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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

最近気になっている2つの資格

2017年08月27日 12時23分01秒 | 一般的英語学習

金曜日までは、真夏以上の猛暑で、ぐったりしましたが、今日(日曜日)は少し過ごしやすくなっています。

さて、最近気になっている2つの資格があります。

一つは、日本翻訳連盟が主催している、『ほんやく検定』です。ほんやく検定、を何故漢字の翻訳検定、とせずにひらがなでほんやく検定、としているのか理由は分かりません。(どうでもいいか。)

ットで少し調べたところ、5級から1級まであり、5級と4級は、級別の問題があるが、3級から1級は、2時間で英→日か、日→英を2時間で翻訳して、出来栄えによって3級から1級まで判定するとのこと。また試験時間は2時間で、ネット環境のある自宅等での在宅受験で、辞書など参考書を見るのは自由とのこと。3級から1級の試験は、「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」「特許」の6つのジャンルの中から選択し、英→日翻訳か、日→英翻訳かも選択するので、12種類(12科目)の試験があることになります。受験費用は、金額は1科目あたり、10,300円で、結構高い。

難易度については、1級は合格者がゼロの回もあるほどで、非常に高い。2級でも英検1級よりはずっと難しそうで、2級を取れれば相当な実力があると思います。しかし、翻訳は英語力だけでなく、日本語力も問われますので、高校時代英語は苦手で、『現代国語』と『世界史・日本史』しか得意科目がなかった僕にとっては、向いているというか、興味のある資格試験です。

堀江貴文氏のように、「思い立ったらすぐやる。」の精神で、1月に行われる3級から1級を判定する試験を受けてみようと思います。(1年に2回しかなく、年内の試験は終了した。)また、6つのジャンルのうち、歯が立ちそうなのは、「政経・社会」、また日→英翻訳は極めて難しいため、英→日翻訳で受けるつもりです。

まずは、過去問題集を、ということで、さっそくアマゾンで注文しました。
 

もう一つの興味のある資格は、心理カウンセラーの類の資格です。AI(人工知能)の開発スピードはすさまじく、間もなく自動運転が一般化する時代が来るでしょう。通訳や翻訳も、日本語と英語は言語形態がまったく違うため、なかなかAIでは出来ない部分ではあるものの、早くて5年、遅くとも10年経てば、「行間を読むことが出来る」AIが登場し、人間の出番はなくなるかもしれません。

 しかし、人間の「心や感情」の動きについては、今しばらくはAIでは察知することや、カウンセリングが出来るようになるのは難しいと思います。(とはいえ、将来的には、人間の脈拍や血圧、呼吸や視線の動き、声色の変化から感情を読み取り、カウンセリングまで出来るAIが登場することでしょう。人間の感情をおおまかに読み取って反応する人工ロボットや人工ペットはすでに存在し、さらに高度な研究も進められています。)

心理カウンセラー系の資格もネットで少し調べてみましたが、ピンからキリまであり、まずは入門編として、通信講座を数か月受講し、在宅試験で取得出来る『メンタル心理カウンセラー』がよいと考えました。これもさっそく通信講座に申し込みました。

ちょっとカッコいいことを言えば、資格試験は僕にとって、「取ったら終わり」ではなく、キッカケ、通過点に過ぎず、飽きっぽく、根性のない僕は、資格試験を受ける、という機会でもなければ、絶対に学習しませんので、今回の資格もそのキッカケです。


さて、長くなりましたが、今週の学習記録です。
『TIME』8月28日号を全ページ読みました。
 

今週のカバー・ストーリーは最近とみに激しさを増してきた、アメリカでの人種差別問題です。写真のイラストは、アメリカ国旗を纏った人間がナチ式の敬礼「ハイル・ヒットラー」をやっている、というもので、今週号の『TIME』では、カバー・ストーリーだけではなく、全体の半分以上のページを割いて、色々な人がこの問題を論じています。

8月12日にアメリカ バージニア州のシャーロットビルで起きた、差別主義者と差別撤廃主義者の死者や多くのケガ人まで出した衝突は、アメリカ人にとって大きな衝撃だったようです。『TIME』の論調では、人種差別はアメリカの古典的な問題だが、人種の多様性がこの国の繁栄を支えてきたバックボーンで、最近の歴代大統領も差別主義者の暴力には、即座に非難する声明を発表してきた。しかし、トランプ大統領は、差別主義者を非難することなく、むしろ擁護するような発言をした。(あまりの世論の反発で、後で発言を修正したが。)最近の差別主義者の台頭は、移民や有色人種により仕事を奪われてきた白人の低所得者層が、差別主義者のトランプ大統領により多く投票したからだ、と考えられているが、実際はアメリカで高所得に分類される世帯収入10万ドル以上の人達の投票は、クリントン候補に比べトランプの方が4%多かった、という事実を挙げ、むしろ白人富裕層に差別主義が広がっている、とし、危機感とアメリカにおけるこの問題の根深さを述べています。

今週出会った未知か忘れてしまっていた単語は(自分の備忘録として書いていますので、興味のない方は読み飛ばして下さい。)
impugn    異議を唱える
precedent    先例(これは忘れてしまっていましたが、覚えておくべき単語)
intuit    直感する
visceral    内臓の
bustle    忙しそうに動く(これも忘れてしまっていましたが、覚えておくべき単語)
undo    元に戻す(これは常識的な単語)
svelte    すらりとした
pugilism    ボクシング(これは類推すら出来なかったが、ボクシングの同義語)
venom    毒液
parlay     さらに(別の馬などに)賭ける
等など。

今週は比較的『TIME』を早く読み終えたので、今日はDVDを観たり、『Homo Deus』を読んだりという至福の時です。

今回、長い記事をお読み頂き、有難うございました。月曜日からは少しは涼しくなってきそうです。来週もがんばっていきましょう。

 

 

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『多動力』

2017年08月20日 19時21分40秒 | 一般的英語学習

東京地方は相変わらず雨模様のぐずついた天気が続いています。

さて、本屋で偶然堀江貴文氏の『多動力』を見つけたので、買って読んでみました。

堀江氏はご存知の通り、ライブドア事件で、証券取引法違反で実刑判決を受け、長野刑務所に1年半収監されましたが、最近各方面でエネルギッシュに飛び回っています。ライブドア事件については、ここでは詳しく触れませんが、証券取引法違反(有価証券虚偽記載など)は某大手電機メーカーを始め、大なり小なり隠れてやっている、叩けば埃の出る会社は多く、当時のライブドアは確かに褒めらたものではなく、法に抵触するようなことをしたかもしれませんが、僕に言わせれば、堀江氏は既得権益にあぐらをかいている守旧派から睨まれ、スケープゴートにされたのだと思います。(加計学園や森友の問題の方かよほど法に抵触していると思います。)

自分の興味のある、好きなことしかやらない彼の生き方は、僕も共感するところが多く、久しぶりにホリエ節に接しました。ぐちゃぐちゃ考える前にまずやってみろ、というのが彼の主張で、社会や仕事に閉塞感を感じている人にはおもしろい本です。また、一見好き勝手にやりたい放題やっているように見える彼も、根底として深い教養がこれからの時代は雌雄を決するとこの本にも書いています。『サピエンス全史』(僕が以前に書いた『Homo Sapiens』の邦訳版)も読むことを推奨しています。

さて、今週の学習記録ですが、『TIME』8月21日号が、お盆の影響で先週水曜日にようやく到着しましたので、今日までかかってなんとか全文読み終えました。

写真のこわもてのおっさんは、今度アメリカの首席大統領補佐官に就任した John Kelly です。混乱しているホワイトハウスをまとめることが出来るかどうか、注目が集まっています。彼は元 海兵隊の大将で、国防大臣の Mattis も元海兵隊の大将、統合参謀本部議長(米軍のトップ)のDunford(最近日本に来ました)も海兵隊の現役の大将、しかもkellyとDunfordは海兵隊ではMattisの部下で、まるで海兵隊の派閥のようで、アメリカのかつての歴史の中でこれほど海兵隊出身者が政府の中枢を占めたことはなく、軍隊式の統率で、混乱しているホワイトハウスを立て直すことができるか、注視したいところです。

今週出会った未知の、あるいは忘れてしまっていた単語は、
cesspool   汚水溜め
stillborn   死産の
stolid   無感動な
derangement   攪乱
suss   嫌疑をかける
mendacity   ウソをつくこと
jay   カケス
等々。

来週(月曜日)からはまた暑さがブリ返しそうですが、頑張っていきましょう。





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『海の上のピアニスト』と『ハドソン川の奇跡』

2017年08月16日 18時43分36秒 | 一般的英語学習

東京地方ではもう16日間も雨模様の日が続いています。8月になってから、すっきり晴れた日は一日もなく、梅雨に逆戻りしたような天気です。

さて、先週は『TIME』は休刊のため、またアマゾンでDVDを2本買って観てしまいました。

一つ目は『海の上のピアニスト』。(原題はThe Legend of 1900。)観た人も多いと思いますが、今まで観そびれていて、アマゾンで1,000円以下と比較的安かったので、買ってしまった。

 

船の上に捨てられた子供が船のバンドのでピアニストになり、一度も船から降りることなく、船の廃船と共に生涯を終える話です。実在した話ではありません。バンドの友人だったトランペッターの語りを軸に物語が進行し、英語的にはそれほど難しくありません。

もう一つは『ハドソン川の奇跡』(原題はSally。Sallyというのは、奇跡的にハドソン川に旅客機を不時着水させたパイロット、チェスリー・サレンバーガーの愛称。)これも比較的最近の映画にも関わらず、アマゾンで1,000円以下だったので買ってしまった。

ヒーロー・ストーリーかと思っていましたが、映画の方はそうではなく、ハドソン川に乗客・乗員を命の危険に晒してまで不時着水しなくても、近くの空港に着陸出来たのではないか、という国家安全運輸委員会の執拗な取り調べに苦悩するパイロットの葛藤が中心に描かれています。(事実とは少し違っているようです。)トム・ハンクスは白髪頭のベテラン・パイロットを上手く演じていますが、話としては、昔観た彼が主演の『フィラデルフィア』にちょっと似ているところがあります。

ボーナス・プログラムとして、実際のパイロットだったチェスリー・サレンバーガーとその家族のインタビュー映像が約20分付いていますが、本物のパイロットもまるで役者のようでした。英語的にははっきりした実に綺麗な英語を話します。

先週から今週にかけては、『TIME』は休刊のため、読む必要がなく、『Homo Deus』を大体150ページほど読みました。450ページ以上ある大作ですが、内容は示唆に富んでおり、読むのにそれほど苦痛は感じません。

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夏休みの学習状況

2017年08月06日 20時14分21秒 | 一般的英語学習

台風が熱風を運んできているせいか、恐ろしく蒸し暑いですね。

7月29日から今日(8月6日)まで一足早い夏休みを取り、8月1日~3日は八ヶ岳の麓にゴルフに行っていたので、ほとんど学習は出来ませんでしたが、それでも『TIME』の8月7日号は全ページ読みました。

カバーストーリーは、色々な薬を試しても治らない難治性の鬱の治療薬としてケタミンという薬が脚光を浴びてきている、というものです。ケタミンは麻酔薬でむしろ麻薬といってもよく、日本では処方が制限されていますが、アメリカではケタミン専門のクリニックも増えているらしい。

しかし、カバーストーリーよりも最後のページのインタビューで日本の東田直樹さんのことが取り上げられていました。『TIME』で丸々1ページ取り上げられることは大変なことです。。(ちなみに安倍総理も今週号では取り上げられていましたが、加計問題による人気失墜のことが3分の1ページほどでした。)東田さんは重い自閉症に苦しみながら、伝言板やパソコンを使って20以上の本を書いています。

東田さんが本を書くことで自分を表現することによって自閉症の人の考え方の理解や治療法まで貢献しているということです。

今週は、『TIME』を通読するだけで一杯一杯で、洋書は全く読んでいませんが、今週出会った知らなかったり、忘れている単語は、
remission   免除
plasticity   可塑性(難しい単語です。)
excoriate   すりむく
putsch   突然の反乱
armpit   腋の下(この単語は常識として知っておかなければならない。)
scaid   火傷させる
seductive   魅惑的な(この単語も必須)
nephrectomy   腎摘出
macabre   ぞっとする
catatonic   緊張性の
migraine   偏頭痛(この単語はよく出てくる。)
cusp   とがった先
sinewy   筋骨逞しい
pernicious   有害な(この単語も必須)
等々です。

暑さが厳しいですが、今週も頑張っていきましょう。

 

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