今日も原宿駅からしこしことテソーラスハウスに行って、プライベートレッスンを受けてきました。
原宿の街は、スマホでポケモン GOで遊んでいる若者でごった返していました。テソーラスハウスへ行く途中にも、ポケモンGOに熱中している若者にぶつかりそうになりました。
先生のJohnからは、先週のレッスンの終わりに今日までの宿題として、『TIME』の7月11日/18日合併号の(表紙はBrexitを扱っているが)240 Reasons celebrate to America right now という、アメリカの独立記念日から240年を記念して書かれた、アメリカを象徴する240のエビソードを全部読んで、その上で、2~3のトピックを選んでディスカッションしよう、とサラリと言われていました。
しかし、合併号はいつもの『 TIME 』と違い、倍の厚さで100ページほどもあり、その中で 240 Reasons celebrate to America right now は70ページにわたって240のエビソードが書かれているので、1週間で全部読むのはなかなか大変です。通勤の帰りの電車の中や、昨日の午後を使って、通読するだけで6~7時間かかった。
その上、240ものトピックから、2~3を選ぶのがまた難しい。僕は193番目の話の Woody Guthrie is in good hands と、223番目の話の Optism wins out と、233番目の話の Giving back is a birthright の3つを選びました。
193番目の話は、Woody Guthrie (ウッディ ガスリー)の娘が、フォークソング・フェスティバルに出かけたところ、自分の父親とそっくりのプレイスタイル、雰囲気のミュージシャン(Del McCoury)に出会い、ウッディ ガスリーが歌詞は書いているが、まだ曲がついていない70年ほど前の遺稿に作曲してくれとお願いし、実際に曲が出来て演奏される話です。
ウッディ ガスリーというとブルーグラスの伝説的草分け的存在で、後にボブ・ディランなど数多のカントリーソングのミュージシャンに影響を与えました。
僕はブルーグラスはいかにもアメリカ的でだからこそこのトピックを選んだのですが、意外にもそのルーツは17世紀までさかのぼり、スコットランドから北アイルランドに移住した移民によってアメリカにもたらされて、アパラチア山脈沿いの州を南下して広がったという。
Woody Guthrie- This Land Is Your Land
223番目の話は、アメリカ全土の将来に楽観的かどうか、収入に不安はあるか、健康に不安はあるか、仕事に不満はあるか、のアンケート結果についてです。アメリカ西部に住んでいる人が東部やほかの地域に住んでいる人より楽観的、また中程度の収入の人のほうが高収入の人より楽観的で仕事にも不満を持っていない。また結婚して子供もいる人の方が楽観的、という結果になっています。
233番目の話はアメリカ人の寄付に関する話ですが、マルチン・ルサー・キングの言葉が引用されています。いわく、" Philanthropy is commendable, but it must not cause the philanthropist to overlook the circumstances of economic injustice which make philanthropy nesessary."
7月30日~8月7日まで、僕は夏休みを取りますので、次回のプライベートレッスンは、8月14日になります。次回のトピックは、僕はあまり好きではないのですが、避けて通れない、今週号の『TIME』のトランプ大統領候補の話です。