戦後68年の今、我が国には不穏な空気が立ち込めている。
それは軍靴の足音が、東京から遥か彼方の片田舎にも響いてくるからだ。
我が国の中心、東京が変だ。
知事と首相が、共に信頼に値しない人物のようだからだ。
文化人だった知事は金の亡者となり、首相といえば、憲法を無視しやけに好戦的だ。
なぜこんな不安な日本になったのか「夢の新幹線」に乗って過去に戻ってみたら、1964年(昭和39年)で、停車した。
※晩酌の肴。真鱈のたちのポン酢、脂ののった真鰯の軽いアンチョビ、牛乳のチーズ豆腐だ。これじゃ日本酒がすすみ過ぎる。いい夢を見そうだ。

先日テレビで「オリンピックの身代金」というドラマに見た。
戦後の焼け跡から奇跡のカムバックを成し遂げた日本。
開国後の「富国強兵」に次ぐ「国威発揚」のスローガンを国民に明示し、オリンピックの開催が行われた。
オリンピックに係わるインフラの整備は、労働力の大移動を生み「一極集中」と「過疎化」という、不均等な国土を形成する。
このドラマはそんな時代に、出稼ぎ労働者が過酷な労働条件下で命を落としたという設定(犠牲者300人というのは事実のようだ)で、オリンピック開催を爆発物で阻止し、その労働者たちに報いようとする、一人の学生運動家の物語だ。
もちろんテロ行為ではあるが、次期東京オリンピックが、我が国に何をもたらすかの問題提起のドラマといえよう。
前オリンピックの開催で、我が国は高度経済成長路線を、ひたすら新幹線に飛び乗り、一気に突っ走ったのだ。
バブル期で脱線したが、それでも走り続けた。
脱線は復旧しなければならない。そこで第二回のオリンピック開催を目論んだ。
オリンピックは「経済復興」の中で「東日本の復興」をも印象付けようとする「国威発揚」だろうが、「過疎化」を促進する地方軽視の再来ではないかと、危惧する。
世の中のそんな流れに反旗を翻す、思想家や一般大衆が政府批判を重ねる現状がある。
特定秘密保護法案とは、それらの民主的な言動を阻止しようという、先手攻撃ではないかと、ふと考えてしまう。
そう考えると2020年の東京オリンピックは「平和の祭典」ではなく「富国強兵」への回帰の序章ではないかと推測してしまう。
クリステルさんの素敵な笑顔「お・も・て・な・し」のスローガンが、一転口裂け婆に変身し「富国強兵」「国威発揚」と叫んだ。
忘れていたが、自民党の憲法改正案には「天皇を国家元首」にとある。
ここまで来ると私の夢は、そろそろ覚醒段階に入るということを、自分で解るのだ。
2020年東京オリンピック。
「天皇陛下万歳」の下、開会式が挙行されたというところで、私は予定通り夢から覚めた。
なんだか今日は、うなされることもなくストーリがスムーズに進行した、気分爽快の朝だ。
それは軍靴の足音が、東京から遥か彼方の片田舎にも響いてくるからだ。
我が国の中心、東京が変だ。
知事と首相が、共に信頼に値しない人物のようだからだ。
文化人だった知事は金の亡者となり、首相といえば、憲法を無視しやけに好戦的だ。
なぜこんな不安な日本になったのか「夢の新幹線」に乗って過去に戻ってみたら、1964年(昭和39年)で、停車した。
※晩酌の肴。真鱈のたちのポン酢、脂ののった真鰯の軽いアンチョビ、牛乳のチーズ豆腐だ。これじゃ日本酒がすすみ過ぎる。いい夢を見そうだ。

先日テレビで「オリンピックの身代金」というドラマに見た。
戦後の焼け跡から奇跡のカムバックを成し遂げた日本。
開国後の「富国強兵」に次ぐ「国威発揚」のスローガンを国民に明示し、オリンピックの開催が行われた。
オリンピックに係わるインフラの整備は、労働力の大移動を生み「一極集中」と「過疎化」という、不均等な国土を形成する。
このドラマはそんな時代に、出稼ぎ労働者が過酷な労働条件下で命を落としたという設定(犠牲者300人というのは事実のようだ)で、オリンピック開催を爆発物で阻止し、その労働者たちに報いようとする、一人の学生運動家の物語だ。
もちろんテロ行為ではあるが、次期東京オリンピックが、我が国に何をもたらすかの問題提起のドラマといえよう。
前オリンピックの開催で、我が国は高度経済成長路線を、ひたすら新幹線に飛び乗り、一気に突っ走ったのだ。
バブル期で脱線したが、それでも走り続けた。
脱線は復旧しなければならない。そこで第二回のオリンピック開催を目論んだ。
オリンピックは「経済復興」の中で「東日本の復興」をも印象付けようとする「国威発揚」だろうが、「過疎化」を促進する地方軽視の再来ではないかと、危惧する。
世の中のそんな流れに反旗を翻す、思想家や一般大衆が政府批判を重ねる現状がある。
特定秘密保護法案とは、それらの民主的な言動を阻止しようという、先手攻撃ではないかと、ふと考えてしまう。
そう考えると2020年の東京オリンピックは「平和の祭典」ではなく「富国強兵」への回帰の序章ではないかと推測してしまう。
クリステルさんの素敵な笑顔「お・も・て・な・し」のスローガンが、一転口裂け婆に変身し「富国強兵」「国威発揚」と叫んだ。
忘れていたが、自民党の憲法改正案には「天皇を国家元首」にとある。
ここまで来ると私の夢は、そろそろ覚醒段階に入るということを、自分で解るのだ。
2020年東京オリンピック。
「天皇陛下万歳」の下、開会式が挙行されたというところで、私は予定通り夢から覚めた。
なんだか今日は、うなされることもなくストーリがスムーズに進行した、気分爽快の朝だ。