米国公認会計士の受験校のアビタスから段ボール一箱分のテキストやら問題集やらDVD やらが届いて、その分量に辟易しながらも、その中で基礎中の基礎の英文会計の入門を勉強しています。
いわゆるアカウンティング(会計)とファイナンス(財務)は遥か昔の前世紀に少し勉強したことがありますが、今ではすっかり忘れていますので、今は日本のレベルでいうと商業高校の 1 年目、簿記 3 級あたりの内容を勉強しています。
簿記 3 級程度でも、英文となると中々新鮮で面白いです。元々アカウンティング(会計)の根幹の複式簿記は、イタリアの地中海貿易で栄えたジェノバで発明され、産業革命後のイギリスで発展したもの(一説には12 世紀頃のサラセン帝国のアラビア人が発明したとも言われています)ですので、日本語で学ぶより、英語で学ぶ方が、簡単かもしれません。元々日本には複式簿記はなく、入金と出金を記録した、大福帳のようなものがあるだけでした。
明治時代になってから、複式簿記の考えを輸入したのは福沢諭吉といわれていますが、訳語が難しいため、やたら会計を難しくしている気がします。
減価償却など、日本語で聞くとなんのことかわかりませんが、depreciation というとなんのことかイメージし易いです。
大阪から神奈川の病院に移送した母の見舞にほとんど毎日行っており、相変わらず忙しい毎日ですが、自宅介護されている方はもっと大変だと思います。僕は母の容態がよくなく、医学的な治療が必要なのと、自宅介護ですと女房が参ってしまいますので、自宅介護の道は選びませんでしたが。。。
一日が 48 時間あればよいのに、とよく思いますが、どんな人にも一日は 24 時間しかありません。そうしますと時間あたりの密度を上げていくしかなさそうです。
僕のような怠けものは、自分の自由に使える時間が一日に 4 時間も 5 時間もあると、ついダラダラとテレビを見たり、雑誌を読んだりして浪費してしまいますが、
もし 1 時間しかなければ、浪費するのがもったいなくなり、その 1 時間を第一優先事項に宛てます。
1000 万円あれば、4 万円や5 万円浪費してもたいしたことはありませんが、財布に 1 万円しかなければ、最も買いたいもの、必要なものに使うはずです。
それと同じことで、忙しいというのも やるべきことの優先順位が見え、時間当たりの集中度が増すので、いちがいに悪いことばかりとは言えません。
また、どんなに忙しい人でも、1 日のうち、どこかしら自由に使える時間が、たとえ細切れだとしても、合計すれば 1 時間や 2 時間はあるはずです。
僕の場合、細切れの時間が 5 分程度ですと、気分の切り替えに時間がかかるほうですので、ほとんど使えませんが、15 分あれば一つのユニットとしてまとまったことが出来ます。一日のうち、8 ユニットあれば 2 時間になります。
11 月中旬までには英文会計の基本はマスターしたいものです。