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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

改造人間

2013年12月09日 13時32分58秒 | えいこう語る
北海道新聞コラム「卓上四季」に、東欧アルバニアの作家イスマイル・カダレの「夢宮殿」という作品が紹介されていた。
その「帝国」の国民は眠っている間に見た夢を国に報告しなければならない。役人は秘密裏に夢の意味を分析し反逆の兆候を探る、というものだ。
我が国がそんな帝国になれば、夢見人の私は牢獄にぶち込まれるのだ。
夢は誰にも覗かれないので、嘘をついてもばれないと思うが「嘘発見器」などというのずいぶん前から存在している。
特定秘密保護法が施行されると、世界一の「嘘発見器」が用意されているかもしれない。
「人間は、コンピューターより早く正確に計算することは不可能だ。
しかし、コンピューターは創造することができない。新しい発明や発見をすることはできない。コンピューターは時代の家来である。発明や発見は、その時代をくつがえす」とは、湯川秀樹博士の言葉だ。
時代の家来、そんなものに夢の中まで管理されることはないのだ。
夢は自在だ。追っ手など、夢の中で迷い子にさせてやる。
※息絶えようとしている鮭。


今夜の夢は「改造人間」だ。
前回首相の時、アベちゃんは大腸の病気で突然職場放棄した。
腸はデリケートなので、首相という自分の能力をはるかに超えた激務にストレスがたまり、脳が大混乱したのだろう。
前回のアベちゃんが、首相として一番足りなかったのは「頭脳」だ。
彼は再登板までの間、脳の強化にどんな努力を重ねたのだろうか。
東大にも入れない頭脳では、最近の周辺事態には対応できない。
当時の家庭教師で、現在自民党の平沢勝栄は、こう耳打ちした。
「祖父の墓を暴いて、頭脳を取り出し入れ替えてみたら」と。
実は、おじいさんの岸首相は、東大主席の頭脳といわれた。
A級戦犯を逃れ政界に復帰し、妖怪と言われた人物だ。
日米安保など、時代を動かす能力には長けている。この頭脳はいずれ我が国が使う時代はやってくるに違いないと、実は墓の中で「永久保存」していたのだ。
かくして、頭脳を入れ替える「改造人間計画」が実施されたのだ。
昔の日独伊3国同盟の好で、ヒットラーの保存されていた脳みそも、ちょっぴり拝借しブレンドしたのだ。
実は、世界の歴史を飾った人間の脳みそは、フィンランドの「オンカロ=隠す場所」に保存してあるのだ。これこそ秘密だ。
先日の、秘密保護法案でのアベちゃんの国会の答弁を思い出していただきたい。以前とはまったく人物が変わったような、強行答弁ではないか。
その改造計画が成功し、証明された一場面だ。
というのが今夜の私の夢だ。
しかし、私は大きな誤りを起こしてしまったらしい。
コンピューター(ブログ)はおしゃべりだ。世界中に今夜の夢が知れ渡ってしまうのだ。
夢の前に“アベ特高”に、踏み込まれたら一方もない。
アベちゃんを擁護する作戦に切り替えようと思うが、嘘発見器に見破られるに違いない。
何とか夢の中まで、この計画を持ち込まなければならない、などと、朝から意味不明のブログを書いていたら、テレビで石破ちゃんが私をにらめていた。
彼は、決して首相にしてはならない人物だ。
なぜなら、夢にまで出てくる顔だからだ。