今年(2024年)の1月13日から1年近くブログを中断しており、失礼しました。その期間でもブログを訪問していただいた方には感謝しかありません。
実は今年の2月末に心不全となり、3月一杯は入院し、手術を受けており、4月~7月始めまで自宅療養、7月中旬からトレーニングによるリハビリと体力回復を図り、最近になって、日常生活にほぼ支障はなく、病気前の体力の8割ぐらいまで回復したため、色々な活動を再開しつつあります。
心不全と言っても症状は色々あります。心臓を動かす筋肉(心筋)に栄養を送る冠動脈は3本の支動脈に分かれますが、僕の場合はその3本とも完全閉塞ではないが、かなり詰まっている状態で、心筋に栄養が届かず、心筋の機能がかなり落ちている状況で、かつ重要な心臓弁膜の一つである僧帽弁の働きも弱っており、心臓内の血流が逆流を起こしている状態で、さらにポンプとしての心臓全体の機能も落ちていたため、胸に胸水が大量に溜まっている状態でした。
その立川の病院は循環器内科はあるが、心臓外科はないとのことでしたので、心臓外科手術では患者にあまり負担をかけないことで都内でも定評があり、アクセスも比較的よい杉並区浜田山にある、「ニューハート渡辺国際病院」に3月中旬にストレッチャーに乗せられて救急車で運ばれ、転院しました。(病人として救急車で運ばれるのは生まれて初めての経験でした。)
もし開胸していたら治りは術後の回復も遅く、また後々身体の動きにも支障が出る可能性がありますが、現在僕の身体には手首の動脈からにカテーテルを挿入したときに出来た傷が、あるかどうかわからないほど小さな1ミリ程度の傷を残すだけになり、本当に「ニューハート渡辺国際病院」のコンセプトと素晴らしい技術には感謝しています。
今でも50日に1回は通院し、服薬もしていますが、冒頭書きましたように、年の瀬の現在体力も8割ほどには回復しましたので、少しずつ色々なことを始めている状況です。来年はさらにもう少し活動の範囲を広げていけると思います。
死にそうな病気になって益々時間の大切さや周囲との交流の大切さも一層感じられるようになりました。