日曜日午後 9 時からTV で毎週 『 ルーズベルト・ゲーム 』を観ています。
『 半沢直樹 』 よりも話の展開が早くて面白いですね。
池井戸 潤さんの原作は (今後 の TV での展開が先に分かってしまうと面白くないので) 敢えて読んでいません。
僕は理屈抜きで、どん底や逆境から頑張って這い上がる話が好きです。
おそらく、山崎 努 扮する青島会長が、何もかもお見通しの 『 いい役 』で、物語の展開のキーとなる場面で、かっこいいセリフを吐いていくのでしょうが、実は青島会長はイツワ電気とつるんでいた黒幕の 『 悪役 』だった、という展開でも面白いですね。
しかし、実際はそうはならないでしょうね。架空のドラマですから。。
僕も長年組織に所属してきた身なので、あえて言わせて頂ければ、実際の組織では、だれが 『 いい役 』かだれが 『悪役 』なのかは、ドラマほど明確ではありません。ある時は 『 いい役 』、ある時は 『 悪役 』と刻々と変化します。とりあえず長いものには巻かれろ、というのもありますしね。
また、いくら頑張ってもどうにもならないことも世の中には沢山あります。むしろ頑張って報われるのは資格試験ぐらいですかね。
また、正直者はバカを見る、という言葉がありますが、いつか五木寛之が書いていましたが、”正直者はバカを見るのではなくて、正直者は必ずバカを見る。”と言ったほうが、現実の認識としては、正確なのかもしれません。
・・・・それでも僕は 『ルーズベルト・ゲーム 』が好きで、毎週観ています。
僕も沖原のように、ほとんど直球しか投げられませんので。