東京地方は比較的穏やかな天気でした。もう極端に寒くなることはなさそうで、このまま春が来てくれればいいなと思います。
さて、平昌オリンピックのTV観戦や、年度末の忙しさにかまけて、気がついたら『TIME』が1か月分未読で溜まってしまいました。
いままでは全ぺージ読んできましたが、『TIME』は週刊誌であり、あまり古い記事を読んでも役に立たないと思い、3週間分は、カバーストーリーと興味のある記事だけ読みました。

『TIME』TIME2月12日号のカバー・ストーリーはアメリカがトランプ大統領の思惑により、核兵器の強化に取り組み始めている、というもので、冷戦の終結後、30年にわたってアメリカとロシアは核兵器縮小の方向で動いており、アメリカのネバダにある核実験施設でも全く核実験が行われなかったのに、トランプ大統領の命令で、いつでも核実験が出来る状態になっているそうです。(まだ実際の核実験は開始していないが。)トランプ大統領の理屈は北朝鮮などの核武装化の動きに対して、アメリカがより多く、より強力な核兵器を持てば、抑止力になる、というものですが、それでは冷戦時代からなんの進歩もありませんね。

『TIME』TIME2月19日号のカバー・ストーリーは黒人の監督と黒人の俳優のみによって作られた『BLACK PANTHER』PANTHERという映画についてです。今まで人種差別問題を扱った黒人主演の映画はありましたが、ウッディ・アレンの作った映画が、白人のための白人の映画、とは言わないように、もうそろそろ黒人による黒人の映画も、その人種問題からくる特殊性ではなく、一般の映画作品として普遍的に受け入れられてもよいのではないか、という論調でした。

『TIME』2月26日号のカバー・ストーリーはより長く、より良く生きる、というエイジングに焦点をあてたものです。カバー・ストーリーというより特集に近く、このテーマだけで、30ページあります。(普通はカバー・ストーリーは5~6ページ)
アメリカでは65歳以上の10人に1人がアルツハイマー病に罹っており、アルツハイマー病への新たな取り組みや、ロシアやチェコやフィンランドの寒中水泳の話や、現代の便利なIT家電を否定し、昔ながらの生活を送っているアーミッシュの長寿についてや、宗教や友人関係が長寿に与える影響など、様々なエイジングに対応する知恵について書かれています。
ということで、3週間分の『TIME』は駆け足でスキップし、ようやく今週から3月5日号を読み始めることが出来ます。今後全ページを読むことを実行するかどうかはまだ決めていませんが、状況に応じて全ページ読むこともあれば、カバー・ストーリーと興味のある記事だけになることもあると思います。
今週出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語
anesthesiologist 麻酔科医師
chaperone 介添え役
slay 殺害する
waylay 待ち伏せする
flamethrower 火炎放射器
anodyne 痛み止めの
ensconce おさまる(かなり高度な単語)
decertify もはや承認されない
rummage ひっかき回して探す
kinetic 運動上の
mayfly カゲロウ
neuroticism 神経質(かなり高度な単語)
underwhelming 迫力に欠ける
provenance 起源
hypothermia 低体温症
agrarian 農業の(この単語は必須単語)
pedometer 歩数計(常識的な単語)
shove 押しやる、押しのける(この単語も必須単語)
antidote 解毒材(常識的な単語)
最近、常識的な単語もよく忘れていますが、あまり気にしていません。忘れればまた覚えればいいだけのことです。
来週も頑張っていきましょう。