

秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親類たちが集った。子ども、孫、ひ孫たち30人あまり。一人ひとりが死に思いをはせ、互いを思い、家族の記憶が広がっていく。生の断片が重なり合って永遠の時間が立ち上がる奇跡の一夜。第154回芥川賞受賞。








ずいぶんたくさんいるのね、死んでいない者・・・誰が誰やら親戚でもわからないんだから、登場人物相関図があったら・・・それがないからいいんだろうね。
お母さんが出て行っちゃって、お父さんもしょっちゅう出て行く。それが千円置いて小学生の男の子二人残して出て行ったきりって・・・浦和の祖父の家に行くんだけれどね。
ややこしいけれど、親戚にはいろんな人がいるんだわ。
でもこれからはそういうのも少なくなっちゃうんだろうね?
兄弟少ない、結婚しない、子供を生まない・・・
夫婦というもの、必ずどちらかが先に死ぬわけで。
諦めて、覚悟するほかないですよ。それまで楽しく過ごして、最後は残った方がちょっとさみしいけれど、みんな一緒と耐えるのだ。それでおしまい。
そしてこの孫達、未成年なのにお酒飲みすぎ!
浦和のお爺ちゃんは元学校の先生でしたぁ・・・
故人と最後までいた引きこもりの美之が気になる所
それにしても、あの鐘の音はいったい・・・
