



修道院で育った汚れなき乙女フランチェス子のオ×××に人面瘡がデキた!「お前はダメ女だ」と朝な夕なに罵倒する人面瘡を、けなげにも“古賀さん”と呼んで共同生活をするフランチェス子の運命やいかに?極北の笑いと奇想天外な物語の裏に、現代人のジェンダーを見つめる醒めた視線が光る、著者の代表作。






予備知識ナシに図書館の本棚の姫野カオルコをみつけて取った。なんか面白そ!っと借りてきた。
それをうっかり電車で読んじゃった。ドギモ抜きっ!!!
電車で読んでもいいんだけれど・・・隣や立っている人にペケペケとかポコポコとか本に登場しているお言葉を見られ・・・
なんつーの読んでるの?
小さい文字だから見えっこないとは思うけれど、妙に警戒しなから読んでいた。
が・・・途中から、そんなことはどうでもいいんだ!と、どっぷりはまった。だって、フランチェス子すごいんだもん。
できものは上腕の裏にできた。病院に行くと、消えちゃう。でもまた現れる。で、布施明に退治してもらったところ、移動していた。
人面瘡だけだってギョッとするけれど、話すし動くし、挙句の果て住み着いたのはあそこ。
そしてずっとそこに住み着いた。名前は古賀さん。フランチェス子が命名した。
その人面瘡の古賀さんとフランチェス子のおかしなお話
そして古賀さんは・・・
米原万里さんの解説も・・・おもしろーい。
