今日でロシア・ウクライナ戦争が始まって3年が経過します。
僕は66歳になってもなお『英語学習者』であり、その理由は学生時代から、日本だけでなく、世界の事を知りたい、行きたい、世界中を相手に仕事をしたいという夢を持っており、そのためには絶対に英語の習得が必要だったからです。おかげ様で僕のつたない英語でも、海外40か国以上を出張で訪問したり、外国に駐在したり、外国人の知り合いも沢山でき、夢を実現できました。今でも英語力を低下させない程度には学習を続けています。
僕は66歳になってもなお『英語学習者』であり、その理由は学生時代から、日本だけでなく、世界の事を知りたい、行きたい、世界中を相手に仕事をしたいという夢を持っており、そのためには絶対に英語の習得が必要だったからです。おかげ様で僕のつたない英語でも、海外40か国以上を出張で訪問したり、外国に駐在したり、外国人の知り合いも沢山でき、夢を実現できました。今でも英語力を低下させない程度には学習を続けています。
そんな僕にとって、日本の出来事ではなくても、ロシア・ウクライナ戦争は大変心が痛む出来事です。ウクライナにもかつて一緒に仕事をした人が住んでいます。(ロシアにも沢山いますが。)戦争には、どちらの国が正しくて、どちらの国が間違っているか中々明確には決められないケースがあります。
たとえば、イスラエルとパレスチナの戦争(紛争)は有史以前からの長い歴史的な経緯があり、また第一次世界大戦中にイギリスが、アラブ世界からもユダヤ人からも戦争資金や協力を取り付けたかったためにそれぞれと取り交わした2枚舌の約束などもあり(そういう意味ではイスラエルとパレスチナ紛争の直接の原因はイギリスだと言える。)個々の戦闘の非人道的か否かの批判はあるにせよ、紛争自体はどちらが悪いとは明確には言えません。
たとえば、イスラエルとパレスチナの戦争(紛争)は有史以前からの長い歴史的な経緯があり、また第一次世界大戦中にイギリスが、アラブ世界からもユダヤ人からも戦争資金や協力を取り付けたかったためにそれぞれと取り交わした2枚舌の約束などもあり(そういう意味ではイスラエルとパレスチナ紛争の直接の原因はイギリスだと言える。)個々の戦闘の非人道的か否かの批判はあるにせよ、紛争自体はどちらが悪いとは明確には言えません。
しかし、ロシア・ウクライナ戦争は、誰の目にも明らかなロシアによる国際法および国連憲章第2条に違反した侵略戦争です。そのロシアからの一方的な侵略に対し、ロシアに対してGDPが10分の1以下しかないロシアに比べれば小国であるウクライナの人々でさえ侵略に対して立ち上がったのは当然と思います。
本来であれば、ロシアの違法行為を停止させるのが国連の役目なのですが、例によって国連はその強制力を持たず、主要国によるロシアの経済制裁のみにとどまり、戦争は3年も続いてしまいました。
さらにロシアに経済制裁を加えてきた米国までが、ウクライナを飛び越えて直接ロシアと交渉し、トランプ大統領は『戦争を起こし、3年も続けているのはゼレンスキー大統領のせいだ。ゼレンスキー大統領の支持率は5%しかない、彼は選挙を経ない独裁者だ。』などと全く根拠のないロシア寄りの発言をするに至っては、開いた口が塞がりません。トランプ大統領は戦争を自分の手で終結させたという手柄が欲しいのか、停戦の交渉でウクライナのレアアースの権益を得るのが目的かもしれませんが、自分中心(もはやアメリカ中心ですらない。こんなことをしてはアメリカは世界中から反発を買い、アメリカの国益を損なう。)でウクライナの人々のことを全く考えない言動には強い怒りを感じます。
そうこうしているうちにも戦争は続いており、毎日犠牲者が出ています。前にも書きましたが、戦争でいつも犠牲になるのは若者や名もなき市民です。トランプ大統領とプーチン大統領の僅か2人によって数百万人の人々の生死や運命に影響を与えてしまっていますが、これが政治の持つ怖さで、人々の幸福を考えることが出来ない人物は政治家として選んではいけないのです。
日本から遠く離れた外国のことという認識ではなく、日本としても出来ることは沢山あります。国力はウクライナの2023年の名目GDPは1783億ドルでロシアは2兆184ドルでウクライナはロシアの9%しかありませんが、日本は世界4位に落ちたとはいえ4兆2308億ドルで、大国と言われるロシアの2倍もあります。日本は大国として、その責任を持ち、侵略者のロシアに対して、トランプ大統領の無責任な欺瞞に満ちた顔色を伺うのではなく、国際世論も巻き込み、毅然として更なる制裁を科すべきでしょう。