4月5日、運用から離脱していたK3・53編成が京葉車両センターから長野総合車両センターまで廃車回送されました。
京葉区を後に高架橋を駆け上り、外房線区間では三分咲きほどになった桜が出迎えます。
海浜幕張、蘇我-鎌取間
下り列車のダイヤは乱れていましたが、かつて走り慣れていた線区を201系はほぼ定刻どおりに運転されました。
秋葉原-御茶ノ水間
多摩丘陵のそびえる中央線に今までの朱色の201系から青色の201系が2年ぶりに出現します。
豊田-八王子間
富士山が見えるほど空気が澄み、空色に負けない201系の車体色が似合います。
石和温泉-酒折間
諏訪湖を身近にとらえることのできる、諏訪市街です。
上諏訪-下諏訪間
高架区間を走行すると、まもなく諏訪盆地から離れます。途中、K3編成はイレギュラーな行き先表示を掲げていました。
岡谷-みどり湖間
廃車に備え、今回はドア窓の広告シールも剥がされて側面が新製時を思わせます。
南松本-松本間
遊び心多めのサービスは撮ってても見てても面白くみえます。
快れた夕方の篠ノ井線にやがて日没が迫ります。
聖高原-冠着間、稲荷山駅構内
翌日の自走に向けて電源を落とし、国鉄形の揃う車両基地でしばらく留置されます。
長野総合車両センター
三脚を置き忘れて、橋の固定しての撮影となりました。居合わせていた友人の協力で、電車で追っかけるより1発多く撮影できました。