読書備忘録 
内容（「BOOK」データベースより）入金要請の電話をかけると、お客様から罵声の嵐…。日本一ストレスフルな職場・督促コールセンターに配属された著者は、入社半年後には体重が10キロも減ってしまう。しかしある時、一念発起!気弱なOLがトホホな毎日を送りながらも、独自に編み出したノウハウで、年間2000億円の債権を回収するまでの実録。
読んでいて、なんでやめなかったのだろう？
「実は単純にコミュニケーション能力がなさ過ぎて、怖い上司に「やめたい」と伝えることすらできなかったのが本当のところです。」
確かにね。やめますって結構勢いがいる。って、私はコミュニケーション能力があるとは言えないけれど、すぐ言えちゃう。
10数年ほど前こういうお仕事していたから、あれ、おんなじようなお仕事・・・と、読んでみた。
私の場合
通信教育大手の在宅電話オペレーター
教材をとっておいてお金を払わないお宅に電話をかけて、払ってください。とお願いするお仕事。
実際この仕事を始めて、こんなにお金を払っていないお宅があるのかと、驚きすぎるほど驚いた。
酷いお宅は、もう死んじゃいましたからねぇー払うんですかぁー・・・それを申し送りにつけて、翌月別のオペレーターがかけると、子ども本人がでる。子どもにお金のお話はしないからご両親に代わってもらってお話しする。本人出ちゃっているからもう死んじゃったは使えない。
このオシゴトはまだいい。払ってください。だから・・・
それでも、嫌でやめたけれど・・・
その後また電話オペレーターの仕事をした。
銀行で定期預金などのお得なご案内・・・これもまだまし。
定期の利息がほとんどつかなくなると、ちょっちょっと研修を受けて、証券外務員の資格をとらされて、投資信託の案内に変わった。
もう銀行はお得な話なんてなくなっていたから・・・
罵声を浴びせられていたのはその頃。
年寄り騙して人の金ほしがらないで、もっとまともな仕事しろ、人でなしっ！訴えるぞ！ほとんどガチャギリされていた。
興味を持って聞いてくださった方も居たにはいたけれど・・・
ま！あそこもいろいろあったからね。
競わせるから、中はすごいことになっていた。
この仕事に切り替わったときに、悪の手先みたいなことやってられません！と言ってすぐにやめられた方がいた。その時やめていればよかった～って思ったのだ。
2年経たずにその仕事もやめてフルートアンサンブルに入れていただき、のどかに過ごしておりました。
やめなかったら手に入らなかった の・ど・か・・・
屈強な男性も心を壊し去っていく職場で、本がかけるくらいまで続けたのだから大したもんだなぁ～・・・本当はいったいどういう人なのだろう？と興味を持った。
ブログされていますけれどね。
解説は佐藤優さん
人間論として優れた本と絶賛しています。
と一緒に頼んだイカ刺がとても美味しかったから、イカばっかり食べた。
美味しかったわ～ 
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