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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

平昌オリンピック閉会ー小平選手おめでとう

2018年02月25日 12時26分11秒 | 一般的英語学習

 今日で平昌オリンピックも閉会します。

今回の五輪での日本選手の活躍は同じ日本人として、大変嬉しいことですが、その中でも僕がもっとも嬉しかったのは、先週の記事で触れましたように、小平奈緒さんが自分の実力を出し切り、金メダルを獲得したことです。

今の日本のTV局や新聞各紙は視聴率や購読数を上げることしか考えていませんので、イ・サンファ選手との友情など、日本人は”美談”が好きなため、先週これでもかと放送したり、書き立てていましたが、イ・サンファ選手との関係は、お互い死ぬほど過酷な練習をしてきた当事者だけが感じることが出来る共感であり、マスコミが安っぽい”美談”に仕立て上げて、ワイドショー的にあれこれ飾りたてて言うことではありません。

ということで、僕は視聴率や購読数狙いのマスコミ報道はほとんど信頼しておらず、試合そのものと、試合後本人が直接語るインタビューや記者会見しか興味がありません。小平さんの記者会見はユーチューブでですが、全編観ました。 

世界新目指し、現役続行 小平会見ノーカット版

その会見の中で、くだらないことを質問する記者も多かったのですが、小平さんは、ある記者から『自分が他の人と比べ、負けないと自信を持っているものは何か?』?と問われ、小平さんは『私が他の皆さんを見て、どの方も素晴らしいと思いますので、特に私が勝っているということは思いつかないですが、ただ自分の人生、生き方は自分で選択することが出来る、ということは曲げずにやってきたので、自分が決めたことに覚悟を決めて進む、ということについては自信を持っています。』と答えています。小平さんはご自身でも言っているように、人前に出るのが苦手で、会見の受け答えも決して流暢ではありませんが、一つ一つ自分で考え、自分の言葉で真摯に話しているのが伝わる会見でした。

スポーツ選手は、ゴルフなど比較的長く続けることが出来る一部の例外を除いて、20代後半から30代になれば、引退しなければなりません。競技引退後の人生の方がずっと長いのです。引退後も若い日の過去の栄光を引きずり、『ちやほやされる』ことに馴れてしまい、自分を見失い、引退後にダメになっていく人も多いのですが、小平さんは今後スケート競技から引退することになっても、どの世界にいっても1人の女性として、人として、豊かな人生を歩める人だと思います。

さて、オリンピック競技を観戦ばかりしていて、遅れ気味の『TIME』2月5日号を読了しました。

カバー・ストーリーは『アメリカの孤立』ということで、今まで戦後世界を引っ張ってきたアメリカの価値観がトランプ大統領によって失われ、どんどん孤立が深まっている、というTIME悲観的な論調でしたが、『TIME』も含めアメリカのマス・メディアはトランプ大統領の『fake news』発言以降、敵対関係にありますので、『TIME』の論調はやや誇張しすぎで、割り引いて読む必要があります。

今週出会った忘れてしまっていたか、未知の単語
thaw    雪が解ける
thumb ones nose    人を馬鹿にする
rotund    丸々と太った(かなり高度な単語)
reprisal    報復(これもかなり高度な単語)
simulacrum    像、似姿(これもかなり高度な単語)
brio    生気、活気(短いが高度な単語)
heckle    質問攻めにする
nimbly    素早く
locust    バッタ、イナゴ(常識的な単語)
mastication    咀嚼(これは超高度な単語)
haltingly    つっかえながら
flippant    軽薄な

今週はかなり高度な単語が多かったです。オリンピックも終わり、来週は『巡航速度』で英語学習を続けます。









 

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平昌五輪たけなわ

2018年02月17日 11時25分45秒 | 一般的英語学習

平昌オリンピックたけなわですね。

前にも書きましたが、僕はオリンピック オタクで、オリンピック開催中はほとんどTVに釘付けです。ブログの更新も遅れています。特に平昌は時差もないので、録画ではなく、LIVEで観れるので感動もひとしおですね。オリンピック オタクの理由は、4年に1度の大舞台に人生をかけてわずか数時間や数分や数秒(スキーのジャンプなどは100分の1秒 踏切のタイミングがズレただけで、雌雄を決するという)のことに意識を集中し、臨んでくる選手の真剣さを観るのが好きだからです。

また、一部ではロシアのドーピング問題など、裏で『いんちき』なこともありましたが、試合は何万もの観衆、放映も含めると何千万人もの人の前で行われるので、基本的に試合中に『いんちき』なことは出来ず、フェアだからです。

ただ、オリンピック・オタクとはいっても、以前サッカーのワールドカップ フランス大会の時のように、仕事もやめ、なにもかも捨てて応援にいく、というのはどうかと思います。人生をかけているのは当事者である出場選手であり、勝利や惜敗の感動から成長するのは彼・彼女らであり、選手の活躍にやる気や勇気をもらうならばよいのですが、たたの傍観者が同調・同化してしまい、『人生をかける』というのは違うと思います。

さて、今日は皆さんご存知のように男子フィギュアスケートで、羽生選手が金メダル、宇野選手が銀メダルの快挙です。羽生さん(こういう人は1世代年齢が下でも、敬意をこめて『さん』です。)羽生さんのことはずっと以前から注目していて、3年ほど前の記事でもその恐るべき精神力について書きましたが、今回も五輪直前の11月に右足首に大けがをして2か月間氷上練習が出来ず、ジャンプの練習を始めたのは五輪の1か月半前からという、どう見ても絶望的に不利な状況の中、きっちり本番に合わせてくる集中力と精神力は人間を通り越して、神がかっていますね。

スポーツ選手はまだ人間の練れていない若い頃に、億単位の高額なスポンサー料や契約料など、周囲に群がる『悪い大人達』からちやほやされて、日本ハムの某元ハンカチ王子やゴルフの某〇〇遼のようにダメになってしまうケースが多いのですが、こと羽生さんについてはそのような浮ついた気持ちはまるでなく、弱冠23歳にして、すでに自分の世界観を確立しています。今後も羽生さんの時代はまだまだ続くと思います。

出来れば、苦労人で努力家の小平 奈緒さんにも金メダルをとってもらいたいです。 

さて、『TIME』ですが、オリンピック開催期間中は遅れ遅れになっており、1月29日号は読了しました。2月5日号は半分ほど読んだところです。


表紙の人物は、中国のIT企業バイドウのCEO Robin Li 氏です。中国で検索サイトを運営して大きくなった会社ですが、中国は政府による検索サイトへの介入が厳しく、少しでも政府に不利なウエブやSNSは検閲されて削除されてしまうので、検索サイトの運営は非常に難しいです。Googleが中国市場から撤退したのは、御存じの通りです。

Robin Li氏はITを学ぶため、アメリカに留学していた時に、教授から、『そもそも中国にコンピュータはあるのかね。』と馬鹿にされたことに奮起して、中国に戻り、ITを普及させ、様々な政府の規制があるなかで、IT企業を大きくしてきた人です。こういう反骨精神は、僕は好きですね。

今週出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語
hypnotic    催眠の
unperturbed    かき乱された
dissuade    思いとどまらせる(これは必須単語)
mule    ラバ
granular   粒状の(砂糖でグラニュー糖というのがあるが、そこから類推可。)
mordantly    辛辣に(これはかなり高度な単語)
equanimous    能力の完全な制御で(これもめったにで出来ない高度な単語。TIMEのライターが好きそうな単語ではあるが。)
prance    踊り跳ねて進む
bigot    偏屈者(これはよく出てくる単語)
recidivism    常習性(これもかなり高度な単語)

オリンピック選手の活躍に勇気をもらい、それぞれの持ち場で頑張っていきましょう!

 

 

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まだ2週間遅れの『TIME』

2018年02月04日 20時58分15秒 | 一般的英語学習

東京地方は木曜日夜から金曜日朝にかけて雪が降りましたが、その前の週に比べ、積雪は大したことはなく、この土日は比較的暖かだったので、雪もすっかり溶けました。

さて、2週間遅れの『TIME』1月22日号を読了しました。

表紙のとおり、トランプ大統領の就任して1年間の(悪い)批評がカバー・ストーリーです。記事によれば、トランプ大統領が仕事を始めるのは午前11時からで、それまでは『エクゼクティブ・アワー』と称して、ツイッターをしたり、友達と電話で話したり、TVを観たりして『遊んでいる』ということです。またここ一年でゴルフは75回やり、(週一を超えるペース)月に一回ゴルフに行けるかどうかという僕にとっては羨ましい限りです。またアメリカには大統領を罷免出来る合衆国修正憲法第25条というのがあり、可能性が低いもののこの条項が適用される可能性もあるかもしれない、と示唆しています。大統領の思想信条や生活ぶりを暴露した『Fire and Fire』がトランプ大領領は出版差し止めまでもくろみましたが、結局出版され、今ではアメリカでベストセラーになっています。

今年は議会の中間選挙がありますが、共和党でもどの議員もトランプ大統領には選挙応援に来てほしくない、と思っているらしい。代わりに比較的常識のあるペンス副大統領や娘のイヴァンカに応援に来てほしいと願っているようです。

今週出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語
comeuppance    当然の罪(かなり高度な単語)
conjecture    推量(必須単語)
frisson    身震い
seeth   沸騰、人が怒っている様
pothole    窪み
grouse    雷鳥
biopsy    生体組織検査(必須単語)
ritzy    豪華な、ぜいたくな
tawdry    けばけばしい、あくどい
bequeath     遺言で譲る
staging    上演
besot    酩酊、あるいは夢中になっている状態で馬鹿にさせる
renegate    背教者(必須単語)
delirious    精神が錯乱した(かなり高度な単語)
icicle    つらら(知っていそうで意外と知らない単語)
bud    芽
gall    胆汁
等々。来週もまだまだ寒いですが頑張っていきましょう。




 

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