今週も東京地方は暖かな週末でした。火曜日あたりにまた寒波がやってきそうですが。
さて、1月18日のTOEIC IP テストには”惨敗”しましたが、ぼちぼち英語の勉強を始めています。
まずは、TOEIC IPテスト前にゾーンに入っていたため、読む時間がなかった『TIME』の3週間分のカバー・ストーリーを読みました。知らない単語が出てきたら、全部ではありませんが、キー・ワード調べて、ノートに書き出しました。
また、『英検1級 Pass 単熟語』(旺文社)のCDを聴いて忘れている単語を再確認しました。『Pass 単1級』は賛否両論ありますが、少しレベルの高い英文には頻出する単語がよくまとまっていると思います。
また、映画も観ています。
TOEIC IP テスト後に観た映画は、
『幸せの隠れ場所(英語原題 The Brind Side)』
サンドラ・ブロックがオスカー主演女優賞を獲った映画で、いかにもアメリカ人が好みそうなシンデレラ・ストーリーです。英語的にはそれほど難しくありません。この映画は実話に基づいていますが、もちろん映画用に多少事実は誇張されています。
次に『ヒトラー 最後の12日間』
この映画は歴史モノが好きなので観てみましたが、ドイツ語ですので、特に解説すべきことはありません。
そして、『愛と悲しみの果て(英語原題 Out of Africa)』
僕はメリルストリープのファンでもあり、この映画は僕の好きな映画の一つです。
いつも思うのですが、英語の原題を日本語にするときに『愛と〇〇』とか『幸せの〇〇』とか”愛”とか”幸せ”という言葉を安っぽく使いすぎで、映画本来の主題から離れてしまっていますね。
『幸せの隠れ場所』の英語原題はThe Brind Side で、ブラインド・サイドとは、アメリカンフットボールで、QB(クウォーター バック)の利き手以外(右利きのQBであれば左側)をQBを潰しにかかって来る相手チームのディフェンス からQBを守るLT (レフト タックル)のことで、The Brind Side のほうが、この映画のタイトルとしてはしっくりくると思います。
『愛と悲しみの果て』も英語の原題は、単にOut of Africaで、恋愛だけの映画ではないので、Out of Africa の方がしっくりくると思います。
そういえば、リチャード・ギアの出世作『愛と青春の旅立ち』も英語の原題は、An Officer and a Gentleman です。
さて、映画の英語が聴き取れるようになると、英語の学習はほとんど卒業ですが、中々聴き取れるようにはなりません。今は、字幕を英語にして、音声を字幕で確認しながら観ています。
そういう作業をしていて、何故映画の英語が聴き取れないのか、今更ながら、ふと気付いたことがあります。
日本語の場合はもともと表記言語であり、また全ての音に母音がひっついているので、一語一語はっきりと発音しますが、音声言語の英語の場合はそうではない。発音しない音もある。単語の集まりである文でみると、発音していない、あるいはほとんど息を吐きだしているだけの音や単語(前置詞など)も沢山あります。映画の英語は非常に速いので、一語一語聴き取ろうとすると人間の反射神経の限界を超えているので、絶対についていけません。文が一つの音の塊としてとらえないとついていけない。
たとえば日本人は日本語の発音の特性から How can I help you ? ですと、ハウ・キャン・アイ・ぺルプ・ユーと一語一語聴き取ろうとする癖がついていますが、これだと、絶対に聴き取れない。というか実際発音していない音もあるので、そもそも聞こえない。実際は、文をハキャエルプユと一つの音の塊として捉えないとついていけない。こういう文章毎の音の塊のバリエーションを増やしていくしか、映画の英語を聴き取れるようになる方法はなさそうです。