内容(「BOOK」データベースより)
人は精がのうなると、死にとうなるもんじゃけ―祖母が、そして次に前夫が何故か突然、生への執着を捨てて闇の国へと去っていった悲しい記憶を胸奥に秘めたゆみ子。奥能登の板前の後妻として平穏な日々を過す成熟した女の情念の妖しさと、幸せと不幸せの狭間を生きてゆかねばならぬ人間の危うさとを描いた表題作のほか3編を収録。芥川賞受賞作「螢川」の著者会心の作品集。
幻の光
夜桜
こうもり
寝台車
読書備忘録
圧倒された・・・
どの作品もどんより暗く重い。
ひたーっと静かに進んでいくのだけれど、わずかに光がみえている気がする。
夜桜が特に好き
幻の光は是枝監督の映画デビュー作だとわかった。映画もみてみたいっ!