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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

巡航速度回復中

2017年11月26日 13時42分11秒 | 一般的英語学習

朝晩はめっきり冷え込むようになってきましたが、今週末は東京地方は珍しく暖かな陽気です。

世間は連日、日馬富士の暴行事件の行方を追いかけていますが、今日九州場所が千秋楽を迎えますので、来週以降、色々と真相が明るみになってくることでしょう。

さて、先週は『特別休暇』だったので、『TIME』もほとんど読んでいませんでしたが、今週末に11月20日号を読了しました。次の issue ももう到着しているのですが、11月27日と12月4日の合併号(の割にはそれほど分厚くないので)来週末には、ほどほどの巡航速度に戻っていると思います。

11月20日号のカバー・ストーリーはフランスの若きリーダー、マクロン大統領についてです。フランスの大統領選では一時下馬評では、EU離脱派、極右政党のル ペン候補が優勢とも伝えられていましたが、そのルペン候補を決戦投票で破ったのがマクロン氏です。奥さんはマクロン氏がの高校の時の演劇の先生で24歳年上のことでも有名です。(マクロン氏は39歳)

『TIME』では、アメリカのトランプ大統領は、America first の自国の利益だけを重んじる保護主義政策を取っているし、イギリスは、EU離脱により国際社会はおろか、EUも引っぱることは出来ないし、かつてのEUのリーダー格であったドイツのメルケル首相は、9月の連邦議会の総選挙で連立与党はかろうじて第一党の地位は守ったが、EU離脱派の極右政党 Alternative for Germany(ドイツのための選択枝)に95議席も奪われ、国内で厳しい舵取りを迫られている。そんな中でマクロン氏は以前から国際協調派、EU推進を全面に打ち出しており、パリ協定推進にも積極的で、ロシアのプーチン大統領とも早々に会談し、言うべきことは言っていて、今後国際社会をひっぱっていくリーダーになるのではないか、と期待を寄せています。残念ながら我が日本の安倍さんの名前は全く出てきません。(もちろんフランス国内では、移民に仕事を奪われたと考えている層からの反発も根強く、今後しばらくはマクロン大統領の舵取りを見てみないことにはなんとも言えませんが。)

また11月20日号には何週間ぶりかで、essay がありました。前に何度も書きましたが、essay は『TIME』の中で、最も難しい。単語も高度ですが、欧米人の精神文化やユーモアを理解していないとピンとこないし、笑えない。朝日新聞の天声人語を長くしたようなものです。

今週初めて出会ったか、忘れてしまっていた単語
Sikh    シーク教徒(英語ではこのように綴るとは知らなかった。)
slate    候補者名簿(スレート材のスレートだが、候補者名簿、という意味もあり、TIMEでは候補者名簿の意味で使われていた。)
wobbly    ぐらぐらする、不安定な
edgy    刃の鋭い、輪郭がはっきりしている(これはすでに日本語になっている)
vestige    痕跡、面影
queer    風変わりな(この単語は必須)
lance    槍
sumptuous    高価な(この単語も必須)
septuagenarian    70歳代の(相当高度な単語。ちなみに80歳代は、以前にも書きましたが octogenarian)
swoon    卒倒する
shroud   死体を包む白布
indice    索引(index の古い表現)
vandalism    芸術の故意の破壊行為(この単語も必須)
paramedic    救急救命士
narcotic    麻薬(この単語はよく出てくる)
cleft palate    口蓋裂
yarn    織り糸
tonsil    扁桃(ちなみに扁桃腺炎はtonsillitis)
snort    鼻を鳴らして荒い息をする
syringe    注射器(意外と知らない単語)
dope    麻薬(麻薬の表現は沢山ある)
obituary   死亡記事
squander   浪費する(この単語は常識)
janitor    管理人
parasitic    寄生的な
symbiosis    共生(かなり高度な単語)
gentrification    下層住宅の高級化(gentleの意味から派生して読み取ることが出来ないので、かなり高度な単語)
realtor    不動産仲介業者
gumshoe  デカ(刑事)(通常はゴム製のオーバーシューズの意味だが、デカとかサツとかいう意味もある)
fib    些細な嘘(短いが難易度の高い単語)
hoodwink    ごまかす、だます
snuggle    気持ちよく横たわる

等々。


TIMEなどの英文を読んでいて、未知の単語はもちろん、1秒見ても明確に意味が思い出せない単語はどんどん『戦力外』として上記リストに放り込んでいるので、中には常識的な単語や必須単語もあります。
来週も頑張っていきましょう。






 

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『ほどほど』よりちょっと上の勧め

2017年11月23日 09時49分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は東京地方は寒く、冷たい雨が降っています。

これ幸いと英語学習に充てられる時間が多いので、悪天候でも『ラッキー』と思っています。

何事も人より秀でたスキルや能力を身に着けようと思えば、人の見えないところ、人のやっていない時にそれなりの『努力』が必要なのは確かに正論です。また、これまでに何度も書きましたが、英語と日本語は言語の成り立ちと思考回路にまったく共通点がないため、一旦英検1級や通訳案内士やTOEIC 900点以上を取得しても(それはそれで結構大変なことですが)そのスキルを維持・管理するのはこれまた結構大変なことです。

しかし僕の知っている限りでは(さぼりーまんの僕は例外ですが)、英語学習に取り組んでいる人は総じて生真面目で几帳面な方が多いので、ついつい無理をしがちのように感じます。特にフルタイムで仕事をしている方や、家事に追われる主婦の方、さらにはフルタイムで仕事をしながら家事もしなければならない方、一人暮らしでフルタイムで仕事をしていて、身の回りのことを全て自分で解決しなければならないような方等にとっては、無理は禁物です。僕も長い職業人生を通じて、つい無理をしすぎて、心身をおかしくしてしまった人を何人も見てきました。(特に若い人は、ペースが掴めず、いちずに突っ走ってしまい、心身をおかしくしてしまう人が多い。)

英語学習法については、何十年もの長い間、色々な書物やWEBなどでもう出尽くした感があるので、僕があれこれ書くのは僭越であり、書物やWEBにある方法はどれも一長一短あり、明らかに間違った方法はありませんが、あえて僕が一つだけ書くとすれば、『学習を長く継続すること』だけです。その理由は前に書いたことと重複しますので、詳述は避けますが、英語の他のスキルと大きく異なっている点はそういうものです。英語学習は短距離走ではなく、マラソンです。最初の500mで全力疾走しては、完走することは不可能ですし、途中で棄権するか、倒れてしまいます。

『長く継続』させるためには、決して過剰な無理をしてはいけません。無理やしんどいことは、自分の意思とは裏腹に、人間の深層心理(本心)では拒否感があり、嫌になってすぐ止めてしまうか、ひどい時には心身をおかしくしてしまいます。日本では英語学習の必要性は戦後70年以上も言われ続けてきましたが、持続ぜず、OECD諸国中、毎年英語力が最下位なのは、日本語の特殊性だけではなく、ここらあたりも関係していると思います。

そこで無理のない、『ほどほど』のペースの学習をお勧めします。『ほどほど』のペースは、人それぞれの生活環境や能力、体力、健康状態によって異なりますので、自分に最適のペースを早く見つけることです。40代、50代の人は、長い人生経験・生活経験で、そこらあたりの『ペース配分』は分かっている方が多いのですが、まだ人生経験・生活経験が少ない若い人や、生真面目な人の中には、ペース配分が分からず、突っ走ってしまって挫折する実にもったいない実例を多く見てきました。

もっとも、『生真面目でも几帳面』でもない、さぼりーまんの僕にとっては、『ほどほど』のペースですと、本当に何もしなくなってしまいますので、『ほどほどよりほんのちょっと上』のペースで今日も英語学習に取り組みます。

 

 

 

 

 

 

 



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今週は特別休暇

2017年11月18日 09時45分19秒 | 一般的英語学習

ウチの会社では、勤続〇〇年経つと、有給休暇とは別に特別休暇が与えられます。(とはいえ、有給休暇もほとんど使っていないのが現状ですが。)今回の特別休暇は5日間あり、前後の土日とくっつけると9連休となります。
今週、月曜日(11月13日)から、金曜日(11月17日)まで、この特別休暇を取りました。

さらりーまんをやっていますと平日休めることなどめったになく、平日にしか出来ないことを満喫しました。平日にしかできないこととはゴルフです。平日5日間のうち、3日もゴルフに行ってしまった。もちろん土日に出来ないこともないが、平日に比べプレー・フィーは1.5倍から2倍になり、バカ高くなってとても出来ません。僕とゴルフとの出会いは以前にも書きました。日本ではゴルフはオヤジの接待スポーツとして、高いし、時間もかかる(ゴルフ場への往復の時間も含めるとほぼ丸一日かかる)ので、嫌いというかほとんどプレーしませんでした。20年以上前に、シドニーに駐在した頃も最初の1~2年はゴルフはしませんでしたが、安いし(いわゆる観光客相手のゴルフ場は高いですが、地元シドニーの人が行くゴルフ場はプレーフィーが15豪ドル(約千円)程度。場合によってはタダで出来ることもあります。)しかも当時はシドニーだけでも97もゴルフ場があり、一番近いゴルフ場には車で5分、かなり名門のゴルフ場でも車で30分も走れば、もうゴルフ場についてしまいます。また、18ホールスルーが基本ですので、日本のようにハーフが終わって高い昼飯を食って午後からまたハーフというような一日かかることはまずなく、午前中で18ホールが終わってしまい、午後からは他の事に時間を使えます。シドニーで一番ゴルフにハマっていた頃には、午前中に18ホール終わって午後から別のゴルフ場に行ってもう18ホールプレーしたことも何度もあります。ゴルフはシドニーではちょっと公園に散歩に行ってくるような軽い庶民のスポーツです。どうやら午前中ハーフを回って昼食を食べ(食べさされ)午後またハーフを回って丸一日かかってしまう、というのは日本だけの現象のようです。

ゴルフを好きになりましたが、シドニーから日本に帰国したらまた一日かかり、プレーフィーも高いので、ほとんどゴルフをせずに、テニスを毎週末やっていましたが、テニスはダッシュとストップの繰り返しの見かけよりずっと激しいスポーツで、僕が週末通っていたテニススクールの中級クラスは20代や30代の球足の速いハードヒッターばかりで、試合形式がほとんどで、必死でダッシュを繰り返しているうちに、右ひざを痛めたので、最近テニスから完全に足を洗い、膝やアキレス腱にそれほど負担をかけないゴルフをまた復活させました。とはいえ、ブランクが長いので、シドニーで毎週末プレーした頃の腕は望むべくもなく、また初心者のように一からやり直しですが、ゴルフの良いところはかなり歳をとってもそれなりに楽しめることです。しかし、バブル期に比べ、日本のゴルフのプレーフィーは安くなったとはいえ、まだまだ金と時間がかかりますので、せいぜい数か月に1度しかラウンド出来ません。

ということで、今週はゴルフ三昧だったため、『IIME』は1週間の周回遅れの11月13日号を読了したにとどまっています。

11月13日号のカバーストーリーは『中国の世界制覇』についてであり、日本でも取り上げられている一帯一路(one belt, one road)の世界戦略や習近平の権力固め、軍備強化の話が取り上げられていました。それにしても雑誌『TIME』は日本語でいうとどういう意味か分かりませんでしたが、上の表紙の中国語の簡体にもあるように、時代、となっていて、雑誌『TIME』とは時代、という意味合いなんだ、とどうでもいいようなことに変に感心したりしています。

先週から今週にかけて出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語(11月13日号はかなり難しめで、そのような単語は多かったですが、ほんの一例だけ。)
diss    脱、破壊、不能な
lushly    青々と
esplanade    遊歩道
astride    跨って
encore    アンコール(日本語のアンコールは誰でも知っているが、このような綴りだとは知らなかった。)
mummy    ミイラ(これも意外な盲点)
swaddle    細長い布で巻く
bollard    係船柱
ancillary    付随的な(かなり高度な単語)
fussy    小うるさい、神経質な(必須単語)
cede    譲る、割譲する
wheelbarrow    手押し一輪車(あまり出てこない単語)
behest    命令、要望
be poised to do~    用意が出来ている、いつでも出来る(常識的なイディオムだがすっかり忘れていた)
epochal    新紀元の(かなり高度な単語)
bleary    かすんだ
linchipin    (荷車などの)輪留め楔
smelter    製錬工(案外しらない単語)
craggy    岩の多い
gush    どっと溢れ出る
suffocate    窒息死させる(これは必須単語)
folly    愚かさ(これも必須単語)
naysay    否定する(案外知らない単語)
staunch    しっかりした
ambient    包囲した、取り巻く
oafish    バカな、まぬけな
wrangler    論争者(ジーンズのラングラー。カウボーイという意味もある。)
nonentity    取るに足りない人(かなり高度な単語だが、non とentityから類推可能。)
noose    輪縄、引き結び(絞首刑の縄の結び方がこれにあたる。)
afar    遥かに、遠くに(常識的な単語)
parvert    曲解する
preculation    公金費消(高度な単語)
pooh-bah    尊大で無能な役職兼務者
cognoscenti    専門家(相当高度な単語)

等々。寒くなってきそうですが、来週も頑張っていきましょう。


 


















 




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今週末は小春日和

2017年11月05日 17時21分05秒 | 一般的英語学習

2週連続で週末は台風に見舞われましたが、今週末の3連休は快晴で、久々の小春日和でした。外に出かけた人も多いと思います。

さて、今週の『TIME』11月6日号も”うすっぺら”でしたので、金曜日中に読み終えてしまい、他の本を読む時間が取れました。

カバー・ストーリーはISに占領されていたシリアの主要都市ラッカ(Raqqa)をシリア民主軍(Syrian Democratic Forces)が取り戻した話ですが、シリア民主軍は正規軍ではないため、地上戦ではISにはかなわず、アメリカが支援する空爆に頼らざるを得なかったため、街は写真のように完全に破壊されてしまい、住民にも多数の被害者が出て、住むところもなく、難民にならざるを得ない、という記事です。アサド大統領の政府軍はロシアが支援しており、反政府軍であるシリア民主軍はアメリカが支援し、そのうえISとの闘いと、シリアでは3つ巴の闘いが今だに続いています。

『TIME』を早く読み終えてしまったので、本棚の隅に読まずに眠っていた『2039年の真実』(落合信彦 著)を半分ぐらい読みました。

合信彦氏といえば、1980年~2000年ごろは非常に人気があり、どの本屋でも著書が並べてあり、僕も若いころは仕事柄、海外を飛び回ることが多かったので、”国際ジャーナリスト”の彼の書いた本をずいぶん読みましたが、最近はとんと名前を聞かなくなりました。一説にはゴーストライターに書かせていたり、他の著書からのパクリということも言われていますが、この『2039年の真実』は落合氏の初期の著作で、僕の買った時点(1988年頃)でも26刷まで増刷されています。

アメリカの歴史上の汚点(国辱)は沢山ありますが、その中でも僕は、原爆の実戦使用と、ベトナム戦争と、ケネディ暗殺とその真相の隠蔽がそのBIG 3だと思っています。その中でもこの本はケネディ―暗殺とその真相の隠蔽について、かなり詳しく迫っています。

最近DVDでオリバー・ストーン監督の『JFK』を観ましたが、『JFK』が製作されたのは1991年、落合氏が『2039年の真実』を書いたのが1979年ですから、『JFK』の12年も前に書かれたということで、落合氏の真実を知りたいという情熱は(ゴーストライター説やパクリ説もあるものの)評価出来ると思います。実際に落合氏は『JFK』のモデルとなったギャリソン元判事にも、オリバー・ストーンよりもずっと前にインタビューしています。アメリカ社会は巨大な軍産複合体に支配され、定期的に戦争しないと生きていけない国で、邪魔になったケネディが消された、というのが落合氏の主張です。

アメリカ社会はそのころ(ケネディ暗殺の1963年)からあまり変わっておらず、シリアの内戦に加担し続けています。

今週出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語
seditious    扇動的な
sassy    生意気な、厚かましい
rollick    浮かれる
flurry    疾風
saunter    のんびり散歩する(これは難易度の高い単語)
dapple    まだらの
pagan    異教徒(これはよく出てくる単語)
detritus    砕岩
tantacle    触手(覚えていたほうがよい単語)
axiom    公理
demolition    取り壊し(これは必須単語)
duster    掃除人
seep    しみ出る
chitchat    世間話
amok    荒れ狂って
rankle    心に食い込む
methane    メタン(これも必須単語。綴りからメタンとは気が付かない。)
sync    同調
vilify    けなす
backbite    悪口を言う
hijinks    ふざけた歓楽
gaffe    失言、失態
mutt    のろま、バカ
devilishly    悪魔のように
suave    もの柔らかな(時々出てくる単語)
cobblestone    玉石
numbness    凍え
sass    生意気な言葉
ostensibly    表向きに(これも必須単語)
demarcate    限界を定める(かなり高度な単語)
analects    選集
obliterate    取り除く、消す(これも必須単語)
tithe    十分の一税

等々。来週もがんばっていきましょう。














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