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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

メジャーリーグ東京シリーズ

2025年03月20日 22時03分46秒 | 日記・エッセイ・コラム
3月15日から19日まで、メジャーリーグのドジャーズとカブスが来日し、エキジプレシーズンマッチ4試合と公式戦2試合が行われ、日本中は大フィーバーでした。

以前も書いたように、スポーツ観戦が大好きな僕は、チケットは入手出来ませんでしたが、3月16日のドジャーズ対巨人のプレシーズンマッチ、3月18日のドジャーズ対カブスの公式戦開幕戦、3月19日のドジャーズ対カブスの公式戦第2戦をテレビでじっくり観戦しました。

見どころはやはり3月18日のドジャーズ対カブスの開幕戦で、山本由伸投手と今永昇太投手の両先発の投げ合いと、大谷翔平と鈴木誠也がどういうバッティングを見せるか、でしょう。

それにしても、両チームの開幕戦の先発投手を日本人で、主力のDHも両チームとも日本人が占め、そのゲームが東京で行われるなどというのは以前から大リーグの来日試合を知っている僕からすれば、まるで夢のようです。日本の野球も実に世界で通用するようになったな、という気持ちです。

日本での開幕戦でプレッシャーのかかる中、山本、今永両投手とも、ほとんど一球投げるごとに雄たけびをあげて気合の籠った圧巻の投球を見せました。

大谷翔平も素晴らしく、4打数2安打。彼の凄さは誰もが認めるところですので、今更僕ごときがクドクド言いませんが、恵まれた体格からくる恐ろしいパワーと大男でありながら柔軟性と敏捷性も兼ね備え、しかも性格は謙虚で努力家で、チームのことをいつも考えているという、どこから見ても好青年で、100年に一人の選手でしょう。

3月19日の第2戦は、注目の佐々木朗希投手が先発しました。制球が定まらず無失点ながらファーボールを5つ出してしまい、3回を投げて降板しましたが、160kmを超える豪速球は何度も見せてくれました。鈴木誠也は開幕戦、第2戦を通じてヒットはありませんでしたが、地力のあるバッターなので、米国に戻ったらすぐに活躍すると思います。

メジャーリーグの試合は、ピッチクロックも採用され、テンポが速く、またピッチャーの球速も、バッターの打球速度も日本のプロ野球より数段早く、守備もファインプレーの連続ですので、日本でも人気が高いのはうなずけます。また選手の年棒も、日本の選手とは一桁違うので、日本のプロ野球選手がメジャーリーグを目指すのも、よく分かります。

少しだけ苦言を呈すれば、今回のメジャーリーグ『東京シリーズ』は日本のメジャーリーグファンからすれば、たまらない楽しみですが、選手にとってはまだオープン戦の時期から気候も環境も全然違う日本で公式戦を戦うのは大変な負担になります。時差一つとっても、僕は若い頃仕事で海外を飛び歩いていたからわかりますが、米国との時差は大きく、人間の時差調整能力は大体1日に1時間半程度ですので、完全に時差が取れるまで、5日から1週間ぐらいかかります。その中で、来日後2日程度ですぐ試合というのは、長時間の移動とも相まって身体に相当な負担がかかります。それでも大リーグ機構が日本で試合を行うのは単純に日本でやるほうが、儲かるからです。

また、大谷翔平の凄さは前述のとおりですが、あまりに騒ぎすぎなような気がします。テレビ中継の間のコマーシャルにも彼は驚くほど多く出演しています。彼はフィジカルもメンタルも強靭ですから平気なのかもしれませんが、メジャーリーグは日本のプロ野球が年間143試合に対して、162試合もあります。(お互いにポストシーズンを除く。)選手への配慮も必要だと思います。


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