山形市立第一小学校校舎は、山形県内初の鉄筋コンクリート構造の校舎で、3階建(一部は4階建)であり地下階が付いている。この校舎は、国内でも当時の鉄筋コンクリート建築技術の最先端を示すものである。
設備にも、教室の電気ストーブ、校舎屋上の電気時計、国産鋼を使用したスチールサッシやスチールドアの建具など、当時の最先端の技術が導入されている。デザインも玄関ポーチの半円アーチ開口窓の意匠や、門柱、柵などにドイツ表現主義、アール・デコ等の当時の最新デザインをとり入れている。
設計は山形の設計事務所としては最古参の秦・伊藤建築事務所が担当し、秦鷲雄と伊藤高蔵が中心的役割を果たしている。また山形出身の佐野利器はわが国のコンクリート造りの先駆者として知られているが、佐野と秦は縁戚関係にあり、この校舎の設計にも大きく関わっている。
山形県ホームページより
通りをちょっと曲がってみた。そしたらみつけた建物
観光文化交流センター 山形まなび館 と書いてあったから、楽しそう~と、入ってみた。
「山形まなび館」の前身の山形市立第一小学校は、昭和2年に山形県下初の鉄筋コンクリート造校舎として建設され、平成13年に国登録有形文化財となりました。
約80年間の小学校としての機能を卒業し、平成22年から中心市街地の賑わい創出のための施設「山形まなび館」として活用されています。
山形まなび館ホームページより