



イラクで戦うアメリカ人傭兵と、日本で薬学を専攻する大学院生。まったく無関係だった二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。そして合衆国大統領が発動させた機密作戦の行方は―人類の未来を賭けた戦いを、緻密なリアリティと圧倒的なスケールで描き切り、その衝撃的なストーリーで出版界を震撼させた超弩級エンタテインメント、堂々の文庫化!

話には聞いていた。スケールの大きさ、専門用語・・・果たして私に読めるか?
視点が変わり話は進んでいくからオイテキボリされないよう読んでいたけれど、繋がりがみえてきたころから・・・のめり込んだ。
この先の展開が楽しみ・・・下にいく。


研人に託された研究には、想像を絶する遠大な狙いが秘められていた。一方、戦地からの脱出に転じたイエーガーを待ち受けていたのは、人間という生き物が作り出した、この世の地獄だった。人類の命運を賭けた二人の戦いは、度重なる絶対絶命の危機を乗り越えて、いよいよクライマックスへ―日本推理作家協会賞、山田風太郎賞、そして各種ランキングの首位に輝いた、現代エンタテインメント小説の最高峰。

戦争を知らないから・・・戦士になった子どもの話は、見てられない。って、読んでいたけれど・・・うわぁーまた始まっちゃったよ。
とは言うものの・・・その先には何が待っているのか? えーーー

スピード感が半端ない。もー・・・はらはらしちゃった。
どう終わるのか?・・・何だかんだと始まった下はこのまま戦いが続くわけないし、研人とジョンフンは頑張っているし・・・
終わりはとても素敵だった。幼い姉弟が、母親代わりの女性に笑顔でまとわりついた。・・・そうだわ、子供だったんだもんね。すごい子供!
「もう安心だよ。ここは戦争はないからね。この国の人たちは、もう戦争はしないと決めたんだ」
そう、決めたの。戦争はしないと・・・
