内容紹介
境界とはなにか、よそ者とは誰かーー。
土地に寄り添い描かれる、迫真のドラマ。
地方都市に暮らす宇田川静生は、他者への深入りを避け日々をやり過ごしてきた。だが、高校時代の後輩女子・蜂須賀との再会や、東京から移住した絲山秋子の街道を行ぐ木工職人・鹿谷さんとの交流を通し、徐々に考えを改めていく。そしてある日、決定的な事件が起き――。季節の移り変わりとともに揺れる主人公の内面を照らし出す、著者渾身の長編小説。
読書備忘録
「絲山秋子の街道を行ぐ」・・・そこが舞台のお話。
宇田川静生はぷらっぷらしていても伯父さんの神社のあと継いて神主になるからね・・・
キャベツ畑で季節労働・・・それ結構大変なお仕事なんだとわかった。
結局鹿谷はよそものなのよね。その鹿谷と蜂須賀の話にはギョッとしたけれど、まぁまぁ最近はよくある話なのかな?
非常識ですっ!と目くじらを立てる世代なんだけれど・・・なんだかなぁー・・・
高校生がヒッチハイクしていたしていたシーンにキュンとなる。
そんなところで降ろされたって次につながらないっ!て助けた静生に感謝した。
そのヒッチハイカーカヅシくんは、夢をかったった。それがとてつもない事かはカズシくん次第。
くだらねえ・・・いいじゃん、くだらねえ!
どこに生きていたって、いつ何が起こるかわからないんだから・・・
「あーねー」
私もよく使う。「あーですねー」が多いかな?確かに便利。
人の名前を覚えない
私も・・・やっぱり覚える気がないんだろうね。
でも私地図上で覚えるのは得意!名前は覚えないけれどどこの人で覚える。