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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

関谷英里子さん『同時通訳者の頭の中』

2014年03月30日 23時24分34秒 | 一般的英語学習

今日は非常に風の強い一日でした。

僕は逐語訳でさえままならないのに、同時通訳などをやる人の頭の構造はどうなっているのだろうと、つねづね不思議に思っていましたが、読んで字のごとく、NHK のビジネス英語などで有名な、関谷英里子さんが、『 同時通訳者の頭の中 (祥伝社)』 を出していましたので、買って読んでみました。

Photo 関谷さんと言えば、総合商社から通訳に転身し、アル・ゴア元副大統領など VIP の通訳を務められた、バリバリのキャリア・ウーマンというか、通訳ウーマンとして、有名な人です。

ブログ村にも、ご自身のブログを寄せられています。

やはり、通訳はイメージが大切とのこと。イチイチ英語を日本語に置き換えていては間に合わないので、視覚的イメージで相手の言うことを捉えないといけない、ということです。

また、相手の言いたいことを推し量り、適切な表現を瞬間的に選ぶことも大切だとのこと。おっしゃるとおりと思います。

また、イメージの幅を広げるために、英英辞典を使いこなすこと、ということも書かれています。

僕は今からどう逆立ちしても同時通訳者にはなれませんが、逐語訳の世界で、参考にさせていただこうと思います。

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TOEIC 950点越えに向けての作戦

2014年03月23日 13時45分26秒 | TOEIC

先週、通訳案内士の登録証がきました。

しかし、いつまでも通訳案内士試験合格の余韻に浸っているわけにはいきません。
Photo
TORIC の IP テストが、5 月の連休明けにあるため、当面これを目標にボチボチ勉強を始めます。

僕の場合、リスニングは大体 470 ~ 495 の間で、もう TOEIC での伸びしろはあまりありまぜん。

リーディングの方が 430 前後とあまりよくなく、Part 7 の読解も、もうあまり伸びしろがないため、いつも 5 ~ 6 問は間違える、Part 5 と Part 6 の底上げを計ります。


Photo_2 Part 5 と Part 6 の対策によく利用しているのが、中村澄子さんの 『 1 日 1 分レッスン! TOEIC TEST 千本ノック! 』 シリーズです。 1 巻から 4 巻まではすでに過去にやりましたので、復習し、5 巻と 6 巻に取り組みます。

この本のよいところは、文庫本サイズなので、持ち運びにかさばらないのと、1 ページの表が問題、裏が回答になっているので、細切れ時間でも、何問かは解ける仕組みに待っていることです。

直前には模擬試験もやりますが、当面、千本ノックシリーズに取り組みます。


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ハロー通訳アカデミー合格祝賀会

2014年03月16日 12時58分20秒 | 通訳案内士 学習記録

日差しが暖かく、ようやく春めいてきましたね。

昨日、ハロー通訳アカデミー主催の通訳案内士 2013年度 合格祝賀会に参加してきました。

前にも書きましたが、僕はハロー通訳アカデミーが開校してしていたころには、通学したことはありませんが、教材を安く買って利用したり、植山先生の講習会やメルマガを読ませて頂き、随分参考にさせていただきました。

その縁で、合格祝賀会にもお招きいただいたのですが、なんと無料!です。

来賓の国会議員の有田芳生先生や、全日本通訳案内士連盟の理事長の松本美江さんとも色々とお話することが出来ました。

また、志を同じくする意識の高い新合格者の皆さんと、情報交換したり、何人かの方々とはお互いの連絡先を交換し合ったり、と大変有意義でした。

思いもかけず、合格者としてスピーチをする機会を与えていただきましたので、

1、中高年のおやじサラリーマンが通訳案内士試験を受験するようになった理由。
2、ハロー通訳アカデミーと私との関わり。
3、仕事としての通訳案内士として、私が考えていること、これからやっていきたいこ
と。

の 3 つについてスピーチさせて頂きました。

1、については、僕が日頃からずっと考えていることですので、少し長くなりますが、スピーチでお話ししたことを引用させていただきます。(以下、スピーチの内容です。)

通訳案内士試験を受けようとした動機についてです。

英検やTOEIC ですと、受験者はお若い方が多いですが、通訳案内士試験では、合格者は、40代、50代の私と同世代の方が半数以上を占めると聞いております。

私は1982年に大学を卒業し、なんの躊躇もなく、社名は申し上げられませんが、いわゆる大企業に就職し、そのまま30年以上もずっと同じ会社で働き続けております。

典型的な会社人間で、会社が一つの完結した小宇宙のようになってしまっています。私と同年代の会社勤めの方はほぼ同じような状況かと思います。

しかし、私の場合は、入社して5年間は国内の営業をやりましたが、その後は海外営業部というところで、外国のお客さんの相手ばかりしてきました。

若いk頃は、特に欧米に憧れがあり、しょっちゅう欧米に行き、文化やライフスタイルをまねたりしました。また、海外からくるお客さんを、商談が終わったあとで、鎌倉や富士山だけではなく、露天風呂に連れて行って裸の付き合いをしたり、屋台で日本酒を飲み、おでんを食べたりし、喜んでもらうのが好きでした。

そうすると外国人は今度その地に出張すると、その地でしか味わえない面白いところへ連れて行ってくれます。そんな風にして外国人とコミュニケーションを築くのが好きでした。

海外駐在も経験し、仕事で訪れた国は40か国以上になります。

ずっと海外志向が強かったですが、そんな中で、中年になったある日、ふと日本の文化・歴史について全く説明出来ない自分に気が付いて愕然としました。

そんな時に知ったのが通訳案内士試験です。試験の要件が、語学力だけではなく、日本の文化・歴史・事象を理解し、説明出来ることですので、自分が置き忘れてきたことを勉強するいいキッカケだと思いました。

また、もう一つの理由としては、変化の激しい今の時代にあっては、どのような大企業でも安泰ではありません。ソニーさんやパナソニックさんのような会社でもそうです。会社が倒産しないまでも、自分の手がけていた事業が組織の論理によって撤退させられたりする例はざらにあります。私も自分の手がけた海外での事業を自ら撤収する苦い経験をしました。

会社勤めのサラリーマンは、小さなことでいちいち不平を言っていては務まりませんが、会社や組織が自分の価値観とあまりにもかけ離れた方向に進もうとするようになったとき、会社や組織にべったり隷属するのではなく、いざとなればこれが出来る、という、逃げ道と違う意味での、積極的にやりたいことのオプションを持つことは、閉塞感を持って一度しかない人生を生きるよりも、ずっと前向きに明るく生きられると思います。

釣りバカ日誌の浜ちゃんは私と同じ会社勤めのサラリーマンですが、プロの漁師としても生きていけますよね。浜ちゃんは決して暗く毎日を送ってはいませんね。

通訳案内士としてその道一本で生きている方には甘いとお叱りを受けるかもしれませんが、自分にはこれも出来るという何かを持つことは、人生の幅を広げ、明るくしてくれます。』


・・・長くなりましたので、今日はこの辺までにします。

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震災から3年

2014年03月12日 00時12分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

東日本大震災から今日で 3 年になります。

震災の日は丸の内の会社で仕事をしていました。

突然机や椅子がガタガタ揺れる振動を感じました。会社で TV をつけると、被害に遭われた方は 100 人前後だとのこと。その時はまだあの恐ろしい津波が来る前でした。

鉄道は全てストップし、夜中まで会社で待機していましたが、地下鉄や一部の私鉄が動き始めましたので、大混雑の地下鉄と私鉄を乗り継いで家から 4 km ほどの駅までたどり着き、歩いて自宅に帰りました。帰ったら朝の 4 時でした。非常に寒い日でした。

次の日から、時間が経過するに従って、大変な大災害が起こっていることがだんだん明らかになってきました。 被害に遭われた方の数は、数千人単位で増えて行きます。

また、地震直後はあまり気に留めていなかった原発でもなにか大変なことが起こっていることが明らかになってきました。当時は政府は放射能漏れは絶対にないという説明を繰り返すだけでしたが。

・・・・ あれからもう 3 年が経ちました。被災地の方はまだ 3 年かと思うかもしれません。遅々として復興も進みませんので。

今日、東京都庁に通訳案内士の免許の申請に行ってきました。免許をもらうには、履歴書や写真を用意したり、医師の診断書や住民票なども必要で、結構大変です。

震災の日に申請に行き、何か今後日本を知らしめるために、役に立つことはないかという思いです。

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現代英文ビジネスライティングの良書

2014年03月09日 15時55分08秒 | 一般的英語学習

昨日、今日と空気はまだ冷たいですが、日差しはずいぶん暖かくなってきました。

さて、僕は英文ライティングは苦手ですが、E メールなどなかった、郵便によるレターやテレックスの時代から、ビジネスで英文はかなり沢山書いています。

今も、英語で話す機会はほとんどありませんが、仕事で E メールで英文は毎日のように書いています。

Photo 今まで、郵便によるレターの時代の英語を、何の疑いもなく、正しく、丁寧だと思って書いてきました。

ところが、今どき、何かの招待状ではあるまいし、郵便でレターを送るような機会はほとんどなくなりました。

ほとんど 100 % E メールです。

時代が変わっても、郵便レターのような馬鹿丁寧、婉曲的な文体でずっと書いてきました。

しかし、コミニュケーションの手段が変われば、当然文体も変わっていきます。

E メールはよりスピーディで直截的なので、より簡潔に主体的な文体となります。

何か今の時代にマッチしたビジネス英文のための本がないかと探してみましたら、『 英文ビジネスライティング大全 ( シャーリー ・ テイラー 著、細井 京子 翻訳、監修  桐原書店 』 がありました。

”大全” というとなにか大変重い、大袈裟な気がしますが、内容は非常に分かりやすく、明快です。

たとえば、カタログなどを送るときに、定番の表現として、

Please find enclosed herewith a copy of our new catalogue for your reference and perusal.  (ご参考としてご覧いただくため、弊社の新しいカタログをここに同封しましたので、ご確認下さい。) というような書き方が僕は丁寧だと思っていましたが、今では、
I ' m pleased to enclose our new catalogue, and I hope you find it interesting.
の方がよい、ということです。なるほど、後者の方が、回りくどくなく、より能動的ですね。

また、同じく定番の表現、
I should be grateful if you would be good enough to advise us ~ (~をご親切に通知していただけますと有難く思います。) についても、
Please let me know ~
の方がいいんじゃないか、などといった、時代にマッチした英文例が豊富です。

ビジネスで日頃から、E メールなどで書く仕事をされている方は、一読の価値がある本です。

ちょっと大きな本屋に行かないと手に入らないかもしれませんが、アマゾンではもちろん販売しています。



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勝間和代さん 『最後の英語やり直し!』

2014年03月02日 01時19分31秒 | 本と雑誌

昨日、久々に丸の内の丸善に行ったら、勝間和代さんの 『最後の英語やり直し!』(毎日新聞社)が売られていましたので、題名に惹かれて、つい買ってしまいました。Photo

勝間さんの本は、まだそれほど有名でない頃の 『 無理なく続けられる年収 10 倍アップ勉強法 』 や 『 無理なく続けられる年収 10 倍アップ時間投資法 』 や 『 お金は銀行に預けるな 』 など、10 冊ばかり読み、当時はメールでの感想も受け付けていたので、感想を書いてメールしたら直接返事が来たりしました。(今は直メールもブログでのコメントも受け付けていないと思います。)

しかし、最近は、どの本でも繰り返されるご自分のキャリアの話と、あまりに効率化を求め、理路整然として書かれていて、「 人生はそんな理屈通りいかないんじゃないの? 人間、1 ヶ月や 2 ヶ月、何をする気にもならず、悩むこともあるんじゃないの?」という僕の思いもあり、またあまりにも多作のため、最近は食傷気味で全然買っていなかったのですが、この本は英語について、ですので、つい買ってしまった。

アマゾンの書評ではひどい評価ですが、書いてある内容は同感出来るものがかなりあります。( しかし、この本でもまた、受験当時最年少 ( 19 歳)で公認会計士試験に合格した話や、中学から慶応の話や、外資系企業で働いていた話が出てきますが。。。)

同感出来る点は、
1、英語の習得は時間がかかること。
2、生の英語に出来るだけ多く触れることが大事。日本では中学で 3 年間、高校で 3 年間、大学に進学した人は、教養課程の2 年間と 8 年間も英語を習うが、授業時間の大半が日本語教師により、日本語で説明されるので、生の英語に接している時間は非常に短いこと。
3、今まで日本では日本語だけで不自由しなかったので、どうしても英語を学ぶ、という動機付けが弱いこと。
4、語彙力があれば、通じるケースが多いこと。
です。
しかし、それらのことは、勝間さんが本にするまでもなく、ほとんど誰でも分かっていることです。また、ご自分では、英語の習得には時間がかかると言いながら、文法や発音を軽視し過ぎているところがあります。

勝間さんがどういう英語を話すのか、興味がある方は、
http://mainichi.jp/movie/ のニュースのコーナーをスクロールすれば、ダニエル・ピンクとのインタビューの動画が観れます。

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