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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

明日は通訳案内士 1次試験

2014年08月23日 15時58分05秒 | 通訳案内士 学習記録

毎年 8 月の最終日曜日に行われる通訳案内士試験の 1 次試験がいよいよ明日に迫りましたね !

僕は通訳案内士試験 (英語)を 5 年受け続け、5 回目にやっと今年の2 月に 2 次試験の最終合格の通知を受け取ったので、この試験に対してはかなり思い入れがあります。

20 年前は通訳案内士試験の合格率は数パーセントで、極めて難しい試験の 1つでしたが、今は国交省の思惑もあり、昨年の英語の合格率は約 30 %でした。それほど手の届かないほど難易度の高い試験ではなくなりました。

しかし、難易度が下がったとしても、語学系の唯一の国家試験ですし、いわゆる資格のないヤミ通訳ガイドが野放図に跋扈している中で、正規の合格者はそれだけ重要視されると思います。どのような時代でもオーソドックスに勉強を重ね、努力してきた人は、評価されます。

最近は弁護士や公認会計士などの難易度の高い試験でも、合格者が増え、供給過剰気味ですが、どのような職業でも本当に実力をつけてきた人は強いです。

日本は少子高齢化に加え、2020 年の東京オリンピックを控え、ますます外国人の入国が増えると思いますので、日本の事象を英語(外国語)でキッチリ説明出来る人のニーズはますます高まると思います。そこで、通訳案内士の正規の国家資格を持っていることは、アドバンテージになります。ただし、どの職業でも実力を常に磨き続けなければならないのは、野球でも将棋の世界でも同じです。(僕もまだまだ勉強しなけれなならないことが沢山あります。)

通訳案内士の 1 次試験はいつも夏の終わりの暑いさ中に行われますが、受験される方は、体調にご留意され、普段通りの実力を発揮して、一人でも多く合格されることをお祈りしています。

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ハロー通訳アカデミー合格祝賀会

2014年03月16日 12時58分20秒 | 通訳案内士 学習記録

日差しが暖かく、ようやく春めいてきましたね。

昨日、ハロー通訳アカデミー主催の通訳案内士 2013年度 合格祝賀会に参加してきました。

前にも書きましたが、僕はハロー通訳アカデミーが開校してしていたころには、通学したことはありませんが、教材を安く買って利用したり、植山先生の講習会やメルマガを読ませて頂き、随分参考にさせていただきました。

その縁で、合格祝賀会にもお招きいただいたのですが、なんと無料!です。

来賓の国会議員の有田芳生先生や、全日本通訳案内士連盟の理事長の松本美江さんとも色々とお話することが出来ました。

また、志を同じくする意識の高い新合格者の皆さんと、情報交換したり、何人かの方々とはお互いの連絡先を交換し合ったり、と大変有意義でした。

思いもかけず、合格者としてスピーチをする機会を与えていただきましたので、

1、中高年のおやじサラリーマンが通訳案内士試験を受験するようになった理由。
2、ハロー通訳アカデミーと私との関わり。
3、仕事としての通訳案内士として、私が考えていること、これからやっていきたいこ
と。

の 3 つについてスピーチさせて頂きました。

1、については、僕が日頃からずっと考えていることですので、少し長くなりますが、スピーチでお話ししたことを引用させていただきます。(以下、スピーチの内容です。)

通訳案内士試験を受けようとした動機についてです。

英検やTOEIC ですと、受験者はお若い方が多いですが、通訳案内士試験では、合格者は、40代、50代の私と同世代の方が半数以上を占めると聞いております。

私は1982年に大学を卒業し、なんの躊躇もなく、社名は申し上げられませんが、いわゆる大企業に就職し、そのまま30年以上もずっと同じ会社で働き続けております。

典型的な会社人間で、会社が一つの完結した小宇宙のようになってしまっています。私と同年代の会社勤めの方はほぼ同じような状況かと思います。

しかし、私の場合は、入社して5年間は国内の営業をやりましたが、その後は海外営業部というところで、外国のお客さんの相手ばかりしてきました。

若いk頃は、特に欧米に憧れがあり、しょっちゅう欧米に行き、文化やライフスタイルをまねたりしました。また、海外からくるお客さんを、商談が終わったあとで、鎌倉や富士山だけではなく、露天風呂に連れて行って裸の付き合いをしたり、屋台で日本酒を飲み、おでんを食べたりし、喜んでもらうのが好きでした。

そうすると外国人は今度その地に出張すると、その地でしか味わえない面白いところへ連れて行ってくれます。そんな風にして外国人とコミュニケーションを築くのが好きでした。

海外駐在も経験し、仕事で訪れた国は40か国以上になります。

ずっと海外志向が強かったですが、そんな中で、中年になったある日、ふと日本の文化・歴史について全く説明出来ない自分に気が付いて愕然としました。

そんな時に知ったのが通訳案内士試験です。試験の要件が、語学力だけではなく、日本の文化・歴史・事象を理解し、説明出来ることですので、自分が置き忘れてきたことを勉強するいいキッカケだと思いました。

また、もう一つの理由としては、変化の激しい今の時代にあっては、どのような大企業でも安泰ではありません。ソニーさんやパナソニックさんのような会社でもそうです。会社が倒産しないまでも、自分の手がけていた事業が組織の論理によって撤退させられたりする例はざらにあります。私も自分の手がけた海外での事業を自ら撤収する苦い経験をしました。

会社勤めのサラリーマンは、小さなことでいちいち不平を言っていては務まりませんが、会社や組織が自分の価値観とあまりにもかけ離れた方向に進もうとするようになったとき、会社や組織にべったり隷属するのではなく、いざとなればこれが出来る、という、逃げ道と違う意味での、積極的にやりたいことのオプションを持つことは、閉塞感を持って一度しかない人生を生きるよりも、ずっと前向きに明るく生きられると思います。

釣りバカ日誌の浜ちゃんは私と同じ会社勤めのサラリーマンですが、プロの漁師としても生きていけますよね。浜ちゃんは決して暗く毎日を送ってはいませんね。

通訳案内士としてその道一本で生きている方には甘いとお叱りを受けるかもしれませんが、自分にはこれも出来るという何かを持つことは、人生の幅を広げ、明るくしてくれます。』


・・・長くなりましたので、今日はこの辺までにします。

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ハロー通訳アカデミー 通訳案内士 合格者講習会

2014年02月18日 00時19分10秒 | 通訳案内士 学習記録

昨日、ハロー通訳アカデミー通訳案内士合格者講習会に参加してきました。

現役トップ通訳案内士の山本美江さんの講演があり、ためになりました。山本さんはJFG (全日本通訳案内士連盟)の理事長もされており、著作も多数あり、通訳案内業の置かれている問題についても話されました。

どの業界でも、官僚と企業の癒着は大なり小なりあるものですが、旅行業界はその中でもひどいですね。

旅行業界の巨人は JTB ですが、JTB は海外からの旅行者(インバウンド)のツアーの経費を安くあげて儲けるために、通訳案内士の数を出来るだけ増やして、日給を限りなく安く抑えたい。

通訳案内士は国交省管轄の国家試験ですが、JTB は国交省の格好の天下り先で、強い発言権を持つので、国交省に圧力をかけ、通訳案内士試験を事実上の骨抜きにして、通訳案内士の数を増やしにかかっているという分かりやすい構図です。

現在でも、JTB は通訳案内士の資格をもたない、いわゆるヤミガイドを多数使っており、本来は取り締まるべき監督官庁の国交省は、何もしないで放置しているばかりか、裏で助長するようなことをすることをしています。

警察官が泥棒もやっているのですが、他の業界も同様なこともあるにせよ、これほど構図が鮮やかな業界も珍しいですね。

ヤミガイドでも罰せられないし、有資格者よりも稼げるとなれば、だれも真剣に資格を取ろうと努力しなくなります。正直者がバカをみるというのは、誰が考えても健全ではありません。

この業界には唖然としますが、といって、通訳案内の仕事そのものはやはり外国人に正しく日本を理解してもらう意味で、意味のある重要な仕事だと思います。正規の通訳案内士も、ヤミガイドに負けないように努力しなければならないのは当然です。(本来ならば、国交省の管轄でなく、外務省あたりが、パーティばかりに税金をつぎ込むのではなく、それこそ国策として真剣にやらなければならないことです。)

他のどの国でも、自国の歴史や文化を大切にし、それを理解してもらおうと努力しています。ブータンのような小国であっても。。。

どうも僕の知る限り日本だけが自らが自らを貶しめているような気がしてなりません。

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合格証書が来ました!

2014年02月11日 22時12分29秒 | 通訳案内士 学習記録

日曜日には自宅周辺の慣れない雪かきをして、まだ腰が痛いですが、昨日、通訳案内士の合格証書が来ました。Photo

英検の合格証書とは違い、厚手の紙で結構仰々しいです。

英語の勉強はソチ オリンピックの最中なので、通勤の往き帰りのリスニング以外はまだ本格的に再開していません。

上村愛子さん、4 位残念でしたね。16 年もオリンピックのモーグルに打ち込んでいるので、最後に銅メダルぐらいとらせてあげたかったな、と思うのは僕だけではないと思います。

今日はスノーボードのハーフパイプですので、メダルが期待出来そうです。

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通訳案内士試験 2 次試験 結果報告

2014年02月08日 00時51分00秒 | 通訳案内士 学習記録

今朝、といっても、もう昨日の朝になりましたが、通訳案内士試験の 2 次試験 (最終結果)の発表があるということで、官報のウエブ版を会社のパソコンで、こそっと見てみました。

・・・ 合格していました。

2 次試験の出来は、受験当日の記事にも書きましたように、和文の英語訳の方がさんざんだったので合格する自信はありませんでしたが、その後のスピーチでなんとか盛り返したのか、滑り込むことが出来ました。

5 年ががりの合格でした。

英検と違い、何点で合格したのかは、全く知らされませんので、どの程度のレベルだったのかは分かりませんが、おそらく合格スレスレだと思います。

また、今年は2020年の東京オリンピックに関係しての外国からの旅行者の増加を見越してか、合格率が異常に高く、通年ですと、合格率はだいたい 10 %前後でしたが、今年は 30 %を超えました。

通訳案内士試験は国家試験で、国交省の所管ですが、国交省と JTB などの旅行業者は癒着しており(天下り先)、旅行業者は通訳ガイドを安く使いたいので、国交省とつるんで合格者を増やしたのだという話もあります。

今年の合格者はラッキーかもしれませんが、それでも一応合格は合格です。

僕のような怠け者は試験のようなキッカケでもないと、英語学習の継続は絶対に無理ですので、通訳案内士試験も、英語学習のモーチベーションを高める手段でしかなく、ゴールではありません。通過点です。また、英語は、ある程度のレベルになるのも大変ですが、そのレベルを維持するのもそれ以上に大変ですので、継続しか道はありません。

また、自分の英語がまだまだ未熟なのは自分が一番よく知っているので、ソチ オリンピックが終わったらまた学習を再開します。(僕はオリンピック オタクなので、オリンピック開催中は TV にクギ付けで、学習時間は取れない。)

当面の目標は、TOEIC の自己ベストが、935 点ですので、せめて 950 点を超えることです。

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戦いすんで、年が暮れる

2013年12月09日 21時37分03秒 | 通訳案内士 学習記録

通訳案内士 2 次試験の受験記録に沢山の方々にご訪問頂き、有難うございます。

一夜あけても、もやもやした、すっきりしない気持ですが、合格発表の 2 月までボッとしていると、また英語力が低下しますので、ボチボチと学習を再開します。

試験は結果はどうであれ、一つの通過点ですからね。と言っても、今回の試験はなんとか合格していて欲しいです。

今年の試験はもうありませんが、来年はまた、TOEIC などにチャレンジします。

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通訳案内士 2 次試験 受験記録

2013年12月08日 22時29分38秒 | 通訳案内士 学習記録

今日、通訳案内士 2 次試験を受けてきました。

非常に疲れました。また、不完全燃焼の感が強いです。

受験報告を書いてみます。

場所は、東京に近い、千葉にある明海大学。僕の家からは 2 時間かかります。
2 時間の間にも、事前に作ったスピーチ 27 のうち、5 つに山を張ってシコシコと覚えていました。

受付開始は、午後 3 時半からですが、僕が会場についた 3 時半にはすでにかなりの行列が出来ていました。

受付を終えて待合室の大教室に入ると、300 人ほどの受験者がいました。年齢は若い人は少なく、中年以上の方が 8 割以上です。また僕は、ハローアカデミーの植山先生のアドバイスの通り、スーツにネクタイで行ったのですが、男性の 9 割がたの人がスーツ姿でした。みんな植山先生のアドバイスを読んでいるのかもしれない。

試験を終えた人がこれから受験する人と接触しないよう、管理は徹底していました。待合室から勝手にトイレに行くことは出来ず、必ず係員が同行します。

グルーピングされ、だいたい 10 人ごとに試験室に振り分けられていきます。
僕のグループの試験はたいへん遅く、午後 5 時過ぎから始まりましたので、2 時間近く待合室で待たされ、集中力の持続に苦労しました。

ようやく面接の順番が来て、面接室に入室しました。
試験官は、年配の小柄なネイティブの女性と、中年の日本の女性でした。

日本の女性が、『 荷物を一つの椅子に置いて、もう一つの椅子に座って下さい。』
と言ったので、Thank you. と言って荷物を置いて椅子に座りました。

日本の女性が、『 これから話す文章を英語に訳して下さい。そこに置いてあるペンとメモ用紙を使ってもかまいません。一度しか言いませんので注意して下さい。』

僕はそばにあるメモ用紙とボールペンを取って、聴く準備をしました。日本女性が話し始め、僕はメモを取り始めましたが、ボールペンがよく書けません。苦労しているうちに、女性が話し終わりました。なにか、浮世絵は江戸時代に日本の庶民に人気があり、ゴッホなど、印象派の画家にも大きな影響を与えた、と言ったように聞こえたので、適当に訳してしまいました。

次に、3 枚のカードから 1 つを選び、2 分間スピーチをして下さい、と言われたので、カードを観ると、『 新幹線 』、『 江戸について 』、『東北の見どころについて 』とありました。( 3 つ目は記憶が確かではない。)またしても、事前に準備していたトピックとは違います。

江戸について、は間口が広くとらえがたい、東北についてはほとんど準備していなかったので、『 新幹線 』を選びました。

そしてほとんど口から出まかせで話し始めました。

新幹線が開通したのは 1964 年の東京オリンピックの頃で、僕が初めて乗ったのは 10 歳のころだが、通常の特急が時速 100 ㎞ のところを 200 ㎞ で走ったので感動した。その後、新幹線のスピードは年々アップして今や 300 ㎞ 近くに達し、以前は 東京ー大阪間3 時間 10 分かかったが、今では 2 時間半に短縮している。また、九州や東北地方まで路線を拡大している。
僕も関西に出張するときは飛行機だと羽田まで 都心から 1 時間、伊丹から大阪の中心までまた 1 時間かかるので、飛行時間は 30 分ほどだか、都心からのアクセスを考えると新幹線が便利であり、今も新幹線をよく利用している。子供の頃の憧れと今の利便性で、新幹線はかけがえのないものになっている。というようなことをしゃべりました。まさに即興です。

時間は 2 分を 15 秒ほどオーバーしました。

質問は全てネイティブの女性からで、一つ目の質問は、『 山の手線の電車は走っているのが見えますが、新幹線は見えますか?(本当にこんな質問だったのだろうか?どこへ行けば観れるのか?の聴き間違いかもしれない。)』 僕は、『 新幹線のスピードは非常に速いので、ほとんど目に止まりません。』と答えました。

2 つ目の質問は、『 新幹線は何台ぐらい稼働していますか?』  僕は『 僕の想像ですが、1000 台ぐらいだと思う。』と答えました。

3 つ目の質問は、『 新幹線の中では、何か食べますか?』 僕は、『 駅弁を買って食べるのが楽しみです。』 と答えました。

これで面接は終わりで、最後に、『 お会いできてよかったです。またお会いしたいですね。』 というと、『 新幹線でね。』 と答えてくれました。

インタラクションは築けたと思いますが、最初の英訳とスピーチが今一つですので、合格の可能性は 40 %ぐらいだと思います。

スピーチのトピックが、『 日本の歴史上、もっとも重要な人物は?』 であれば、織田信長のことを話そうと、かなり準備して、暗記もしたのですが。。。

ということで、なんとも手ごたえのない出来でした。

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通訳案内士 2 次試験 直前状況

2013年12月04日 21時05分49秒 | 通訳案内士 学習記録

あっという間に通訳案内士 2 次試験まで、あと残すところ 5 日となりました。

スピーチのドラフトをここ 1 週間で 27 作りました。泥縄式ですが、こんなに短期間にこれほどの英文を書いたのは、初めてです。

その主なものは、

なせ通訳案内士になりたいのか?
富士山について
桜の名所について
日本人はなぜ桜が好きなのか?
日本の城について
姫路城について
明治維新について
日本の歴史で最も重要な人物について
忍者について
日本の庭園について
日本の地勢と気候について
日本料理の特長について
武士について
日本の舞台芸能について
日本の伝統的なスポーツについて
日本の武道について
東京でお勧めの観光地について
日本の宗教について
日本の政治について
日本の経済状況について
東京オリンピックについて

などなどです。
また、義理と人情、わびとさび、武士道、本音と建前など、英語に訳しにくい日本の特性についても、短文で英作しました。

かなり疲れました。

本番で、上記のトピックが出ればよいのですが。。。

上記のトピックは出来るだけ喋れるようにしておきます。

次回のブログ更新は、試験後の体験記録になります。

試験は筆記の時と同じ明海大学、日時は 12 月 8 日 午後 3 時半からです。

受験される方はいっしょに頑張りましょう。


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通訳案内士2次試験対策 作戦変更

2013年11月24日 01時52分20秒 | 通訳案内士 学習記録

年末が近づくにつれ、仕事が忙しく、休日でも土曜日は、入院している母の見舞にいっているので、十分な学習時間も取れないながらも、12 月 8 日の通訳案内士 2 次試験の準備をヨタヨタと進めています。

今年度から 2 次試験に採用される 2 分間のスピーチについて、キーワードだけまとめたマインド・マップのようなもので、スピーチのドラフトを作っていますが、どうも上手くいっていません。

2 分間のスピーチというのは、英検 1 級の 2 次試験と同じであり、多分英検に影響されたのだと思いますが、英検 1 級のスピーチは、例えば 『原子力発電に反対か否か?』 や 『死刑に反対か否か?』のような自分の意見を持っていれば、即興でもかなり主張できるトピックが、5 つの選択肢の中に、1 つか2 つはあります。

僕の受験した 2013 年度 第 1 回の英検 2 次も 『 宗教を学校で教えるべきか否か?』というトピックがあったので、全く事前に想定していなかったトピックではありましたが、咄嗟でも、自分の頭に浮かんだ意見をしゃべることが出来ました。

しかし、通訳案内士の試験の場合は、そもそも日本の事象を外国人に説明する能力を試されるわけですから、事実を知らないことには、全く喋れません。

もし、宗教のことが、通訳案内士試験のトピックとして使われるとしたら、『日本ではどの宗教がもっとも信仰されていますか?その主な教義はどのようなものですか?また、その宗教はどのようにして日本人の間に浸透していったのですか?』という具合になり、事実を知らないことには、全く手も足も出ません。(意見は述べてもいいが、それがメインではない。)

今頃そんなことに気がついたのか、と思われるかもしれませんが、事実としての日本的事象の説明には、マインドマップのような、自分の頭に浮かんできたキーワードを並べただけでは不足している、と気づきました。

そこで作戦を変更して、日本的な事象の事実を中心にした、ファクトベースのキッチリしたスピーチの原稿を作ることにしました。

あと 2 週間ほどでは、20 程度のスピーチを作るのが自分に許された時間では、やっとだと思います。

どのような試験でも、試験の直前になると、なんとかして、どんな手を使っても合格したいと思うものです。僕の今の心境もまさしくそうで、なんとか上手い、一発当てる方法はないか、と考えてばかりいます。ましてや、通訳案内士試験のように、得点は分からず、合格か不合格かのみ通知される試験はそうです。

しかし、少し頭を冷やして、そもそもなぜ通訳案内士の試験を受けるようになったのかと振り返ると、若い頃は、海外(主として欧米)の文化やライフスタイルに憧れがあり、外国でも暮らしてみたい、と思っていましたが、ある程度の歳になって、日本は優れた文化がありながら、まだまだ外国人に誤解されているところが多いので、正確に説明出来るようになりたい、というのが発露ですから、一発を狙うのは考えてみると、本末転倒です。

事実をベースにスピーチを作るとなると、ノートと鉛筆だけでは書けず、辞書や参考書や参考文献やネットでの情報をかき集めないと知っている知識だけでは書けないので、1 つのスピーチを書くのに、1 時間以上かかります。

英語の読み、聴き、話し、書く 4 つの技能のうち、最もしんどくて、時間がかかるのが、書くことです。僕も書くのは非常にしんどく、時間も取られるので、今までなんだかんだと理由をつけて、ほとんど避けていました。

しかし、自分で書いた日本的事象に関する英文が大学ノート 3 冊分ぐらい溜まれば、自分専用の日本の事象を英語で説明する本が出来上がり、当初の目的に近づくことが出来ます。

試験までには、 20 ほどのトピックしか書けないと思いますが、今まで僕が受けたどのような試験でも、自分で十分に準備が出来た、と思えるような経験はなく、たとえ途中まででも、やった部分については、目的に対しては必ずプラスにはなるとは思いますので、続けてみようと思います。

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通訳案内士試験 1 次試験合格しました!

2013年11月15日 22時53分40秒 | 通訳案内士 学習記録

今日、日本政府観光局のホームページで、通訳案内士 1 次試験の合格発表がありましたので、見てみました。。。

合格していました。

最も、1 次の英語は、英検 1 級合格者の免除の権利を使い、一般常識は昨年合格したので、今年は免除で、今年受けたのは、日本歴史と日本地理だけであり、この 2 科目は全問マークシート方式ですので、事前の答え合わせで、まず合格したのは分かっていましたが、やはり合格が確定したことは嬉しいものです。

12 月 8 日に 2 次試験があり、その準備状況については、記事にもしてきましたが、かなり苦戦しています。スピーチのテーマの予想範囲が広すぎる。。。。日本的な事象のテーマは山ほどあります。。。

かといって今の自分の実力で、即興で 2 分間の英語でのスピーチが出来る訳もなく、やはり出来るだけスピーチの元ネタをつくっておき、当たればラッキー、ぐらいの調子で臨むしかないのかもしれません。

通訳案内士の資格は、僕としては英検 1 級よりもずっと欲しかった資格ですので (かれこれ 5 年以上チャレンジしている。)ここまで来たら運を天に任せ、出来るだけ準備しようと思います。

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