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本・小路幸也 「花咲小路三丁目の北角のすばるちゃん」

2019-08-14 05:31:03 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容紹介

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。 にぎやか商店街の裏には、真っ赤なシトロエンが看板代わりの駐車場<カーポート・ウィート>があるのです。 若社長・すばるちゃんが営むカーポートを訪れるのはいろんな車。ときには厄介ごとも乗せてきて――


               


 読書備忘録 

いきなり・・・え?幽霊? そうでもないか・・・

ここは花咲小路商店街の駐車場

経営者は18歳で個人事業主のすばるちゃん!えー!大丈夫?・・・だがしかし、いい人に囲まれて、婚約者もいるみたいだし、いい感じに過ごしている。ような感じ。

お住まいはね・・・お父さんの魂はお車に!

まぁ、次から次へといろんなことが起こります。幽霊じゃないお父さんの力も借りて、よかったよかったと・・・

子連れでパチンコ・・・お母さん夢中になっていても子供はつまらないからね。やめて!

私も商店街風の所で育っているからなんとなく雰囲気わかります。

★★★★☆


 


ときどき森へ・・・🚄

2019-08-13 07:22:44 | ときどき森へ・・・

 

後から1泊 

新幹線「あさま」で向かった。

臨時号の指定席は満席だったけれど自由席はがっらがら・・・

前日、買い物ついでに窓口に行ったら、ジパング会員特権は年末年始、ゴールデンウィークと旧盆界隈は受けられなかったのね。うっかりして窓口でカード出してこれで・・・なんてやっちゃったもんだから、窓口のお姉さんに申し訳ありませんがと謝られてしまった。

いえいえ悪いのはこちらの方です。うっかりしていました。と、謝り合戦をして通常の料金でチケット手に入れた。

なのでわざわざチケット買いに行かなくて良かったわけで、ついででよかったわぁ~・・・

あちこち行って夜になり、行くか?で・・・

 

夕涼みのつもりが、夜なのにすごい人で賑わっていた。

バーゲンはまだだったけれど、あっ!を見つけ喜んだ。

 

森に入り・・・よなよなビール  で、意味もなく乾杯した。

豆乳はみどりのね。って言ったのに白の大きなのを買っていて、口に合わないから飲んで!と言われ、これかぁー、これ買っちゃったかぁ~・・・これでもいいんだけれどね。と、飲むのを手伝った。

初めて 猿 🐵 を見た。

管理人さんに報告したら、目撃情報はあったけれど、ごみ捨てに来ていた方が、あー出たんですか?と、まだまだ珍しい事だったみたい。

これで網戸でそこいら辺をウロチョロできなくなった。ちゃんとサッシか雨戸を閉めないと開けられちゃうからね。

 ってことで合流し、丸一日遊んでもらって・・・帰りは午前中に出たから渋滞知らずで  帰ってきた。

 

 


本・山内マリコ 「あたしたちよくやってる」

2019-08-13 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

誰かの期待に応えられなくても、無理して笑うのは、もうやめよう。年齢、結婚、ファッション、女ともだち―さっきまであった自信なんて、いとも簡単に吹き飛んでしまう毎日を果敢に生きる女性へ贈る、「自分とは何か」を思索する短編+エッセイ33編。


               


 読書備忘録 

イギリスの詩人ロバート・サウジーの名言

「いくら長生きしても、最初の二十年こそ人生の一番長い半分だ」

「わたしの京都、喫茶店物語」 

あら!同じこと思ったのかしら?昔そういう人がいたっけ・・・。わかるような気がする京都!

「五十歳」 

”だいたい贅沢すぎません?老人ひとりひとりにこんな手厚いサービス” そうね。生かされる不幸!時代は変わっていくのよね。

そうよ、よくやっているわよ。私はもうそういう時代は過ぎてしまったけれど、そう思います。

★★★☆☆


 


本・山本容子 「グリーティング」

2019-08-12 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容紹介

山本容子が贈る、季節感を味わう楽しみ。 風や木や空の色にも全て季節の名前がついている……季語は日本ならではの文化です。四季折々の情景を描いた美しい銅版画に、季節のメッセージを添えた画文集。


               


 読書備忘録 

日常会話で文句なく好きなのは、母や夫とかわす四季の話だ。と書いてあった。

四季の話かぁー・・・するかな私たち夫婦・・・お天気の話はするけれど!と、読み始めた。結果、しないこともないけれど、私たちはあまりにざっくりで、私は言葉さえ知らなくて、あきれた。残りの暮らしでちと考えてみようと思った。

風は感じます・・・これは、ハワイの風だなぁー!とか、近くに海なんかないのに、今日は海風!潮の香りがするわーとか・・・

子供の頃隅田川の花火は浴衣を着せられ屋形船でみていた。その後隅田川がぼこぼことメタンガスを発生させてきったなくなったから、思い出は途切れた。

私にもあるじゃないの!子供たちはどうかしら?なんて思ったりもした。

画文集・・・素敵な画にくどくどしていない文章が好き

最終的にページに季語解説が・・・

★★★★★

 予約投稿 


 


本・垣谷美雨 「姑の遺品整理は、迷惑です」

2019-08-11 05:26:04 | 図書館本 読書備忘録 

 

  内容紹介

姑が亡くなり、住んでいたマンションを処分することになった。 業者に頼むと高くつくからと、嫁である望登子はなんとか 自分で遺品整理をしようとするが、あまりの物の多さに立ちすくむばかり。 「安物買いの銭失い」だった姑を恨めしく思いながら、 仕方なく片づけを始める。夫も手伝うようになったが、 さすが親子、彼も捨てられないタイプで、望登子の負担は増えるばかりである。 誰もが経験するであろう、遺品整理をユーモアーとペーソス溢れる筆致で描く長編小説。


               


 読書備忘録 

いやいや、なになに!すっごい荷物!

お金は使ってしまっていたけれど、不動産を処分して賃貸に住んでいてくれたことには感謝したんだわ。不動産はね負動産ってのもあるからね。

義母に比べて実家の母親はと、絶賛していたけれど、義母の人柄でここの嫁でよかった。ってなるわけ・・・

寄ってたかって助けてくれた。それは生前義母がたくさんの人から慕われるような生活をしていたから・・・

確かに遺品整理は迷惑。こんなものまでなんで取っておくかな・・・断捨離は大切。ただ、姑が実家の母親のようにきれいさっぱりして死んでいったとしたら、姑の人となりはわからなかったわけで、大変だったけれど、よかったの。今後の望登子の生き方もかるのでしょうね。

★★★★☆


 


本・井上荒野 「ベーコン」

2019-08-10 06:16:00 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

初めてだった。男から、そんな目で見つめられたのは―。家族を置いて家を出た母が死んだ。葬式で母の恋人と出会った「私」は、男の視線につき動かされ、彼の家へ通い始める。男が作ったベーコンを食べたとき、強い衝動に襲われ…表題作ほか、人の心の奥にひそむ濃密な愛と官能を、食べることに絡めて描いた短編集。単行本未収録の「トナカイサラミ」を含む、胸にせまる10の物語。


               


 読書備忘録 

「目玉焼き、トーストにのっけて」 

大人のお話が続いていたところに、いきなりの中学生!たちの悪い子だなー・・・え?お父さん?違うよね。大人が振り回されて嫌な感じ。

「父の水餃子」 

目玉焼きひとつ自分で作ったことがなかった父親が、皮から水餃子を作った翌朝家から出て行った。父親が病気で死んだことは女から知らされた。

「ベーコン」 

このお話がズコッと来た。お母さんは家出して沖さんのもとへ行き、豚を育て・・・。お母さんもお父さんも亡くなって、お母さんが一緒に暮らしていた沖さんに結婚するの。と・・・結婚相手とはうまくいくといいな。

最近、荒野さんの本を以前よりのめり込んで読むようになった。

知人のご主人の不倫やら、単身赴任中に現地妻が居たことが発覚し帰国後すったもんだで離婚した母友、我が家の仕事がらみのおねだり女の出現なんかがあって、私たち夫婦は変わらずにいるとは思うのだけれど、もしかして、のほほん生活が終わりを告げようとしてきたのかのような危機感からのめり込んでいるのだと思う。水面に石ころを投げて波紋を喜んじゃう女や、人のものを取ってはいけないのですよ!が分からない女や、我が家に絡んでいるおねだり女に至っては、母親もその手のおねだり女だそうだから仕方がないと言えば仕方ない。知り合ってしまったのが不幸の始まりとなるのかならないのかはわからない。ただ、経理担当としては証拠は揃えているからね、どうなるのか楽しみで、こっそり大人のわくわく感がないわけではない・・・

荒野さんは気晴らしになります。

★★★★☆


 


金沢の旅 金沢21世紀美術館へ・・・

2019-08-09 08:17:15 | 2019 金沢の旅 夏

旅は日月で来ている。

月曜日は休館日なので仕方なく日曜日

金沢に来たいちばんがふたつあって、そのうちのひとつがこちら! 

まっさかこんなに混んでいると思わなかったってくらい、チケット買うのに長蛇の列すぎる列に、後で来よう。と諦めた。

そこで・・・屋外展示のお茶室の見学

敷地内に移築されている茶室

 ほかにもお外には楽しい作品が展示されていましたね。

他を見学して再びやってきたところ、なんだなんだ!の先ほどよりも列は延びていた。

係の方に聞いたところ、コンビニでチケット買って入ればこの列には並ばずに入れます。と・・・いや~ん、さっき聞いておけばよかった。ってそれ、HPに書いてありましたわ。見ていなかった。

今からコンビニ行く?あぢーよ!

入っても中も混んでいるわけで・・・

なので・・・

「大岩オスカール 光をめざす旅展」は見られず・・・

美術館には、またいつか・・・

 とか  の時までお預けっ!

今度はたっぷり歩いて、ゆっくりあちこち行ってみようと思っている。

 

8/4~5
 

富良野・美瑛の旅 美瑛ファーム 美瑛放牧酪農場へ・・・🥛

2019-08-09 06:39:56 | 2019 北海道 富良野・美瑛の旅 

 

こちらはプリンスのバーテンさんに教えていただいた牧場。

明日帰ります。その前に池行きます。青いの・・・とお話していた時に、それならばぜひにと・・・

コーンは手作り、ソフトクリームはとても美味しい!ガラス張りの工場は清潔!と教えていただいてとってもよかった。

開店前に着いちゃったらお仕事中の方が、お店はまだ開かないけれど、ここ登っていくと牛がいるところを見られるよ。景色もいいよー・・・と!

いいんですか?って聞いたら、いいのいいの、登って行ってよ。

そんじゃ!と、てくてく登った。おー牛だー・・・ と喜んでもっと登ったら、もっとたくさん牛がいた。景色も良かった。ちょっとあーた、こういうところで深呼吸するんだよ。と、言ってスーハーした。

そして、美味しいんだからー・・・と聞いていたソフトクリームを食べた。これはぜひコーンで!とも聞いていたから、コーンで食べた。とっても美味しかった。

そして牛乳だって飲んだのだっ!

 

7/6~8


金沢の旅 ホテル・・・

2019-08-08 06:05:26 | 2019 金沢の旅 夏

 

駅前で便利できれい・・・

チェックインはまだできないけれど、お荷物を預かってもらいに行った。

ウエルカムドリンクチケットでお茶して一休み・・・

夕方チェックイン

毎週のように系列ホテルに泊まっている夫だから、お部屋が空いているとアップグレードしてくれているそうなのだけれど、今回はその辺が満室ということで・・・

冷蔵庫の中身やおつまみを好きなだけどうぞ・・・

こういう事もよくあるらしく、慣れたもん!

お部屋は客室最上階だったから見晴らし満点!

夜景もきれい・・・

ただ、朝はうっかりしていたら太陽は高くなっていた。

 

8/4~5
 

本・柚月裕子 「朽ちないサクラ」

2019-08-07 05:56:10 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!?警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた…口止めした泉は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。


               
 読書備忘録 

最終的に丸め込まれちゃったの?

と読み終わったけれど、あの桶川事件を思って、そんなことがあってストーカー事件が大きく変わったんだっけ・・・

何しろ組織が組織だけにね。

公安ってそういうものだったのか・・・

サクラって、そういことだったのか・・・

事務職員だった泉が目指します。

面白いっ!ほぼイッキヨミ!

★★★★★


 


金沢の旅 お菓子 と お弁当・・・♪

2019-08-07 05:42:25 | 2019 金沢の旅 夏

菓匠 高木屋 もなかの中にゼリーが入っている「紙ふうせん」

夏季限定のサイダー風味と桃風味のお品

紙ふうせんの折り方付き折り紙が入っていた。

 

新幹線でいただくつもりが、なんだかんだと家まで連れて来ちゃって・・・美味しいね~した。

 

8/4~5
 

金沢の旅 ざっくり往復 🚄

2019-08-06 08:56:22 | 2019 金沢の旅 夏

今のところお仕事があるから、なかなか長いお休みが取れない。

なので週末からめてちょこっと旅  

羽田は遠いけれど、新幹線はすぐそこから乗れるから、金沢は近い!

それに メ・デ・タ・ク・・・ジパング会員になったから、お安く新幹線に乗れる。

ジパング会員・・・私は必要ないと思っていたけれど、今や夫は会社員ではないから移動も節約をする必要があって、年上の私が65になるのを待っていたんだわ。夫婦どちらかが65になれば会員になれるから・・・もちろん会費は取られるけれど、すでに夫が使ってふたり分の会費は早々と消化している。

ねぇ、金沢ってまだ行ったことないのよねー・・・って言ったら、行くか~?で、すぐにホテルを予約し、次の日には新幹線も取ってきた。手続き終わったら手帳に書く。そ!手帳に書くのは手続きが終わってからですよ。前回の失敗はまだ覚えているらしい。この前の事だからね、忘れていたらこんな私だって覚悟はします。

で、お初金沢っ!1泊2日・・・

エキナカはまだ開いていないから、コンビニで・・・

終点の金沢駅に到着・・・

こちらのお姿をパチリとしていたらちびっ子たちがわんさかやって来た。

炎天下!

バカじゃない?と言いながら歩く歩く。

めげた時はバスに乗る。

娘さんたちは浴衣姿で涼しげにしてる。だいたい年寄りは歩いていないわよ。と言いつつ 、ペットボトル片手になかばやけっぱちで歩いていた。

なんか日焼けした!と言ったところで、若いころ一年中真っ黒に日焼けしていたから、今更何を言う!とお顔のシミやら体のシミを見て思う今日この頃・・・

 

帰りは夜・・・

駅でお買い物をして新幹線に・・・

新幹線に乗ったら、お近くの駅まで連れて行ってくれますから、もう帰ったのも同じ

冬もいいですよ。と、聞いて、今度は冬に来よう。

暑すぎて、兼六園には行かなかったから・・・

金沢旅行記始めます・・・

8/4~5
 

奈良・京都 桜旅 連れ帰ったお菓子・・・🚄

2019-08-06 07:03:36 | 2019 奈良・京都 桜旅

一保堂でお茶した後は、並びの村上開新堂へ・・・

ロシアケーキを自宅用にとバラで買い・・・

京都駅のデパートのマールブランシェに寄って、こちらを・・・

奈良・京都 桜旅 最終日はホテルで朝食を終え、京都駅までホテルの送迎バスで来てお買い物をし、お仕事に向かう夫は近鉄、私は新幹線の改札へあっちとこっち・・・またね

奈良・京都 桜旅 は終わりました。

4/7~10

 


本・村上春樹 「騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(上・下)」

2019-08-05 05:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

雑木林の小径を抜けて、肖像画のモデルとなった少女が山荘を訪れる。屋根裏に隠された絵と「私」の描いた絵…パズルのピースのように、四枚の絵が一つの物語を浮かび上がらせる。谷の向かい側から銀色のジャガーで現れる白髪の紳士、奇妙な喋り方で主人公に謎をかける「騎士団長」。やがて、山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇も明らかになるが、真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない―。


                  


 読書備忘録 

免色さんが自分の子かもしれないと言ったまりえはどこ行っちゃったんだろう?

何かが起ころうとしている・・・ 

★★★★☆


 

 

 内容(「BOOK」データベースより)

「簡単なことだ。あたしを殺せばよろしい」と騎士団長は言った。「彼」が犠牲を払い、「私」が試練を受けるのだ。だが姿を消した少女の行方は…。「私」と少女は、ふたたび出会えるのか。暗い地下迷路を進み、「顔のない男」に肖像画を描くよう迫られる画家。はたして古い祠から開いた世界の輪を閉じることはできるのか。「君はそれを信じたほうがいい」―物語は希望と恩寵の扉へ向かう。

               

 読書備忘録 

ジュマンジ・・・太鼓のような音ではないけれど、ポワッと浮かんだ。

鈴・・・

絵の中からいろんな人が出て、妹まで出てきてくれて、わくわくしたが、老画家がね・・・

てっきり、まりえと先生は同じところをうろうろしていたのかと思っていたら・・・

で、ゆずとはまた暮らすのね。子供の名前が 室(むろ)・・・夢の中でその名を目にしたなんて素敵だ!もう誰の子でもどうしてできたかなんてどうでもいいのかもしれない。

楽しめました。

★★★★★

 予約投稿 

 


本・村上春樹 「騎士団長殺し 第1部: 顕れるイデア編(上・下)」

2019-08-04 05:03:32 | 図書館本 読書備忘録 

 内容(「BOOK」データベースより)

私は時間を味方につけなくてはならない―妻と別離して彷徨い、海をのぞむ小田原の小暗い森の山荘で、深い孤独の中に暮らす三十六歳の肖像画家。やがて屋根裏のみみずくと夜中に鳴る鈴に導かれ、謎めいた出来事が次々と起こり始める。緑濃い谷の向こう側からあらわれる不思議な白髪の隣人、雑木林の祠と石室、古いレコード、そして「騎士団長」…。物語が豊かに連環する村上文学の結晶!


               
 読書備忘録 

面白いっ!先が気になりイッキヨミ!

騎士団長殺しとはオペラとフライパンの見分けもつかなくなっている雨田具彦の絵画のタイトル、しかも未発表の作品で屋根裏部屋にあった。

夜中の鈴の音、それは何かと行ってしまい、大掛かりに開けてしまう。ホラー入っています?

単行本を図書館で待っていたけれど、いつ来るかわからないほど順番が後ろだった。文庫が発売されたから乗り換えてよかったわ。しめしめ!

★★★★☆

 

 内容(「BOOK」データベースより)

「わかりきったことじゃないかね」と誰かが言った。ある夜、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!?山荘のスタジオで一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間はねじれ、旋回し、反転する。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、闇の奥でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女―多彩な人物と暗喩が織りなす物語は、さらに深く、魂の森の奥へ。

               

 読書備忘録 

スタジオの棚に置いた鈴は・・・ではじまる文庫2冊目・・・ならなかったのね。・・・と読んでいたら、ついに現れた。そっか、それか!騎士団長の姿かたちをとったイデア・・・

そして秋川笙子とまりえがやってくる。

次は免色と秋川たちが会うのよね。

★★★★☆