作品紹介・あらすじ
心から笑える日は来るのだろうか。
罪から逃げ続けた僕に――。
大学生の籬翔太は、飲酒運転中、よそ見をした隙に何かに乗り上げたような衝撃を受ける。恐怖からその場を走り去ってしまうが、翌日、一人の老女――法輪君子の命を奪ってしまったことを知る。下された懲役四年十ヵ月。刑に服し、罰を受けた後も、翔太は遺族に謝罪に行けずにいる。一方、君子の夫・二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。
読書備忘録
飲酒・・・それでなくてもよそ見をしたら・・・
綾香の後悔・・・そりゃそうだわ。
それにしても出直すってのは容易なことではないと思い知る。
加害者と被害者の夫、その夫もある意味加害者として後悔していた。まさかの復讐?と一瞬思ったが・・・
これからは前向きになれるだろうなー・・・そうだといいなー
いきなりの地名に お!
★★★★☆