今日は四月の下旬にしては、恐ろしく寒い日で、東京も最高気温が 8 ℃ ぐらいまでしか上がりません。家でブラブラしています。
さて、前回の続き、キンキラキンのモニュメントで飾られたサウジアラビアを後にして、オマーンに行きました。
アラビア半島は全て砂漠だと思っている人も多いと思いますが、オマーンはアラビア半島のどん詰まりで、地層が複雑で、山が多いです。
海と山のコントラストが中々美しい国です。
ここも石油で儲けていますが、ホルムズ海峡があるので、アメリカ軍が駐留していて、イスラム諸国の中では、もっとも西洋的と言えます。
ホテルも美しい建物の立派なものが沢山あります。ここではあまり苦労せずに過ごせました。街もこじんまりとして、出歩いても平気です。
サッカーの W カップのアジア予選で日本にもオマーンの名が知られるようになりましたが、基本的に親日家が多いようです。
幾つかの国の記事は省略しましたが、中東の長い旅もそろそろ終わりに近づいてきました。
気がつけば日本を出て 26 日が経過していました。
時代のせいもありますが、こんなに長く出張させてくれた会社には少し感謝します。
20 歳代としては日本と全く異なった世界を見たおかげで、人種や宗教に対する偏見が全く無くなりました。
一方、中東諸国は元イギリス領が多いため、かなり英語が通じます。自分のつたない英語でも、かなり情報を得ることが出来たので、この旅を機会に、食わず嫌いだった英語も少しは勉強するようになりました。
やはり違う文化の人々とコミュニケート出来るのが英語の魅力の端緒でしょう。
その後、東南アジア、中南米、オセアニア、欧州と駆け回りましたが、この時の中東の旅が最も印象的でした。
東南アジアや中南米も面白い話が沢山ありますので、また機会があれば記事にします。