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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

7月9日の学習記録 -英語の軽量化について-

2010年07月10日 13時33分21秒 | 通訳案内士 学習記録

本日(もう昨日ですが)の学習記録。

通勤の往復の電車の中で『Pass 単』の愚直なまでの、半分居眠りしながらのリスニング。
今日は Part 2 の部分を聞きました。

『TIME』 8 ページ。

以前、僕の究極の目標というか大いなる野望は、は英語ネイティブの70%位のスピード、質の英語だ、などということを書きましたが、もっと簡単に言うと、もっと英語が軽くならないか (?)ということです。

僕は結構日本語で(あたりまえか)本を読むのが好きなのですが、(日本語の)本を読む時は、『さあ、これから
日本語で、本を読むぞう~。』という意識はありません。ただ書いてある内容を読むだけです。(日本語を読むという意識はありません。)

ところが、英文を読む時は、英語を読む、という意識が重たくこびりついています。無意識とまでは言いませんが、英語が軽くなって、内容だけに没頭できる状態じゃないんですね。

英語が軽くなって、内容に没頭出来る境目が、英語ネイティブの70%あたりではないか、と勝手に思い込んでいます。

長年の習慣とは恐ろしいもので、『TIME』を読む時は何故か英語を軽く感じています。休日ですと、20ページぐらい読める日もあります。(どこまで本当に理解して読んでいるかは別にして。)

普通、巷では『TIME』は難しいと考えられており、「『TIME』が読めるなんてすご~い。」などと言われるとおだてに弱い僕のこと、内心『うっしっし~。』などとホクソえんだりする単細胞な人間ですが、実情はそんなかっこいいものではありません。

『TIME』との出会いは、前にも書きましたが、若い頃は定期購読出来る英文週刊誌は『TIME』と『Newsweek』しかなかった、ということもありますが、実は『1年間購読を申し込むとXXを差し上げます。』という、インセンティブがあり(今でもありますが)始めたキッカケは、定期購読すると、『TIME が綴る歴史の証言 100枚』(の写真集)とかなんとかが付いてきて、その写真集が欲しかった、というだけのことです。(当時は写真が好きでした。写真は、瞬間を切り取って永遠にするものだと思いますが、優れた写真には『歴史を変える』『その時代の歴史を証言する』ほどのインパクトのあるものもあります。市販されていなかったので、その写真集がどうしても欲しかった。)

定期購読を始めて駐在時も含めてダラダラと惰性で17~18年続いていますが、最初の2~3年は、全く読めずに、記事のそばの写真だけ見て、どんどん積み重なっていくだけ。これでは(購読料が)もったいないと思い、チョロチョロ読み始めたのが習慣になっています。

『TIME』は途中で、CNNの親分のワーナーにくっついたりして多少編集が変わったこともありますが、基本的に週刊報道誌。『TIME』の”Inbox” (投書欄) も冒頭の“Briefing”も “The World” (その前週の世界の出来事が 概観されており、かなり便利)も“Milestones” (死亡追悼文)も“Cover story” (表紙に出ているその週の主な記事、特にカバーストーリーというインデックスはないが)も“Global Business” も”Art” や ”Global Adviser" (世界名所案内のようなもの)も最後のページの “Essay” ( エッセイがない週もある)も、長年の習慣から、大体何ページにどのようなことが書かれているか、頭の中が馴れてフォーマット化しているだけです。

決して英語そのものだけが軽くなっているわけではありません。

しかし、『TIME』の文体は、良く言えば、見出しもあるし、主に教養あるネイティブが、言いたいことをコジャレた、歯切れのいい表現で、簡潔に書いたもの。接続節をいくつも連ねて一文が50語や60語になることは最後のページの“Essay”以外はあまりありません。

これは奇しくもビジネス英語の世界と似ており、僕が読みやすい理由かもしれません。

しかし、この状態はいびつで、遊び道具が一輪車しかなくて、長い年月遊んでいるうちに乗れるようになったが、二輪車(通常の自転車)には乗れない、といった妙な状況です。その証拠に、『TIME』の歯切れ、リズムの良さに馴れてしまうと、小説など、長い修飾的な英文を読むと、僕はとたんに四苦八苦、英語が重くなります。(長文の空所補充問題が苦手なのもここらが原因かも。)

英語の軽重が非常にいびつなので、(というか軽く感じるのは『TIME』だけなので)やりなおし英語学習はまだまだ続きます。

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