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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

最近の英語学習状況

2017年03月26日 20時33分16秒 | 一般的英語学習

今週末は3月下旬とは思えないほど寒い。天気も悪く、ほとんど家に引きこもっていました。

英語学習は特に目新しいことはしていません。以前はほとんど全部覚えたのに今は半分ぐらい忘れている『英検1級 Pass 単熟語』をもぅ一度見直しました。

人間は本当に『忘却の生き物』で本当にPass単にある単語はたくさん忘れていて、ガックリきますが、忘れれば覚え直せばいいだけのこと、と開き直っています。

それから、寒くて天気が悪いせいでほとんど家にいたので、『TIME』の3月20日号をほぼ一冊読むことが出来ました。

アメリカのトランプ大統領や、フランスのル・ペン、オランダのウイルダースなど、グローバリズムの流れの反動として、自国民の利益だけにおもねる『ポピュリズム』の台頭に懸念を示した記事でした。ただオランダのウイルダース率いる自由党は3月15日の総選挙で、現職のルッテ首相率いる自由民主党に敗れ、首相交代とはなりませんでしたが、フランスはル・ペンが大統領になる可能性が高いです。ル・ペンが大統領になり、イギリスに続き、フランスまでEU離脱ということになれば、EUは事実上崩壊してしまいます。今後の彼女の動きから目が離せません。

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最近観た洋画

2017年03月20日 22時27分10秒 | 一般的英語学習

暖かい日が続いていると思ったら急に寒くなったりして、中々春になりませんね。

年度末でバタバタしていてあまり英語の勉強も出来ていませんが、当面英語の試験を受けないのをいいことに洋画のブルーレイやDVDばかり見ています。

最近見た洋画は、まず『 きみがくれた未来(英語名 Charie st. Cloud )』

BOOK OFF で400円の中古を買いました。ほぼ現代のアメリカの舞台設定のヨット好きの若者と事故で亡くなった彼の弟とのスピリチャルな交流を描いた映画です。現代のアメリカの若者や子供の喋る英語はスラングも多く、非常に難しい。字幕なしでも大筋は分かったが、細部までは聴き取れません。正直3割ぐらいしか分からなかった。

次に前から見たいと思っていた『博士と彼女のセオリー(英語名 The Theory of Everything)』

ブラックホールの存在を提唱したことで有名なホーキング博士の若き日からジェーンとの結婚生活を描いた実話をもとにしていますが、ホーキング博士を演じたエディ・レッドメンの演技が秀逸です。ほとんどホーキング博士になりきっていた。本物よりも本物らしい。エディ・レッドメンはこの映画で、オスカー主演男優賞を獲っています。ただ邦題を『博士と彼女のセオリー』としたのはいかにも頂けない。The Theory of Everything というのは、万物の理論と呼ばれ、カンタンに言えば、自然界に存在するあらゆる物理現象を統一し、数式で論理的に表そうとする試みで、アインシュタインの相対性理論は素粒子間のミクロの動きと矛盾しているため、全ての物理現象を美しい統一の数式で表せないかという、物理学者の悲願です。ホーキング博士も未だに考え続けています。

英語的には完全にイギリス英語の映画でした。

次に観たのは、『タクシー・ドライバー』。この映画は製作当時(1976年当時)は、話題作というか問題作で物議を醸しましたが、ごく最近になって観た『地獄の黙示録』と同じように、あえて観るのを避けてきた。

ベトナム戦争帰りのタクシー・ドライバーを演じた若き日のロバート・デ・ニーロの演技も狂気じみて神がかっていますが、ジョディ・フォスターが12歳の娼婦の役で出てきたり、監督のマーティン・スコセッシ(最近では『沈黙ーサイレンス』を撮った監督)が浮気している女房を『マグナムで頭をぶち抜いてやる。』と言うアブナイタクシーの客として登場したり、淫靡な当時のニューヨークのダウンタウンがスコセッシ独特のリアリズムで撮られていたり、かなりきわどい映画です。映画のテーマもよく分かりませんが、ベトナム戦争当時のアメリカの抱える混沌とした闇を表現したことは確かです。

英語的には、”放送禁止用語”も沢山出てきますが、意外にも聴き取りやすい映画です。

こんなことばかりして、”貸DVD屋”が開けるほとDVDやブルーレイばかりためてもしょうがないので、そろそろ聴き取れなかった表現の復習でも始めます。



 

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プライドと偏見

2017年03月05日 12時17分34秒 | 一般的英語学習

今週末も春の訪れを予感させる、穏やかな天気でした。

さて、当面英語の試験を受ける予定のない週末は、たいてい映画を一本は観るようにしているのですが、今週末は、『プライドと偏見』をブルーレイで観ました。原題はPride and Prejudice で、僕は英文科の出身ではないですが、英文科の出身の人ならば、必ず読んだか、耳にしたことがある、ジェーン・オースティンの小説が原作です。

英語圏では Pride and Predudice (日本では”自負と偏見”と訳されている場合が多い。)は有名な小説ですので、今まで僕の記憶では、6回映画化されていますが、僕の観たのは、2005年制作のキーラ・ナイトレイ主演のものです。”文芸モノ”の映画は退屈なことが多いですが、この映画も正直言ってかなり退屈でした。

字幕なしで観ましたが、完全なイギリス英語で、早口の会話部分が多く、話の筋は知っていても、英語的にはかなり難しい。キーラ・ナイトレイは2005年と2006年に『世界で最も美しい顔の100人』(BEAUTIFUL FACES)の第1位に選ばれています。ちなみに、2016年には石原さとみが6位にランクインしています。
確かに、当時のキーラ・ナイトレイの美貌は否定できませんが。。。

ジェーン・オースティンは、生涯で6つの長編小説を書いていますが(Pride and Predudice 以外にも、Sense and Sensibility や Emma が有名でいずれも映画化されています。)どれも18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎の中上流階級の男女の”結婚話”を書いたものばかりで、当時の社会的な大変動(産業革命や欧州のナポレオン戦争など)は全く反映されておらず、いわば『おばちゃんのゴシップ的井戸端噂話』のような内容ばかりで同じ”文芸モノ”でも『戦争と平和』や『ドクトル・ジバゴ』や『風と共に去りぬ』のような、時代や社会の流れに翻弄される、大河ドラマ的なスケールの大きさはありませんが、それでも、英文学の最高峰の一人と位置付けられているのはその軽妙な語り口、にあるのでしょうね。映画よりも原作を読んだ方が面白そうです。

さて、今週は『TIME』が郵送されないので(先週が2週間の合併号でしたので)久しぶりに cover to cover (最初から最後まで)楽しめ(?)そうです。最近『歳と共に』(Gone with the ages.) 短期記憶力(リテンション)が落ちてきて、読めない英文は殆どないのですが、長い英文だと、最初の頃になにを書いているのか忘れてしまったり、騒がしい環境の中では集中して読めませんので、この辺の課題を克服しないと、TOEIC 950 越えは難しいですね。

英単語のボキャビル(というより思い出し)にも取り組んでいますが、英単語の記憶を難しくしているものの一つに、前にも書きましたが、『綴りと発音が一致しない。』ことがあります。日本人は小学生の頃に下手にローマ字読みを習うので、これがますますコトを難しくしている。(ラテン系のフランス語やスペイン語やイタリア語ならば、一部の例外を除いてローマ字読みでいいのですが。)

それでも、綴りから発音を覚えていく、あるいは発音から綴りを覚えていくフォニックス(Phonics 音声学)というものが英語にもあり、アメリカでは5~6歳の時にフォニックスを習うそうです。僕のブログにご連絡を頂いたロサンジェルス在住のスーパーファジーさんが分かりやすく解説しています。(スーパーファジーさんのサイトはここ https://aiueophonics.com/index.html
子供向けに易しく解説されていますが、英語の綴りと発音の不一致とフォニックスについて、重要な部分について触れています。僕もフォニックスについてもっと早い段階で知っていたら、英語のボキャビルや発音にこれほど苦労しなかったと思います。是非一度ご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

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