goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

元首相 菅直人

2013年12月11日 12時25分46秒 | えいこう語る
先日、函館市内で菅直人さんの講演会があり、友人に誘われて出席してきた。
講演内容は「福島原発事故で総理大臣として考えたこと」だ。
以前、彼が総理を降りた後に出版した著書を読んでいるので、期待感があまりなかった。
しかし、事故直後東電が撤退を決めた時、国家最大の危機だと感じ、それを阻止した時の緊張感と恐怖感は、聞く者の胸に伝わるものがあった。
しかし、講演会の中身は、やはりアベ政権をこのままにしておいては危険なので、民主党を盛り上げてほしいというものだった。
以前彼は頭を丸め、四国巡礼に出たことがある。そこで国民との対話を行ってきたようだ。
今回も全国各地への、民主党を立て直すための宣伝行脚としか、私には感じられなかった。
講演会があったその日に、みんなの党から江田氏と数名が離党し、民主、維新など、反自民勢力結集の動きを見せていた。
菅さんには、新たな政局への展開を聞きたかったのだ。
※生ガキが食べたくなった、10月8日の恵山(618M)山頂だ。


そこが読めないのか、この程度の内容で支持者が納得すると思っていたのかわからないが、三流に成り下がった政党だというのを印象付けた感じだった。
講演後、地元新聞社の編集委員による、少し突っ込んだ内容が展開されたが、会場からの質疑は、時間が取れず中止となった。
今という政局に、解体寸前の党の願い事など聞きたくないのだ。
民主党を支持する国民が、どんなことを希望しているのかを真摯に収集し、党の体制を立て直すための行脚ではないかと、怒りさえ覚える。
芸能界のアイドルが不祥事を起こし、全国を回りフアンの前で詫び、再起を図ろうとする、そんなものではないはずだ。
戦後最大の国家の危機を迎えている今、国民をどう導くのか、それが元首相の責務ではないかと“イラ菅”と呼ばれた元首相に対し、参加者の多くが“イラッ”としていたのではないだろうか。
主催者側に知り合いがいた。
「この後飲み会があるのから、私にも参加してくれ」という。
私は出席できないが、これだけは菅さんに尋ねておいてほしいと、告げた。
「今のような危険な自民党にさせないために、国民は「政権交代」をさせ、民主党に託した。わずか数年で、党が“メルトダウン”したのはなぜか」と。


コリアン・レポート

2013年12月10日 11時37分15秒 | えいこう語る
先日久しぶりで、北海道最大の繁華街ススキノで飲んだ。
タクシーの運転手さんに「アベノミクスで、札幌の景気はどうなっているのか」を聞いた。「全く効果がない」という。
タクシーの運転手さんは、実践的経済評論家である。
庶民の景気は、タクシーの乗車率が物語る。景気が良くなれば率は上昇するからだ。
タクシーは様々な人が乗るので、運転手さんは情報通が多い。まちの隅々まで詳しい。「安くて美味しいところ」といえば、すぐ答えが返ってくる。
雑誌やテレビで紹介されている店を訪ねると「この店はよしたほうがいい」などと、明快な答えが返ってくるのだ。
つまり、そのまちの「おもてなし度」が、タクシーの運転手さんとの会話で、計ることができる。
魅力あるまちには魅力あるまちを適切に紹介できる、運転手さんがいるからだ。
私はタクシー・ドライバーを「まち中コンシェルジュ」だと思っている。だからタクシー会社も、そんな基本方針で営業してほしいものだ。
ということを考えているうちに、ネオンさざめくススキノに到着だ。
※10日からウニとナマコ漁が解禁だ。今日は低気圧が津軽海峡にいるため出漁中止だ。


馴染みの居酒屋で腹ごしらえをしたので、ちょっぴり海外情報を仕入れる目的で?「韓国スナック」の扉を開ける。
店のオモニが作ったキムチと韓国焼酎で、海外にいる気分となる。感情移入は早いほうだ。
早速、店の女の子に、私の「愛する人?」の情報を尋ねた。
この店の子は留学生で、店が親戚の経営なのでアルバイトをしているという。
歌手、圭銀淑がどうしているかという問いに「彼女は少し太ってお母さんとアパート暮らしをしている」という。「日本に行って覚醒剤に手を染め、韓国の恥だ」ともいう。
多分その通りなのだろう。
でも「私が最も好きな歌手だったので更生し、早く日本に帰ってくることを期待している」と話し、彼女の歌をカラオケで歌った。
ところで、北朝鮮の僕ちゃんを、韓国の人はどう考えているかというのも尋ねてみた。
韓国にもよく戻るけど、この頃「2020年に半島が統一される」という噂が、飛び交っているという。
多分、北朝鮮の僕ちゃんが、国をまとめる事ができなくて、崩壊するという憶測らしい。
この情報、まんざら噂の域でもないらしいのは、近頃の北朝鮮事情が証明しているような気がする。
金正日の妹の夫で、僕ちゃんの後見人である北朝鮮NO2の実力者、張成沢が全権剥奪され失脚したという。
政権に疑心暗鬼が蔓延すれば、崩壊の下り坂をすべるが如しだ。
2020年は、東京オリンピックの年だ。
近隣に世界が注目する。そこに半島統一をソフトランディングさせる計画が、着々と進んでいるのではないだろうか。
そのためには、早い時期から半島統一ムードを国民の中で盛り上げていこうという,プロパガンダではないだろうか。
これは夢物語ではない、そうあってほしいと思う私の希望でもある。
祖国は一つだ。
国会周辺のデモも「イムジン河」を歌って「半島統一」と「我が国の平和」を静かに且つ力強くアピールしたらいかがだろうか。
「韓国の噂」から端を発し「憲法第九条の御旗を掲げる、誇りある我が祖国でありたい」と願う、コリアン・レポートである。


改造人間

2013年12月09日 13時32分58秒 | えいこう語る
北海道新聞コラム「卓上四季」に、東欧アルバニアの作家イスマイル・カダレの「夢宮殿」という作品が紹介されていた。
その「帝国」の国民は眠っている間に見た夢を国に報告しなければならない。役人は秘密裏に夢の意味を分析し反逆の兆候を探る、というものだ。
我が国がそんな帝国になれば、夢見人の私は牢獄にぶち込まれるのだ。
夢は誰にも覗かれないので、嘘をついてもばれないと思うが「嘘発見器」などというのずいぶん前から存在している。
特定秘密保護法が施行されると、世界一の「嘘発見器」が用意されているかもしれない。
「人間は、コンピューターより早く正確に計算することは不可能だ。
しかし、コンピューターは創造することができない。新しい発明や発見をすることはできない。コンピューターは時代の家来である。発明や発見は、その時代をくつがえす」とは、湯川秀樹博士の言葉だ。
時代の家来、そんなものに夢の中まで管理されることはないのだ。
夢は自在だ。追っ手など、夢の中で迷い子にさせてやる。
※息絶えようとしている鮭。


今夜の夢は「改造人間」だ。
前回首相の時、アベちゃんは大腸の病気で突然職場放棄した。
腸はデリケートなので、首相という自分の能力をはるかに超えた激務にストレスがたまり、脳が大混乱したのだろう。
前回のアベちゃんが、首相として一番足りなかったのは「頭脳」だ。
彼は再登板までの間、脳の強化にどんな努力を重ねたのだろうか。
東大にも入れない頭脳では、最近の周辺事態には対応できない。
当時の家庭教師で、現在自民党の平沢勝栄は、こう耳打ちした。
「祖父の墓を暴いて、頭脳を取り出し入れ替えてみたら」と。
実は、おじいさんの岸首相は、東大主席の頭脳といわれた。
A級戦犯を逃れ政界に復帰し、妖怪と言われた人物だ。
日米安保など、時代を動かす能力には長けている。この頭脳はいずれ我が国が使う時代はやってくるに違いないと、実は墓の中で「永久保存」していたのだ。
かくして、頭脳を入れ替える「改造人間計画」が実施されたのだ。
昔の日独伊3国同盟の好で、ヒットラーの保存されていた脳みそも、ちょっぴり拝借しブレンドしたのだ。
実は、世界の歴史を飾った人間の脳みそは、フィンランドの「オンカロ=隠す場所」に保存してあるのだ。これこそ秘密だ。
先日の、秘密保護法案でのアベちゃんの国会の答弁を思い出していただきたい。以前とはまったく人物が変わったような、強行答弁ではないか。
その改造計画が成功し、証明された一場面だ。
というのが今夜の私の夢だ。
しかし、私は大きな誤りを起こしてしまったらしい。
コンピューター(ブログ)はおしゃべりだ。世界中に今夜の夢が知れ渡ってしまうのだ。
夢の前に“アベ特高”に、踏み込まれたら一方もない。
アベちゃんを擁護する作戦に切り替えようと思うが、嘘発見器に見破られるに違いない。
何とか夢の中まで、この計画を持ち込まなければならない、などと、朝から意味不明のブログを書いていたら、テレビで石破ちゃんが私をにらめていた。
彼は、決して首相にしてはならない人物だ。
なぜなら、夢にまで出てくる顔だからだ。


国民栄誉賞

2013年12月07日 14時46分16秒 | えいこう語る
12月8日、我が大日本帝国海軍は真珠湾を攻撃し、史上最大の太平洋戦争が勃発した。
その数日前、私の村の沖合を北上した海軍の動向は、当然秘密にされた。
郵便局の電信も使用禁止となったという。
下北半島にいた海軍にも出動命令が出されたが、海軍の大演習が始まると思ったらしい。
68年前、国民ばかりでなく軍隊にも秘密にしたまま、粛々と戦争が遂行されたのだ。
自衛隊を国防軍にし、戦う国を目指すアベ内閣「特定秘密保護法案」を強行採決した。
※朝霞が立ち込める我が村。私の好きな風景の一つだ。


「アベシンゾウ、ついに悪魔に与(くみ)した」と、世界中にニュースが流れる。アパルトヘイトを廃止したマンデラ氏とは、天と地の差だ。
民主国家最大の危機と、文化人やマスコミ各社、さらに国民が日本各地で反旗を翻す。
何が特定秘密なのかというのも、総理の監視下に置かれる御用組織が決定するという。
こうなれば「特定情報公開法案」をつくるべきだ。
国家に有利で、国民に不利な特定秘密を「情報公開」した者には、一般市民から選ばれた審査員が「国民栄誉賞」を授与させる。
首相が選んだ「国民栄誉賞」か、国民が選んだ「国民栄誉賞」が価値があるものか、そんな競い合いが必要なのだ。
「治安維持法」ではなく「平和維持法」の制定も必要だ。
アベ内閣に反対の行動をとることが、どうやら国民の生命・身体・財産の保全につながるような時代になってきたようだ。
国民の生命を脅かす我が国最大のテロ組織は、アベシンゾウ率いる、自由という名をかたる非民主党という集団らしい。
と、鼻息荒くしたところで夢から覚めた。
昨日は、テレビの国会運営のニュースを観ながら、遅くまでお酒を飲んでいた。
明け方近く急いで夢を見たので、夢も短編となってしまった。


夢で逢いましょう

2013年12月06日 12時24分50秒 | えいこう語る
私は夢を見る、ほぼ毎日夢を見る。
アベシンゾウがゾンビのように再び首相になってから、夢は芸術祭参加作品のような、手の込んだものとなってきた。
夢は、テレビ、新聞、読書、実際に周辺で起きた出来事などを、私自らがシナリオを書き、ディレクターも務めるのだ。
出演者は世界各国からだが、夢だからギャラは一切ない。
特別秘密保護法案が可決しようとする今日、作品は常に暗い夢に成りがちだが、目覚めが悪いと一日中ブルーな気分に成るので、パロディータッチの反戦物語に仕上げることにしている。
最近は、スタジオ・ジブリのような、ほのぼのとしたアニメーション仕立てで監督をこなしている。
なぜ、そのよう作品にするかというと秘密保護法案なるものが、増殖し拡大しやすい怪獣のような感じがするからだ。
※まるで雪崩のような真冬の海でサーフィンに挑む若者。


私は現在、町会長をしているが、たとえば戦前の町会の歴史を紐解くと、こんな事実に出会う。
1940年(昭和15年)9:11の内務省訓令第17号「万民翼賛ノ本旨ニ則リ地方共同ノ任務ヲ遂行セシムル」として、町会や隣組が国家総動員体制の公的末端戦争協力組織となっていたからだ。
歴史は繰り返されるとしたら、町会長が自ら政府批判を行っていると噂されれば、隣のおじさんおばさんとも、話すことができなくなる。
そこで、私の“表現の自由”は、夢の中でしか保障される場所はないのだ。
だが、この頃のコンピューターの急激な進歩では“アベ特高”、夢の中も監視してくるかもしれない。
そこで私は、秘密保護法案の成立の前に、夢をコントロールするテクニックを取得したのだ。
夢の中は私のテリトリーだ。もし“アベ特高”が入り込んでも、煙に巻き落とし穴に落とすシナリオに変更すればいいだけだ。
早速昨日の夢では、アベちゃんが追いかけて私を詰問しようとする場面だ。
そこで私は場面を“風立ちぬ野原”に変更し、アベちゃんを誘い込んで、肥溜めに落としてやったところで、夢を終了させたのだ。
最後に、アベちゃんにセリフを与えておいた。
「臭気立ちぬ、いざ生きめやも」。
特定秘密保護法案、別名「治安維持法」だ。
民主国家最大の危機がスタートする。
早速、今夜の夢は閣僚全員を日本丸に乗せ、津軽海峡を通過するという設定だ。
我がとどほっけ港から、潜水艦が波紋も立てず出撃する。
魚雷一発で、日本丸を撃沈させようというシナリオだ。
エンディングには“海ゆかば”が厳かに流れる。いや、これではあまりにも戦争っぽい。石川さゆりが沈み行く日本丸を眺め、潜水艦の上で「津軽海峡冬景色」を絶唱するというのはいかがだろうか。
アニメーションというより、三谷幸喜作品に近いかもしれない。
私が平和維持軍は、その様子を過去に進駐軍が駐在していた、恵山頂上(618M) のレーダー基地から見下ろしているという設定だ。
そこにはマッカッサー元帥も登場させよう。
彼には米国憲法の創設者の一人、ジェームス、マディソンの言葉をいわせようと思う。
「人々が情報を持たず情報を入手する手段を持たないような政府は、喜劇への序章か悲劇への序章か、双方の序章に過ぎない」と。
平和維持軍に参加希望する方は、今夜の夢で逢いましょう。