先日、函館市内で菅直人さんの講演会があり、友人に誘われて出席してきた。
講演内容は「福島原発事故で総理大臣として考えたこと」だ。
以前、彼が総理を降りた後に出版した著書を読んでいるので、期待感があまりなかった。
しかし、事故直後東電が撤退を決めた時、国家最大の危機だと感じ、それを阻止した時の緊張感と恐怖感は、聞く者の胸に伝わるものがあった。
しかし、講演会の中身は、やはりアベ政権をこのままにしておいては危険なので、民主党を盛り上げてほしいというものだった。
以前彼は頭を丸め、四国巡礼に出たことがある。そこで国民との対話を行ってきたようだ。
今回も全国各地への、民主党を立て直すための宣伝行脚としか、私には感じられなかった。
講演会があったその日に、みんなの党から江田氏と数名が離党し、民主、維新など、反自民勢力結集の動きを見せていた。
菅さんには、新たな政局への展開を聞きたかったのだ。
※生ガキが食べたくなった、10月8日の恵山(618M)山頂だ。

そこが読めないのか、この程度の内容で支持者が納得すると思っていたのかわからないが、三流に成り下がった政党だというのを印象付けた感じだった。
講演後、地元新聞社の編集委員による、少し突っ込んだ内容が展開されたが、会場からの質疑は、時間が取れず中止となった。
今という政局に、解体寸前の党の願い事など聞きたくないのだ。
民主党を支持する国民が、どんなことを希望しているのかを真摯に収集し、党の体制を立て直すための行脚ではないかと、怒りさえ覚える。
芸能界のアイドルが不祥事を起こし、全国を回りフアンの前で詫び、再起を図ろうとする、そんなものではないはずだ。
戦後最大の国家の危機を迎えている今、国民をどう導くのか、それが元首相の責務ではないかと“イラ菅”と呼ばれた元首相に対し、参加者の多くが“イラッ”としていたのではないだろうか。
主催者側に知り合いがいた。
「この後飲み会があるのから、私にも参加してくれ」という。
私は出席できないが、これだけは菅さんに尋ねておいてほしいと、告げた。
「今のような危険な自民党にさせないために、国民は「政権交代」をさせ、民主党に託した。わずか数年で、党が“メルトダウン”したのはなぜか」と。
講演内容は「福島原発事故で総理大臣として考えたこと」だ。
以前、彼が総理を降りた後に出版した著書を読んでいるので、期待感があまりなかった。
しかし、事故直後東電が撤退を決めた時、国家最大の危機だと感じ、それを阻止した時の緊張感と恐怖感は、聞く者の胸に伝わるものがあった。
しかし、講演会の中身は、やはりアベ政権をこのままにしておいては危険なので、民主党を盛り上げてほしいというものだった。
以前彼は頭を丸め、四国巡礼に出たことがある。そこで国民との対話を行ってきたようだ。
今回も全国各地への、民主党を立て直すための宣伝行脚としか、私には感じられなかった。
講演会があったその日に、みんなの党から江田氏と数名が離党し、民主、維新など、反自民勢力結集の動きを見せていた。
菅さんには、新たな政局への展開を聞きたかったのだ。
※生ガキが食べたくなった、10月8日の恵山(618M)山頂だ。

そこが読めないのか、この程度の内容で支持者が納得すると思っていたのかわからないが、三流に成り下がった政党だというのを印象付けた感じだった。
講演後、地元新聞社の編集委員による、少し突っ込んだ内容が展開されたが、会場からの質疑は、時間が取れず中止となった。
今という政局に、解体寸前の党の願い事など聞きたくないのだ。
民主党を支持する国民が、どんなことを希望しているのかを真摯に収集し、党の体制を立て直すための行脚ではないかと、怒りさえ覚える。
芸能界のアイドルが不祥事を起こし、全国を回りフアンの前で詫び、再起を図ろうとする、そんなものではないはずだ。
戦後最大の国家の危機を迎えている今、国民をどう導くのか、それが元首相の責務ではないかと“イラ菅”と呼ばれた元首相に対し、参加者の多くが“イラッ”としていたのではないだろうか。
主催者側に知り合いがいた。
「この後飲み会があるのから、私にも参加してくれ」という。
私は出席できないが、これだけは菅さんに尋ねておいてほしいと、告げた。
「今のような危険な自民党にさせないために、国民は「政権交代」をさせ、民主党に託した。わずか数年で、党が“メルトダウン”したのはなぜか」と。