地内は年に1度の”基地祭“以外は完全にオフリミットで、基地のゲートまで車で”面接者”に来てもらい私の身分証明書やその人から入場の証明書などを発行してもらい、広大な基地を車でその人の自宅(コンドミニアム)に連れて行ってもらい、自宅で面接すると、基地内の高校教師ということで、思考も温厚、英語もスラングも偏りもなく、奥さんもきれいなアメリカ英語を話す、ということで、毎週1時間半ほど個人レッスンを受けることになりました。当時の金額で1回3000円で格安でした。(とかく軍人には思考に偏りがあったり、英語も独特のスラングが強かったりするのですが、彼は良識に富んだ親日的なよき一般市民でした。)

レッスンは僕から提案したもので、当時『 TIME 』の最終頁にあったエッセイを私が事前に読んで予習しておき、分からない部分を質問し、そのサブジェクトについて議論するというかなり高度なものでした。

また、基地の中で行われるパーティに招待してもらったり、基地の外でも米国大使館のそばにあるアメリカン・センターに行き、彼の友人と引き合わせてくれたり、大変お世話になりました。

ある時、僕が『 映画が好きで、映画の中で喋られる英語はナチュラル・スピードなので、生きた教材として手本にしている。』というと、彼は『 確かに映画の英語はナチュラル・スピードだが、映画の中には通常の生活にはない極端なシーンや描写、表現がある。日常ではめったに使わないような非常に極端なセリフや言葉が多い。』と忠告してくれたことがあります。

たしかに、日常の当たり前の出来事を映画にしても、劇的でも面白くもなく、観客も呼べないので、そういう意味では普通ではない英語が喋られることが多いのでしょう。

映画の英語自体、聴き取れない部分が非常に多いのですが、彼の忠告以来、映画自体はアクションでもSFでも小品でもラブ・ストーリーでも好きになる映画は好きになるのですが、英語を学ぶ上での手本としての映画は、選ぶようにしています。

1年半後に彼と奥さんは、ドイツの基地内にある高校に転勤になって横田基地の中の住居を引き払ったので、彼との個人レッスンは1年半で途切れてしまいました。今も続けていれば、僕の英語ももう少し普通に喋れたのですが。彼は今どうしているでしょうか。




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ワラビーズとオールブラックス

2015年10月18日 13時46分46秒 | 一般的英語学習

昨日は肌寒い一日でしたが、今日は一転して秋晴れの暖かい陽気ですね。

今日もラグビーに関する話を少しだけ。

金曜日(10月16日)に会社で、職務上、シドニー在住のオーストラリア人(女性)の弁護士とメールでやりとりする機会がありました。

以前にメールで数回彼女と交信したことはあったのですが、本格的に仕事でやりとりするのは金曜日が初めてなので、仕事の要件を書いたあと、『現在ワールドカップラグビーがイングランドで開催されているが、今回のワールドカップでは、Wallabies (ワラビーズ、ラグビーのオーストラリア代表)がAll Blacks (ラグビーのニュージーランド代表)と決勝で対戦する可能性が高い。Wallabies が優勝することを祈っている。日本代表チームは、貴国人のジョーンズ ヘッドコーチのもと、3勝したにも関わらず、予選敗退だが。』と書いたところ、チャットのような速さで間髪をいれず、『Cherry Blossoms (日本代表)の試合は4試合とも(TVで)観戦した。いい試合だった。』との返事が来ました。 

Wallabies はご覧の写真のように、黄色と緑の『日本の急行電車』のようなユニフォームで有名です。(アウェーの試合の時はこのユニフォームを着ない時もあるが。)

また Wallaby (ワラビー)とはオーストラリア原産の小型のカンガルーのことです。 L(エル)が2つ入り、綴りが難しくて、中々覚えられませんが、もともとはオーストラリアの原住民アボリジニの言葉です。

普通のカンガルーとワラビーは生物学的な違いはなく、体重が25kg以下のカンガルーを総称してワラビーと言うんだそうです。

シドニー近郊でも車で1時間ほど走れば、野生のワラビーは普通に見かけます。もともとカンガルーはネズミの一種で、そういえばどこかネズミに似ていますね。非常に可愛い動物ですが、ラグビー オーストラリア代表のプレースタイルは非常に獰猛で、Thylacines (オーストラリア原産のフクロオオカミのこと。タスマニアン・タイガーと言った方が皆さんご存じかもしれない。)にチーム名を変えた方がよいかもしれない。

ちなみに、Thylacine は猫の性質も持ちながら(だからタスマニアン・タイガーともいう)、オオカミでありしかもカンガルーのような子育てのための袋を持つ有袋類(Marsupial)でもあるという不思議な動物で、ワラビーなどを捕食して生きてきましたが、1936年を最後に絶滅したと伝えられています。

話は横にそれましたが、ニュージーランド代表のAll Blacks の由来は単純で、ユニフォームが黒だからですが、胸にある葉っぱのエンブレムはSilver Fern と呼ばれ(銀羊歯)、要はシダの一種ですが、ニュージーランドの国章です。

しかし、ニュージーランド代表を最も特徴づけているのが、試合前のウオー・クライ(war cry)です。

 

これはニュージーランドの原住民のマオリ族がいくさの前に士気を鼓舞するための儀式、というか、雄たけびです。

アングロサクソン系の国家はアメリカやオーストラリアのように原住民を迫害・差別してきた国が多いのですが、ニュージーランドは早くから原住民のマオリ族との融和をはかり、またジェンダー・イコーリティも早くから進めてきた国です。

女性の参政権は世界で一番早く、1893年に認められました。一つには資源が少なく、人口も少ない(現在でも4百万人を少し超える程度)ので、国内で一致団結して色々な人の能力や才能が発揮出来るようにしないと、国家として成り立たなかった面があります。元首(未だに形だけですが、英国のエリザベス女王)も女性、総督(女王の名代でニュージーランド在住)も女性、首相も女性、国会の議長(ニュージーランドでは日本と違い一院制)も女性だったこともあります。

 

話を元に戻し、先ほどのオーストラリアの女性弁護士とのやりとりですが、ラグビー日本代表は、主に海外では Brave Blossoms とは呼ばれずに、Cherry Blossoms と 呼ばれているらしい。それはそうで、Brave と Blossoms では英語では相性 (コロケーション)が悪く、Brave Warriors や Beautiful Blossoms なら分かるが、英語の感覚では Brave Blossoms では『花は美しかったり、愛らしかったりするものなのに、勇敢とどう結びつくんだ。』ということで、違和感があるのでしょう。どうやら、Brave Blossoms は桜の花に一種の潔さやそこから派生しての武士道などを想起することが出来るメンタリティを持つ日本人だけの『和製英語』かもしれませんね。

ちなみに僕はBrave Blossoms の方が好きですが。。

まあいずれにせよ、オーストラリア人の彼女が、Brave Blossoms にせよ、Cherry Blossoms にせよ、我が日本代表の試合を全部観て、感動してくれたのは非常に嬉しいことです。

ラグビーの世界ランキングは目まぐるしく変わり、現在日本はついに世界ランキング10位です。

一方、All Blacks は現在1位、Wallabies は2位です。ワールドカップの決勝で両チームが当たれば文字通り世界の頂上決戦です。

彼女に、『Wallabiesが世界一になればいいね。』と返信すると、またチャットのような速さで返信がありました。

『私の夫はニュージーランド人で、All Blacks の熱狂的ファン。決勝で両者があたると、どちらを応援するか、悩んでしまう。』

 僕は、『 家庭が無事で平穏でありますように。』と返信して、交信を終えました。。。

彼女とは、火曜日(10月20日)に電話会議を行いますので、独特で懐かしくもあるオーストラリア英語が聴き取れない、などということがないように、今から耳を慣らしておきます。

 

 

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ワールドカップ ラグビー アメリカ戦

2015年10月12日 23時48分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は快晴の気持ちの良い1日でしたね。

日本にとってワールドカップの最終戦となるアメリカ戦。

アメリカもワールドカップが0勝4敗となると、スポーツ王国としてのプライドが許さないので、決死の布陣で臨んできましたね。

しかし、ブレイブ ブロッサムズはそれ以上のことをやってのけました!身長や体重で勝る大男たちに対しても一歩も譲りませんでした。そして28対18で勝利しました。

普段は冷静で、強気で、フリーキックの前の独特のルーティインでも有名になった五郎丸選手も試合後、泣いていましたね。

最近日本人であることに誇りを感じる機会はあまりなかったのですが、今日は日本人であることに誇りを感じました。


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サモア対スコットランド戦

2015年10月11日 12時06分33秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は雨模様の天気ですね。

昨夜、と言うより今日のラグビーワールドカップのサモア対スコットランド戦、サモアが前半は有利に展開していたのに、後半に失点を許し、惜敗して非常に残念です。これで日本がベスト8に進める可能性が消えてしまいました。

しかし、ジョーンズ ヘッドコーチ (監督)は、『 決勝トーナメント(ベスト8)に進めようが進めまいが、次のアメリカ戦に対してやるべきことは同じ。ワールドカップ史上初めて、予選リーグで3勝したのに決勝トーナメントに進めなかったチームになれるよう、アメリカ戦では全力を尽くす。』と言っていますので、明朝のアメリカ戦は好ゲームになると、今から期待しています。

こういうリーダーがいると、チームの士気は上がりますね。 

ただ、ジョーンズ ヘッドコーチは、2015年のワールドカップを最後に代表監督を退くとの話も出ています。これも残念ですね。日本のラグビーをここまで押し上げたのは彼の功績によるところ大です。

ジョーンズ ヘッドコーチの花道を飾るためにも、頑張れ、ブレイブ ブロッサムズ!

ベスト8はにはなれなかったが、フランスとアルゼンチン以外、英連邦がほぼトップテンを占めるラグビーで世界ランキングが10位以内に食い込む可能性は大いにあります。

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ワールドカップラグビー 対サモア戦

2015年10月04日 10時55分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

今週の週末は爆弾低気圧が去ったあとの久々の秋晴れで気持ちがいいですね。

さて、昨日の夜から今日の深夜にかけて、ワールドカップ ラグビーの対サモア戦をTVで観戦しました。

26対5で日本が快勝しました。感動しました。。。。

体重 X スピード = エネルギー に比例しますので、激しいフィジカルコンタクトが多いラグビーでは、身体が大きく、体重が重いほうが圧倒的に有利なのですが、体格で劣る(といっても最近の日本代表は海外育ちの選手も多く、かなり体格もいい選手も多いですが)相手に対して、日本のラグビーらしさを実現するための激しい練習と戦術で勝利を収めました。

こういう、状況が不利な中でもやるべきことに最善を尽くし、結果を出す、という姿には、僕は理屈抜きで感動します。

もともとラグビーはアングロ・サクソンのスポーツ文化。サッカーと同じですが、サッカーがその競技の持つ性質から、広く中南米や世界に広まったのに対して、ラグビーはクリケットと同じく、元イギリスの植民地、現在の英連邦(すなわち英語文化圏)の間では、日本で想像する以上に熱狂的に行われています。

僕が15年以上前に駐在していたオーストラリアでも非常に盛んで、オーストラリア代表のワラビーズとニュージーランド代表のオールブラックスの対抗戦では、まるで戦争状態のように国中が熱狂していました。

当時は事実上のラグビー”世界頂上決戦”でしたから。今はニュージーランドのオールブラックスは依然として世界ランキング1位ですが、オーストラリアのワラビーズは2位のウエールズの下の3位です。しかし、以前としてこの2国はラグビーの強豪国であることに違いはありません。

一方、英連邦ではありませんが、スポーツ王国のアメリカでは、独自のアメリカンラグビー、すなわちアメリカンフットボールが発展したため、素質のある身体能力の高いアスリートはみんなアメフトに行ってしまうので、ラグビーそのものはそれほど盛んではありませんが、それでも世界ランキング14位です。

言語は文化を反映します。

英語学習者にとって、ラグビーの文化を知ることも、少しは英語学習に関係していますが、そんなカタイことは抜きにしても、日本代表には、次戦のアメリカ戦に勝利して、念願の世界のベスト8入りを果たしてもらいたいです。

ちなみにサッカーの日本代表のことを悪くいうつもりはありませんが、人気や収入に胡坐をかくのではなく、少しはラグビーの日本代表の練習と戦術を見習って欲しいものです。

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