ときどき信州・・・sora日和

~ by 凪 ~
ブログタイトル少し変えました。

本・窪美澄 「朱より赤く 高岡智照尼の生涯」

2022-09-15 07:43:15 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

何かを断たなければ、生きていけない。 父は、女にだらしのない鍛冶職人だった。物心ついたとき、すでに母はいなかった。綺麗な着物を着せたる、という父の誘うような言葉に乗じて、12歳だった彼女は、気が付けば菜乃葉の名で大阪にて舞妓見習いをさせられていた。 14歳で旦那への腹いせのようにして小指を切り落としたことで世間の耳目を集め、ブロマイドは飛ぶように売れた。花柳界から退いたあとも、社長夫人、映画女優と華やいだ世界に身を置いた。 それでも、彼女の心が定まることはなかった。38歳、仏門を叩いた。


               

 読書備忘録 

12歳で父親に売られ、14歳で色恋沙汰で自ら小指を詰め・・・

33歳で尼になろうと相談した和尚さんに「尼になるのはいつでもなれる。長い時間よう考えて、この世にもう未練はない、尼になるほか道はないと思ったときにその道を進めばええんとちがうか・・・・・。・・・」と言われ、ようやく尼僧として生きることになったのは38歳。

その間、実業家のお妾さん、女優、文筆業など・・・あの時代にアメリカまで行ったんだからね。2度の自殺未遂までして・・・

子供だからね、何もわからず大人の言う事をきいているしかなかった。

そういう時代があったのですね・・・

★★★★☆


桃六を懐かしんで・・・うどんスパ 🍴

2022-09-15 07:34:54 | パン・お菓子・お食事 ♪

OL時代ご近所にあった和菓子の桃六さん

あるときからお二階の喫茶室にうどんのミートソースが登場した。

そんなもん珍しいからみんなしてすぐ食いついた。

喫茶室は狭いからすぐいっぱいになっちゃうし、ラーメン屋さんみたいにラーメンだけ食べたらごちそうさん!と出ていくわけじゃなくて、甘いもん食べながらお昼休みギリギリまでおしゃべりしちゃうところだから、とんとんとんと2階に上がってみて、わーいっぱい!となるから先発隊が出て席取りするお店。

私がいた会社が合併して大きくなってどっかに行っちゃっただけで、桃六さんは今でもちゃんとそこにある老舗です。

40年以上前のお話をしてしまいましたが、ひとりお昼はさて何しましょ!と冷蔵庫の中にうどんをひと玉みつけ、何うどんにしよっかな?と冷凍室をみたら、作り置きしてあるミートソースが一人分入っていたから そうそう、うどんスパにしよう。

そんなこんなで桃六さんを懐かしんでみました。