読書備忘録
内容(「BOOK」データベースより)
就職、結婚、出産、子育て、嫁姑、実家との確執、職場復帰…故郷を離れた18歳から40年、3人は悩みを語り合ってきた。時には口に出せない痛みを抱えながら―。
地方から東京の大学に進学して知り合った3人の女友達のお話
大まかに同世代・・・4年制大学だと就職が難しかった時代。一流といわれる会社はほぼ親元通勤が条件に入っていたから、せっかくの優秀な人材をみすみすどうでもいい条件でどこかに行かれてしまって・・・って、そのころはちょっと働いてお嫁に行ってね。なんて考えがあったのよね。
4年制だと、役員の親戚とか、とんでもない会社の娘だとか、どこそこの常務の娘だとか・・・短大出の中に同期で~す。って言っても老けているし落ちついているから・・・なんて。
宝塚のことはよく知らないけれど、パート仲間がソノ費用を捻出するだけで働いているって人がいたっけ・・・
華やかに見えるけれど、お給料安いんだ。お食事に誘ったり、生活の足しにって現金包んだりするんだ。へぇ~なるほどそんなわけでパートしていたんだ。ファンだからね。
親の思うとおりに子供は育ってくれない・・・
医学部出て医者になったのにアフリカに行っちゃう。帰ってこないかも・・・もともと井戸の本読ませたのお母さんなんだけれどね・・・
「死ぬ前にアレやっておけばよかった。コレやっておけばよかったって後悔するよりは、いいよ」
「それは言える。あとになってお母さんが反対したせいでアレできなかった、コレできなかったって言われたら、もっとつらいよ」
この境地に入って、子育てはもう卒業します。って宣言できるのかな・・・どうぞお好きに、くれぐれも人様にご迷惑をかけぬよう。
社会に出て結婚して子供ができて・・・って特に何もなくそこまでいっていたら、親も特に子育てが終わった?なんてことも思わないのかもしれない。いつのまにかってことで・・・
でも、色々な人間がいるから、いろんなことしてくれる。それを、いろいろだよ!って言えるでっかい人間になれたらいいな~とは思うけれど・・・ま!悪い事さえしなければね。